本日は2017年 チャプター琵琶湖の第3戦に参戦してきました。チャプターとはJB/NBC (日本バスクラブ) が開催しているアマチュア大会。 いわゆる公式戦となる。アマチュアの大会なので、景品はジュースやお菓子等が振る舞われる。個人的には琵琶湖で一番レベルの高い大会だと思う。理由は ①エリアが狭い ②タックル制限 ③ルールが厳しい ④リミット3本 等々。朝 5:09 の瀬田川周辺の様子。


天気予報

水位・雨量・放水量
日時 2017年 6月 11日 (日曜日)
琵琶湖水位 (6時平均) -16cm
洗堰放流量 (現在) 80m³/s
平均日雨量 (琵琶湖水域前年比) 0mm
水温 23.3℃

本日は10:00頃まで曇空が広がり、晴れと同時にバイトが出た。


朝一の桟橋の様子。”ミシミシ”と音を立ててボートが並ぶ。本日のエントリーは総勢79名。


朝一はタックルチェックを選手同士で行う。ボートのストレージやライブウェル(生簀)を確認したりする。本日も横の選手から「フェンダーとはなんですか?」と質問があった。「これをここに付けて、ボート同士の擦れを防止する道具ですよ。数年前に参加選手が指の骨を骨折する 怪我が発生したので、持参する事が義務付けられたんですよ」と説明させて頂いた。ここで「スマホで調べればわかるだろ?」となってしまう世の中の風潮だが、トーナメントを通じてコミュニケーションを磨く事も需要な事だと思う。


スタート

7:17 スタートです。ルールはバックリミット3本の総重量 (キーパー30cm)で競い合う。帰着受付時間は13:30までに本部に受付カードを申請して終了となる。エリアは琵琶湖大橋から近江大橋の間までと広き狭いエリア。


後ろからもズラリとボートが並ぶ。これらのボートが帰着と同時に、持ち帰る魚のウェイトで順位が決まる。


パターンとルアー “the big question remains”

本日に使用したリグの紹介。3.5グラムのジグヘッドにジャッカル社 フリックシェイク5.5インチ(FECO) をセット。本日の目標は50アップを3本。例年の結果からすると 40cm × 3本 (3キロ)の釣果だと圏外になってしまう。つまりは3キロでは0フィッシュと同じ扱い。残念ながら 本日は狙っている魚には触れなかった。(今思えば3.5グラムは重たかったか…と思う)


朝一に水をみた状態の判断から、水がタプついており 魚は浮いていなく、ディープレンジにいるだろうと判断した。それなのでリグはテキサスと判断したい所だったが、試合で使用できるワームが無かった。それなのでジグヘッドワッキーをチョイス。とにかく水温が上がり水が入れ替わる、11:00頃までに喰わせたい所だったが…


自分が狙ったエリアは、木ノ浜沖の5.0〜2.5mのハンプ。朝一はボトムのフラットをステイ長めで狙い、水温が上がる時間と同時にアップヒル&ダウンヒル。そしてウィードの新芽 (カナダ藻+エビ藻) にワームをかけては外してを繰り返した。いずれも産卵絡みで狙う。


10:50に40cmがヒット。ただ狙っていない違う顔のバス。動きはじめた様子でまだ白い。この間に水温が上昇しはじめて、みるみると水が入れ替わり始めた。この時点でお手上げの白旗状態となってしまった。午後になれば釣れると思うのだが、午前中に仕留めるには徹底的な要素が必要だと思った。なにがなぜダメだったのか?という理由がもっと明確に解ればいいのだが、わからないままの大きな「クエス?チョン」が残る大会となった。


上位陣は7キロ〜8キロ代とインタビューからは ①浚渫 ②ウィード ③ハードボトム 等々のキーワードがこだまする。今回の大会は「非常に苦しい時間」を押しつけられた結果となってしまった。理由は一歩も下がれなかったからという事からでもある。参加されました、選手の皆さん、運営者の方々、お疲れ様でした。次回また頑張ります。