今回は ゼロドラゴン エレクトリック ジギング トルザイト トップガイド の トップガイドを修理します。魚とファイト中に ラインブレイク してしまい よくみると リング に ヒビ が入っていたそうです。ムサシロッド リペア&カスタムズ では あなたのロッドを希望通りに 修理カスタム 致します。ロッド釣竿 に関する ご相談 お見積もりは こちらから お問い合わせ ください。


ロッドの ガイド修理 は 難易度高め ~I still can’t get figure it out~

今回の修理する トップガイド です。ご覧のように リング が割れてしまっております。殆どのオーナー様は口を揃えて 「知らない間に割れていた」と言いますが 何かしらの 原因 があるかと思います。例:天井にぶつけたり スイベルを巻き込んだ 等々 です。


今回は とても面倒な作業でもある 交換用ガイド を一緒に探してみましょう!まずは ガイドを抜きます。このガイドには 特徴が2つありました。左端には エリ(針) があります。そして フレーム に “titanium/チタン” の 刻印 があります。


次に 富士工業の オンラインカタログ [url] にアクセスします。ペラペラ♪ と ページ をめくると 同じ形 と 色 の ガイド を発見! 商品名は “MNガイド” とあります。


マイクロメータ計測

次に リング径 を計測します。(実際にはしっかりと3点から計測しますが 撮影用ですので置いてます) この ロッド用ガイド なる モノ ですが 富士工業 の中の人によると ガイド(フレーム) を熱で膨張させ リング(sic) をセットしています。俗にいう “焼き嵌め” ですね。9.71ミリですので 膨張率 を考えると ガイド径 は 10ミリ となります。


次に ロッドティップ の径を計測します。2.62ミリ とでました。


再度、カタログ を参照します。左の赤枠 ガイド径10ミリ には パイプサイズ が 2.6ミリ と 2.8ミリ と存在しています。0.2ミリの差ですので 両方共に使用可能といえば 可能ですが…



修理ですので オリジナルを再現します。カタログには ガイド図面(右上赤枠) なるモノがあります。そこで 割れたオリジナル の O/D (Outer Diameter) 外径 を計測します。これで 2.91ミリ か 3.11ミリ かで ガイド の番手 が特定できます。


ホイ!とね。外径は 3.17ミリ でしたので…


こちらの ガイド は T-MNTT 10-2.8 となります。これを 失敗 すると 二度と出番のない ガイド君達が沢山 ストック されてしまう訳ですね。ロッドビルディング あるあるです😂


次にスレッドの選定です。細いモノ、太いモノ、透けるモノ 等々。自分が好きでロッド を 製作 するならば ともかく 修理カスタム は ちょっと違います。剥がした跡を隠す作業が必要となってくるからです。ちなみに 当店で修理した ロッド を 中古屋さんに売りにいった お方が 多数おられますが “修理品” として査定を減額された方は おりませんでした。

ガイドスレッド巻き方



ポイズン アルティマトップガイド修理 写真そして コーティングを施して完成です。コーティングは 数回に分けて施工します。


完成

完成!綺麗に仕上がりました。大きいの釣ってくださいね~。今回の代金は ガイド代金込みで 約7,000~12,800円 となります。スレッド色 や ガイド種類 によって代金は大幅に変わります。


また大きい マグロ様 をお願いしますね~!ロッドの修理 や カスタムで お悩みの方は ご相談ください。修理カスタムの申し込みは こちら からお願いします。