オーバーホールで受付けしました シマノ 19 ヴァンキッシュ C3000MHG です。ボディ全体を踏んでしまった様子で 縦の動きに不備があります。自身でオーバーホールしてから 調子が悪い… 近所に釣具店が無い… このような ケースでお困りの方は お問い合わせ ください。ムサシオーバーホール 事業部ではスペアパーツも 豊富に在庫があります。
シマノ19ヴァンキッシュC3000MHGシャフト曲がり悩み解消の正しい方法!メンテナンス日記
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ギア用オイル&グリス、通常ベアリング用 オイル、ワンウェイクラッチ用グリス その他…補充完了!
まずはオープン!
シマノ ヴァンキッシュ は ローラークラッチ に 汚オイル や ゴミ が 溜まりやすい のでしっかりと 洗浄 と クリーニング です。支柱を支える ローラー は6本のみ。バビョ~ン笑 とならないように注意してくださいね!
個々の ローラー を拭いていきます。オーバーホールの基本ステップは以下の通りです:①完全バラ ②完全洗浄 ③完全磨き上げ が基本です。[展開図]
今回の原因はこちらの 部品番号 73番 メインシャフト組 の曲がりでした。写真では分かり難いですが (上部) 途中から コキッ と曲がっておりました。新品へ交換で対応です。
クリアランス調整
今回は ベアリング を新品に変えるので ベアリング公差(はめあい) なる調整を行います。これは ステラ や ヴァンキッシュ 等の スピニングリール には 傘歯車 が 使用されており 密接精度 が高く 調整が しっかりとなされているので 新しい ベアリング を入れると フィーリング や ギア圧 が変わってしまいます。また 古いグリス(垢)を落とすという事は 痩せてしまう という表現でもいいかもしれません。最終的なシム調整幅は 0.1~0.5mm にて 行っています。俗にいう バックラッシュ の調整です。
今回入れる(前回はいっていた) ベアリング幅 4.00mm に対して 実測は 3.99~3.98mm 幅 なので サイドベアリングを2つ交換した場合は 0.3mm位の クリアランス が発生します。この調整をしないで リール を組み上げた場合は ギア に 古い跡 と 新しい跡 がついてしまい おかしな フィーリング になってしまいます。(キリキリ鳴ったり、途中、ガッコンと落ちます) また新しい ギア を入れる作業も同等の 調整 が必要となってきます。
最終フィーリングは グリス の量で調整です。いい感じです!
ドラグも丁寧にグリスアップですね!
最後は梱包しまして完了です。今回の代金は 6,000円+パーツ代金 でした。リールのオーバーホール&メンテナンス、修理チューンはお任せください。リールは大切に!修理オーバーホールの申し込みは こちら からお願いします。