オーバーホールで受付けしました シマノ 07ステラ C2000S です。大切に使用していたが スプール の上下運動(フリクション) の途中の 切り返し時点で 重くなってしまうそうです。自身でオーバーホールしてから 調子が悪い… 近所に釣具店が無い… このような ケースでお困りの方は お問い合わせ ください。ムサシオーバーホール 事業部ではスペアパーツも 豊富に在庫があります。
シマノ07ステラC2000Sの分解とグリスアップ術!
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ギア用オイル&グリス、通常ベアリング用 オイル、ワンウェイクラッチ用グリス その他…補充完了!
まずはオープン!
とても 硬く 締まっています… 原因はこれかな?
シマノ ステラ は ローラークラッチ に 汚オイル や ゴミ が溜まります。支柱を支える ローラー は6本のみ。
こんなに汚れが…
洗浄 と クリーニング です。そして 再度の オイルコーティング です。
オーバーホールの基本ステップは以下の通りです:①完全バラ ②完全洗浄 ③完全磨き上げ が基本です。[展開図]
スピニングリールの構造と調整
スピリングリール は ベイトリール のように普通の 知識感 では 上手く 分解メンテナンス できません。(この辺は企業秘密みたいな業界ですが… ) 写真のような 傘歯車(ベベルギア) が メイン で セット されて回っています。この ギア を支えているのが 上下左右 の一箇所 ずつの ベアリング です。普通にセットして回れば 問題はないのですが これに「巻き心地」や「軽さ」「重さ」なる人間様の 感覚 が絡んできます。それらの 調整 を行うのが シム とよばれる 薄型 のワッシャーです。それら の薄さ を使い分けて 圧を入れたり 逃したりします。0.1mm単位 で 表情が ガラリと 変わるので 非常 にやっかいです。
更に 例えるならば テープルの足が 4本 です。どこかの 足が少し短くても、長くても “カタカタ” と小さな 隙間 が発生します。これをどうやって調整するかが 仕上げ のポイントです。よく リール を バラすと 展開図 には載っていない ワッシャー が出てきますが それらを捨てたり 混ぜてしまったり すると 大変です。全てが 解らなくなってしまいます。また中古のリールは既に ギア類 や シャフト には目には見えない アタリ、ツキ、段差 が 付いているのでそれらを 調整するのは 難しく 一時的でしかないと思います。要するに 毎回、中身 のギア類、シャフト類、ベアリング類は 全部交換 したいのです。ただ そうなると本体の 値段 を超える 工賃部品代金 が発生します。
ベアリングの 公差 も測定、また 調整 する事も可能です。
今回の原因はこちらの 上下運動 でした。既に ギア と シャフト にキズ(曲がり) が発生しており シム 0.2mm程の 調整(逃し) で完了です。既に ギア類 の 調達 はできないので 苦肉の策です。
最終フィーリングは グリス の量で調整です。いい感じです!ステラッテマス。今回の代金は 6,000円+ベアリング代金 でした。リールのオーバーホール&メンテナンス、修理チューンはお任せください。リールは大切に!修理オーバーホールの申し込みは こちら からお願いします。