モノは動かず データが動きはじめる。
2017年 総括。今年も色々な方から 激励の言葉 や お叱りの言葉 を頂いた。まだまだ改善すべき事や 意識改革 の課題は山程あるが、来年の糧にしていこうと思います。今年の琵琶湖本湖は 例年になく大型が水揚げされた年になったと思う。ただ 訪れる釣り人の数は 毎年 少なくなりつつある。レンタルボート店も ハイシーズン 6.7.8月 を除いては 稼働率 70% といった感じだった。全ての事が右下がりなのかと思うが… 総務省公表による「大日本ブロードバンド契約者の総トラフィック量」は毎年、約40%の上がりを見せている。これはバブル時代の何か を遥かに超える勢いとなる。この波はくるべくして来た 技術革命で 乗るべき 波だと思う。総括はさて置き、今年も短い時間ながら 色々なルアーを投げたり、ロッドを振った。今年は緩めに 「瀬田川 タックル・オブ・ザ・イヤー 」と題して、瀬田川日記 と 六文銭日記 から ルアーとロッド を各3点紹介します。
六文銭日記より ロッド&リール をノミネート
①ロッド:オフィスユーカリー ジョーカー69MH鯰 ②リール:ジリオンTW XXHL 使用用途は 5gキャロで、鯰用でティップは柔らかいですが バットがしっかりしています。見た目がコレまでの鯰ロッドは渋い感じで和風なイメージな物が多いけど、カーボン調のヘッドキャップや クロスラッピング。ライムグリーンの刺し色も使われカッコイイ仕上がりとなっております。
①ロッド:ヘラクレスレッドマイスター67MH ②リール:スティーズTN6:3.1 使用用途は 10gラバージグ、10gキャロも引いてこれます。掛けてもバットが強いので寄せてこれます。 菊元さんのブログでは テンションが掛かった状態からでも、さらに食い込みシロがある クランキングロッド理論に基づいたテーパーデザインを採用 D-ZONEスペシャルとの事でした。
①ロッド:ワイルドサイド610MH ②リール:ZPI Zプライドダークブルー 使用用途は 7gキャロを細かく引いてくる。巻き取りのヌルヌル感が良好です。アクションがミディアムファーストなので、いうほどファーストテーパーではなくて程よい感じ。
瀬田川日記より ルアー をノミネート
ジャッカル社 ガンタレル・・・今更ながら 今年はギル系の ビックベイト に挑戦する事になった。理由は「ビックベイトで釣りたい」という 需要 がかなりあるのが一番だった。使い方は簡単で デカバスの補食ラインにルアー通すと クソデカイバスが顔を出すといった感じだった。バレも多いが エキサイトメント のたっぷり詰まった 夢のある ルアーだと思う。座右の英銘は innocent until proved GILLty. がピッタリだと思う。
ラッキークラフト社 SKTマグナム・・・釣具店で見かけたら 思わず吹いてしまう程のルアー。ビッククランクは色々とリリースされているが、このSKTの仕上がり感、釣果ともに 本物 だと思う。見た目はシャロークランクだが、サイズが大きいので かなり潜る。平均水深 4m程の琵琶湖南湖には丁度いいんだと思う。今年の 8月中旬に 木ノ浜沖 で掛けた デカバス がこのルアーを丸呑みしようとしいていた 光景を見て 2度も吹いてしまった。
ダイワ社 スティーズチャター 14グラム・・・チャターベイトは世の中に沢山リリースされているが、各社独自のコンセプトが詰まっており 非常に解り難いという 難点 があると思う。どれ位のスピードで巻けばいいのか? どんなトレーラーをセットすればいいのか?等々。物はしゃべれない。このチャターは ヘッドが ボトムダウン なデザインになっており、低重心設計&ブラシガード付き。カバーに当たった時に バイブレーションチック に揺れてくれる。設計者の意図が 明確 に伝わってくるルアーだと思った。来年はもう少し釣果が出せると思う。