BASSMASTERエリートシリーズとは・・・全米中を舞台として行われているバスフィッシングの大会。優勝賞金は日本円で約1500万円程。このエリートシリーズは下層のオープンリーグのみを勝ち上がってきた選手のみがエントリーする事ができる。ルールは全日程4日間で行われ2日間は予選、残りの2日間は決勝日となる。短日の総本数は5本(リミット)の総重量制で競い会う。近年はITテクノロジーの発達で各選手の終日の釣り方や攻め方の情報がリアルタイムで入手できるのがうれしい。
バスマスターエリートシリーズ2015 第3戦 開幕
バスマスターエリートシリーズ2015 第3戦 “Sacramento River戦”が始まりました。
開催されているエリアのマップです。カリフォルニアで最も大きい川で全長719kmの川です。(利根川の2倍以上)19都市以上に股がる川です。19世紀にアメリカ西部で起こったゴールドラッシュの影響で川周辺に移り住んだ人が多いとされている。水質は北カリフォルニアの火山山脈から湧いている水が流れでている水が土と混合して、マッディー水質らしい。wiki-usaより
事前情報によると試合のスケジュールはアーリースポーニング、及びミッドスポーニング時期になるらしい。殆どの選手はベッドフィッシングのサイトかクランキングパターンやカバー撃ちといった強い釣りで揃えてくるのではないのか?といった予想。全長が700km以上のある川なので、北に行けばまだスポーニングは始まっておらず、南にいけばスポーニンググは終わっているなどのシーズナルパターンのタイムラグがあるような事も考えられる点が最大の見所。
予選一日目
サクラメントリバーのサイトシーンはこんな感じです。カリフォルニアの田舎の風景。
殆どの選手がプラで見つけた魚のサイトのようです。
ブレントは大きな岩の陰を攻めているようです。
いるかな〜?
アザラシの登場です。この旦那が動きまくっているエリアではネストのバスが喰われまくっているとの釣り人伝説があるらしい。
清水プロです。
スキートは大きいのを釣ったようです。サイトの魚はこれで普通らしいです。温暖なカリフォルニアは魚の成長も尋常ではないです。
ケビンバンダムも赤クランクで釣っています。大きいです。うれしそうです。
こちらの選手も大きいのを釣っています。
伊豫部プロも60サイズを釣ったようです。3キロくらい。
初日のウェイン。伊豫部プロは10位です。
イッシュは7位です。この魚の個体からするとカバーフィッシングのようです。
予選1位のクリスザルダン選手です。
予選一日目結果
1 Chris Zaldain (5本) 13.92kg
2 Skeet Reese (5本) 11.72kg
3 Keith Combs (5本) 10.94kg
4 Aaron Martens (5本) 10.93kg
5 Cliff Pirch (5本) 10.88kg
6 Kevin VanDam (5本) 10.20kg
7 Ish Monroe (5本) 10.06kg
8 Bernie Schultz (5本) 9.58kg
8 Justin Lucas (5本) 9.58kg
10 伊豫部健 (5本) 9.57kg
約50cmのバス5本を揃えている計算になる。
予選二日目
予選二日目がはじまります。
アーロンはスポーニングエリア周辺を攻めているようです。
釣れたようです。
スキートはベッドを探しながらの巻き系の釣りのようです。
釣れたようです。
スピニングも使用しているようです。
ウェインです。フレッチャーは予選落ちです。残念。
予選二日目結果
1 Aaron Martens (5本) 12.20kg
2 Chris Zaldain (5本) 9.38 kg
3 Justin Lucas (5本) 11.40kg
4 Ish Monroe (5本) 10.52kg
5 Keith Combs (5本) 8.93kg
6 Cliff Pirch (5本) 8.68kg
7 伊豫部健 (5本) 9.75kg
8 Bobby Lane (5本) 7.77kg
9 Chris Lane (5本) 8.21kg
10 Dean Rojas (5本) 9.57kg
後編へ続く…
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