この記事に辿りついた方は、シマノのドラグ調整、交換方法にヒットした方かと思いますので記事を残します。ドラグはフルプルアップした時に、ラインが少しでも出る方がいいと思います。理由は針が曲がったり、ロッドが折れたり、スピナーベイトが折れたりという原因に繋がる為です。あと、交換も2年に一度はお進めします。最近、私のカルカッタコンクエスト101DCのドラグが締めても効かなくなってきたので交換する事にしました。
シマノベイトリールのドラグ交換術:スムーズな釣り体験を手に入れよう
まずはハンドルを取ります。
ビスを外してサイド本体を外します。この赤い丸の中にドラグが入っています。中の座金(黒い輪)は割れる時があるので、ゆっくりはがして下さい。
ばらしてズラッと並べます。2番目と4枚目のがドラグ板です。これらは座金という、柔らかい紙の様な素材 (?)です。これがドラグが滑る為に、一役かっている訳ですね。
今回、交換するのがコレ。私の場合は「シマノカルカッタコンクエスト101/100 」の展開図から #145「スタードラグ座金 C」300円 と #147「スタードラグ座金 A」300円 を近所の釣具屋さんでオーダーしました。
これを入れ替えるんですよ。しっかり、ドラグ用のグリスを使ってくださいね。そして、あとは組み立てるだけです。完成!ちなみに、スピニングはこの座金が3枚使われています。繊細なリールなんですね。
新品の座金を計ってみました。1.2mmです
古い座金を計ってみました。1.0mmです。輪の中にまた輪の後が付いてるのが見えますか?これが、2枚へたっている訳ですから、どうりでドラグが効かない訳ですよね。リールは大切にしてくださいね。修理オーバーホールの申し込みは こちら からお願いします。