shimano daiwa oneway cratch roller bealing-1

ワンウェイクラッチ/ローラークラッチベアリング

買取武蔵

ベイトリール の 片方向へのみと 回転する 玉軸「ワンウェイクラッチベアリング/ローラークラッチベアリング」という部品があります。(呼名:①ダイワ社ワンウェイクラッチ ②シマノ社ローラークラッチ ③アブ社アンチリバース)写真の様に ハンドルシャフト の 根元 に埋まっているベアリングで逆転 を 防止 するベアリングです。この ベアリング には 表情(個体差)がある 部品 で 交換時期 なのに 気が付かないで 使用している方も多いです。簡単 にいうと、この 部品 を 交換 する事で 新品同様な 巻き感覚に戻せる事 が多いんです。特に 巻き系 の アングラー には 心臓部 だとも言えます。管釣りでは 玉の数を増やしたり 減らしたりする 軽巻き チューン 等も あったりします。故障 や へたりの 症状は…

リールハンドルの逆回転の原因とパーツ

1.ハンドル がいきなり 逆回転 する。*特に寒い日(結露現象)
2.ハンドル が1〜2センチの戻り(ガタガタ)がある。
3.カクカク巻き をした時に 一瞬戻る。
4.リール を シェイク しながら 巻く と つまずくように 止まる。
5.超スロー巻きの時の 巻き感 が悪い。*ローラー&スリーブの磨耗
6.ガビガビ にサビが 発生しており 動かない。*塩噛み,錆噛み
7.リールを水没、雨に濡らしてから 時折 逆転現象が起こる。*油の流れ込み
8.ローラークラッチ部分に注油してから調子が悪い。*専用のグリスが必需

寿命には 個体差 がありますが、毎週末 釣りに行かれる方で、およそ2~3年程が目安です。また5年間程 で 逆回転系 の異常、ローラー棒の磨耗陥没 が発生します。*過去の故障事例


shimano daiwa oneway cratch roller bealing-4図は シマノ社 のリール。26番 と27番を ペア で交換する事を お勧めします。メーカー とモデル によっては 単品 で取り寄せが出来ない ボディ と一体型(アンセンブリー)の物もあります。ですので 中古リール以上の 高額修理代金 になる事もしばしば…



shimano daiwa oneway cratch roller bealing-1-2こちらが ワンウェイベアリング。[通販] 左が 中古品 で右が 新品 です。一目瞭然!ローラーの太さが 全然違います。左のは ローラーが 擦り減ってしまい 回転が 「痩せている、擦れている、振れている」という 巻き感 です。この ベアリング で約6年程の使用です。グリス や オイルは個人の好みがありますので ここでは明記しません。またこの ベアリング は リール のボディ に強めに圧着されているので、取り外しには 注意 が必要です。[参照]


shimano daiwa oneway cratch roller bealing-3クラッチチューブリング/スリーブ も重要です。こちらは傷が付いており 回転と同時に「カッカッ」と 引っ掛かりが発生しておりました。これを「ギアが悪いのでは?」と相談がありました。



こちらも ローラークラッチ内 に錆が発生したまま使用しており スリーブ が エグられ 磨耗 しています。新品の ローラークラッチ にこの パーツ を組んだのですが 滑りマクリ でした。ちなみに乗り物の世界でしたら 滑る=事故 ですのでよっぽどの 知識 がない限り リール は触らない方がいいでしょう。よくメーカーに メンテナンスサービス を依頼したら「ギア や 部品類 に 磨耗の跡がないのにかって部品を交換された ぼったくられた…」と言われる方が 多数おられますが 不良箇所を 目視 で 確認 する事はできません。


マイクロゲージで計測してみますと 0.05~0.15ミリ 以上の磨耗で寿命のようです。


みなさんも リール の メンテナンス を実施してみてくださいね。