皆さん、お久しぶりです。エンジンの方が復活しましたので湖上業務を再開いたします。せっかく予約を頂いたのですが、スケジュールの関係で一方的にキャンセルしてしまい、お客様にはご迷惑をおかけしました。今後ともよろしくお願いします。
来週から2週間は猛暑になるらしい。
2016年8月5日(木)
6時の琵琶湖水位 -23cm
現在の洗堰放流量 15m³/s
前日の琵琶湖流域の平均日雨量 0mm
水温:30.3℃
久々のポイント前はカバーだらけでした。どこかにいるかな?ロッドを1ヶ月間以上も握らなかったのは実に10年ぶりでした。
ギルかな?と思ったらバスでしたが…小さい。
もうワンバイト!イエィ。
理由が解らないまま調子が悪かったエンジン。オイルセンサーがいきなり点灯して、エンジンが停止したりと意味不明な症状を繰り返していた。5月下旬の走行中にスピードダウン、エンジンの中からカラカラと音が発生してスピードがでない。そしてついに入院となった。
とはいったもの忙しいとの事で時間が掛かった。今回はオーバーホールに立ち会えるという事で少しずつですが、毎週、2.3時間の予約を取り、通いながらエンジンの中身を横で見せてもらう事になった。とりあえずは全てバラすしかないという事だった。
故障の原因は何らかの理由でオイルが急激に減り、コンロッド内部メタルとクランクシャフトにの最上部分にオイルが回らず、ガリキズが入ってしまったという事だった。ここが焼けてしまい カタカタ鳴っていた。オイルセンサーが壊れていたと思ったが、壊れていなかったようだ。
マーキュリー30馬力の4ストロークはピストンが3つ入っているそう。
このピストンリングも凄く汚れていたそうだ。ピストンの中でガソリンが爆発して、その爆発した余気圧がこれらの隙間を抜けて、インテークマニホールドという空気候を抜けていくらしいのだが、そこら一帯が真っ黒だったらしい。自分のエンジンはたるい感じがあり、多分これらが原因ではないかという事だった。
エンジンの内部は思っている以上に凄い繊細な所だった。アタリ目の角度や面積を調整するらしい。一度に組み上げずに仮組をしては、オイルやガソリンを流し込んでは、漏れや抜けチェックしながらの作業が進む。
今回からオイルは PENNZOIL製 Premium Outboard を推奨された。
そして本日、マリーナでヘッドを被せて試運転を開始。自分は知らなかったがエンジンは頭(ヘッド)と足(ロワーケース)は丸ごとメーカーから取り寄せができるらしい。エンジン本体が75万円で頭が35万、足が20万円くらいらしい。そのまま頭を乗せ変えてしまえばよかったと思った。毎度の事ながら馬力が上がれば、修理コストが上がり勉強代も高くなるという結末だった。