今回は シマノ 18ワールドシャウラ 1702R-2 の バッド部分 の ガイド を巻き直します。ご覧の様に曲がってしまったモノを触ってしまい グズグズ になってしまっておりました。ちなみに ガイドリング が割れてしまった場合には ガイド は新品へと交換となります。リングのみの 取り付け は不可となります。ムサシロッド リペア&カスタムズ では あなたのロッドを希望通りに 修理カスタム 致します。ロッド釣竿 に関する ご相談 お見積もりは こちらから お問い合わせ ください。


シマノ18ワールドシャウラのフットガイド修理を徹底解説!#ロッドカスタム日記

まずは ガイド を外して スレッド を剥きます。


次に使用するスレッドの選定です。細いモノ、太いモノ、透けるモノ 等々。自分が好きでロッド を 製作 するならば ともかく 修理 は ちょっと違います。オリジナルカラー に合わせる必要があります。特に 中古ロッド の場合は スレッド が日焼けしていたりもしてます。


今回の選定した スレッド8種類 です。これから選びます♪

ガイドスレッド巻き方



ワールドシャウラのスレッドには プロラップ製 325番 ファイアーレッド(ナイロン) を選定。これに少し調色を施して仕上げする事にしました。


巻いて~ 巻いて~


完成!


コーティング作業

次に ロッド を コーティングドライヤー (乾燥機) にかけますが 2ピースの 上部部分 だけを かける場合は 写真のような 治具(センターアジャスター) を使用します。とにかく 回転モノは センター(芯だし) が重要です。



これを スポッ!と入れれば誰でも簡単にセンターが取れます。


ポイズン アルティマトップガイド修理 写真次に コーティング 作業です。今回は 2回で 仕上げる事としました。この コーティング作業ですが 日本国内40年の ロッドビルディング史において 間違った情報が多数 流れています。恐らくですが アメリカ から入ってきた情報が 国内で 一色淡になってしまったんだと思われます。(米国の会社に質問等で確かめたりしています) 同時に 何が 正しいかという答えもありません。


まず 一度目のコーティングですが 巻き終えた スレッド を やや薄めに希釈した エポキシ を スレッド に染み込ませます。そして スレッド上に乗った余分な エポキシ(溜まり) を取って捨てます。この取った エポキシ は カップ には戻さずに必ず 別容器 へ捨てます。


そして最終仕上げです。普通に塗ります塗れます。一度目の コーティング で スレッド を固めてあるので 気泡 がでません。発生しても 2.3個といった所です。それを アルコールランプ で飛ばすのですが 火をあてるのも せいぜい コンマ何秒といったところです。また火をあてすぎる (1秒くらいでも) と溶剤が柔らかくなってしまい 仕上がりが 片盛り してしまいます。理想は全く火を使わない事です。


仕上がり

完成!ビフォー


完成!アフター。修理ですので 他のガイドと同じ雰囲気が出ているかというのが 大前提 です。今回の代金は ガイド代金込みで 約3,500~7,000円 となります。スレッド色 や ガイド種類 によって代金は変わります。ロッドの修理 や カスタムで お悩みの方は ご相談ください。修理カスタムの申し込みは こちら からお願いします。