今回は ゼニス 石鯛竿 ZN18 480M の修理をします。繋ぎ目の部分でボキッと折れてしまったそうです。既に石鯛竿は 廃番 でいくらかかってもいいから修理して欲しいとの事でした。近年、急増する軽量系の カーボンロッド は カーボン厚が 薄いモデル も多数存在しており 折れやすいのも現状です。ムサシロッド リペア&カスタムズ では あなたのロッドを希望通りに カスタム修理 致します。ロッド釣竿 に関する ご相談 お見積もりは こちらから お問い合わせ ください。
絶対見逃せない!ゼニス石鯛竿の修理方法
まずは 折れた部分(印籠)を製作します。全く同じモノがないので やや太いモノを設定して削ってつくります。印籠部分 は 無地の特殊な素材です。
中継ぎのパイプを削ってから… 工場出荷。そこでは 再度のロッドに 焼き (硬化炉) を入れます。ボンドで 接着硬化 させればいいという訳ではないんです。ボンド接着だけでは 耐久性 がでません。ロッドは曲がるモノなので 難しく ややこしい代物です。
話は反れますが…旋盤作業は基本が大事ですね涙。四爪チャックの芯だしができるか?部材の切削スピードはあっているか? 切削スピードを割り出す公式を解っているのか? 硬いモノより 柔らかいモノを加工する方が スピード 上がるのでとても難しいですね。できるできないはともかく、解っているかいなかで雲泥の差がでますね。鰻屋が言っている “串打ち3年、裂き8年、焼き一生” は名言です。どちらにしても生涯修行ですね。
仕上がり完成
ついに完成です!
写真では分かり難いですが 差し込み部分にはテーパーを付けてあります。独自のノウハウです。修理はゴール地点が見えないので 正確な納期や値段が受付時に出せませんが ご理解頂きます。
ただし 仕事の内容は100%保証致します。早速の釣果報告頂きました。部材代金込みで 約18,000~48,000円 前後 (カスタム免責保証込み) となります。折れた部分のガイドがあるかないか?それらの素材はそのまま使えるかどうか? でお値段は大幅に変わります。後はクライアント様に引き渡す準備をしまして完成です。ロッドの修理 や カスタムで お悩みの方は ご相談ください。修理カスタムの申し込みは こちら からお願いします。