今回は ダイワ ハートランド AGS 832MSB-SV AGS21 の セパーレート グリップ を ストレートグリップヘ交換 (張り替え)します。ムサシロッド リペア&カスタムズ では あなたのロッドを希望通りに 修理カスタム 致します。ロッド釣竿 に関する ご相談 お見積もりは こちらから お問い合わせ ください。
バスロッド改造 は お任せ下さい~ 遠方の方も迅速に対応可能。
まず今回のクラアント様は遠方からですので ラインでのやり取りとなります。そうなると ああだ~こうだ~ の最終的に施工の段階で話のズレが出てきますので まずはモノを送って頂いて PCに取り込み CADデータ 及び グラフィティデータ に書き出します。
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— 買取武蔵@瀬田川店 (@kaitori634) December 1, 2022
最終的な 完成 イメージです。上から下に グリップ図を構成させていきます。写真の方眼マットはヒトマス 1cm ですので判りやすいかと思います。三回程のやり取りで 了承 頂けたので 次へ進みます。
グリップ形成削り
次にグリップを剥がしています。ペンチで ムシムシ と剥がします。
そして削っていくのですが… 旋盤台にセットする 木製シャフト はNG です。ステンレス等の硬質 金属製のモノを使用します。理由は 柔いモノは 振れるからです。そして 削る時に サンドペーパー も手であてない方がよいです。理由は力が 均等 に伝わらなく、もしくは 食って(グリップ)しまい。対象物が 周回毎 にブレてきてしまいます。達人が削る グリップ の 仕上がりはシャッキ と真っ直ぐなんですが 未熟人 が削ったモノは チクワのように ボコボコ 左右に微妙に曲がっています。それは 不思議と小さな フォアグリップ 一個から でも伝わる事です。
そこで スポンジブロック にサンドペーパー を巻いたりして使います。今回は プロフェッショナル用 サンドスティック を使用します。かなり高額ですが… これは 微妙 に反るので 必要以上に力がかからず かかりそうになったら逃げてくれます。車でいう 板サスペンション(リーフスプリング) と同じ効果が得られます。
イメージ通りにスラッシュしていきます。
話は反れますが…旋盤作業は基本が大事ですね涙。四爪チャックの芯だしができるか?部材の切削スピードはあっているか? 切削スピードを割り出す公式を解っているのか? 硬いモノより 柔らかいモノを加工する方が スピード 上がるのでとても難しいですね。できるできないはともかく、解っているかいなかで雲泥の差がでますね。鰻屋が言っている “串打ち3年、裂き8年、焼き一生” は名言です。どちらにしても生涯修行ですね。
作業を進めていき 削り跡が クロス していると 削り粉が均一なのが 上手くいっている 証拠 です。
クライアント様から オーダー頂いた グリップ の構図で仕上げていきます。
各部の加工
グリップとリールシートの差し込み口の加工も行います。こちらの 特殊な 斜めカット する 部分は 畳を製作する 治具でカット。道具に仕事させます♪
シート裏側のあたりの フィッティング も問題は無し。
エンド部も オリジナル の パーツ と 雰囲気 をそのまま残すように加工します。
グリップの接着
グリップ部分の接着ですが 市販のボンドは そのままでは使用できません。理由は 粘度 が高く グリップ 内部まで流れずに途中で止まってしまったり 隅々まで ボンド が行き渡りません。使用している ロッド グリップ の中から ミシミシ と聞こえた事はありませんか? 粘度は フレンチドレッシング位🍅 が 流し込み易い粘度 かな…と思います。
完成!綺麗に仕上がりました。
全体像~
エンドキャップ部分の フィッティング も問題は無しです!後は 最終仕上げ用 の番手で仕上げて完成です。大きいの釣ってくださいね😀 今回の代金は 素材代金込みで 約28,000~35,000円 となります。グリップ素材 や デザインによって代金は大幅に変わります。ロッドの修理 や カスタムで お悩みの方は ご相談ください。修理カスタムの申し込みは こちら からお願いします。