先週末は強風予報のために 湖上関係は休み。来週からは トーナメントウィーク となるので 自身の仕事を前倒した週末でした。どちらにしても この時期は一年で厳しくなる季節。オカッパリからの方が狙い安くなりますね。本日も30分程の瀬田川調査へ..


天気予報

早朝と深夜は寒いが、日中は暖かい琵琶湖水系周辺。トップでも釣れている様子。


水位・雨量・放水量
日時 2018年 10月 22日 (月曜日)
琵琶湖水位 (6時平均) -34cm
洗堰放流量 (現在) 15m³/s
平均日雨量 (琵琶湖水域前年比) 0mm
水温 21.0℃

放水量も だだ止まりな琵琶湖。次の大雨で激変しそうな気配。魚はえらく元気ですよ。



毎日、水が濁ったり クリーンアップ したりと人間の想像以上に自然界の変化は早い。ギルがプカプカ浮いており、40クラスのバスもウロウロしています。



本日も オリジナル18スピナーベイト を巻く。ヘッド関係の事はあとにするとして まずはブレード関係の事を進める。今現在、スピナーベイトに使われている ブレードの種類は 約14種類 も存在していると言われている。日本市場では 4種類 ほどしか市場では見られない。理由は人気のないルアーになるからそこまで需要がないんだと思う。そんな所を紐解いていきながら、釣果テストを繰り返し、本当の答えを出したいというのが自分の狙い。


インディアナブレード ~雫型~


あの キング・オブ・トーナメンター “ケビンバンダム” が一番初めに投げると言われている タイプのスピナーベイト(ブレード)が この インディアナブレード* となる。何故かという理由の一つに極めて平均的なデザインだからと思う。自分もこのタイプのブレードが欲しい。理由は2つある ①バスが捕食している 餌(子ギル&小鮒、ワタカ) に似ているから ②ウィローブレードで釣れない時に カウンターベイト として使用できる…そんでもって オカッパリでもまぁまぁな 引き心地で使い易いと思う。試しにいくつか輸入してみたのだが…イマイチ掴めない。自分は色々とやる事の前に 前後の ストーリー や ビヘイビア も絶対に調べます。*地域により縦長さが若干違う。

バスマスターのサイトに インディアナブレード の歴史について書かれている記事があるので紹介。

ダブル インディアナスピナーベイトをイノベートしたのは ヒルデブラント(Hildebrandt) フロリダで働く アランというアングラー。(ヒルデブラントはドイツからの移民名) ヒルデブラントはブレードで有名になったが、元々は スピナーベイト を販売する会社に成長させたかったらしい。1972年に彼とあった時には 既に彼は大きな2枚のインディアナブレードを付けていた。大きなベイトが生息する水域では、当時から良く釣れていたらしい。そして友人の バーニー・シュルツ(Bernie Schultz)と改良を加えたモノが、シンローラー (Tin Roller willow)となる。このブレードは今でも市場で 売れ続けているブランドとなる。

“I met Alan Hildebrandt of the Hildebrandt company in 1972 and tried to talk him into getting me some really big spinner blades — sizes 6, 7 and 8 — but Alan kept telling me that he wasn’t in the blade business; he was in the spinnerbait business,” Porter recalled. “So I was surprised when I got a big box full of blades from Hildebrandt a year or so later. Without their help, it might have been decades before someone else gave my theory a real chance. Hildebrandt even came out with their own version, the ‘Tin Roller’ a few years later. It’s a spinnerbait that my friend Bernie Schultz [Elite Series pro and Bassmaster.com columnist] designed, and it’s still on the market.” ©bassmaster.com



つまりスピナーベイトは ブレードありきなのかな?とも思う。国内でシェア率一番の ノリーズ社 スピナーベイトのブレードは ヒルデブラント(Hildebrandt)社 シンローラーブレード や コロラドブレード に全部そっくり。やや厚めでセンターから後方にかけて下がるシェイプ。TIFA社の説明文によると ヴィーブレード というらしい…リスペクトサンプリングとも言うべきだろうか。世の中には全て 「ネタ」が存在する “釣れる” ってそういう事なんだなと思う。これらを見抜いた田辺氏は凄いと思う。ただオリジナルの ヒルデブラントのブレードは 一枚200円x2=400円もします。間違いなく ビジネスにはならない。スピナーベイトの部材ごときに5万円を突っ込んでいるが、モノオンクオリティーを求める自分にとっては ヒルデブラント を試してみたいですね。テスト詳細は後日…

流し込み

本日は 瀬田川ジグ30個 を流し込み 一個720円で販売します。ガマカツフックは一本150円以上する世界最高スペック。妥協は一切排除、ここ一番でポロンは困ります。自分は今後の JB/NBC戦 以外は全てこれを使います。釣具は 爆発的には売れないが理解が得られれば 少しずつ売れていく面白いモノでもあると思う。定期的に新商品販売は継続していきます。11月30日まで店頭 キャンペーンやっています。よろしくお願いします。