本日は NBCチャプター琵琶湖 2024年 第1戦 イマカツ CUP に参戦するために、琵琶湖へ行ってきました。チャプターとは NBC=ニッポンバスクラブが主催している、バス釣り競技会のオフィシャルアマチュアトーナメント。アマチュアと言っても参加する選手の半分はプロ大会を経験している ベテランアングラーが集います。アマチュアなので 賞金制ではなく お菓子やジュースが振る舞われます。


NBCチャプター琵琶湖2024年第1戦:アマチュアトーナメントの舞台裏と大会結果

今年から アークロイヤル に会場が変更となり まずは移動です。このブログは 4年ぶりの更新ですので ここ数年のおさらいです~ 4年前から コロナ渦 と 琵琶湖不漁 が絡み 平日の マリーナ客は 2~3人。遂に マリーナ(ビワコマリン) は 倒産してしまい  今年から 賃貸人 である 大覚不動産社 に経営権が返上/譲渡 されたのはいいのですが 大幅な 駐艇料 の 値上げ に踏み切ったので 沢山の会員さんが マリーナ から出て行きました。この プリスポーン祭り期間なのに マリーナは 常に開店休業状態。事実上、崖っぷち 経営となっており もう 10年後 の琵琶湖には バスフィッシング というものすら 成立してない 可能性 を 感じています。


SF映画風に例えるならば 琵琶湖に 核爆弾(Prime Fire) が落ち 大半の魚と釣り人が死んでしまい。琵琶湖帝国 が崩壊。それでも生き延びようとする魚を 最新魚探(大量殺魚兵器)を積んだ 釣り人(侵略者)達が更にちんこ爆弾で 隠れている魚を 狙うといった ようなストーリーです。自分は ラバージグ や テキサス、クランクベイト といった いわゆる パワーフィシング が大好きだったんですが もう琵琶湖 では通用しなく 全く琵琶湖の面白さがなくなってしまい 湖にいくのを辞めて室内で仕事をする方に時間を費やしました。そして コロナが開け そこで 乗るか 反るか (ride or die) という判断に迫られましたが 新しい世代の釣りも面白くなってきたので 継続していくというが答えです。琵琶湖から離れた アングラー も多く、無論 ガイド業 を廃業された方も多く 当然の 判断 だと思います。


天気予報

水位・雨量・放水量
日時 2024年 3月 31日 (日曜日)
琵琶湖水位 (6時平均) 15cm
洗堰放流量 (現在) 200m³/s
平均日雨量 (琵琶湖水域前年比) 0mm
水温 12.5℃

今年は 例年よりも日照時間が少なく雨も多く降り 放水量もやや多い。本日の天気予報は当たらず。


ミーティング ~冠スポンサー紹介

朝の7:50 にミーティングが始まります。本日は総勢 52名の参加。(開幕戦では過去最低な参加人数) 参加されている選手の殆どは ベテランが多く、トラブルは全く無く 進行はスムーズに進みます。本日の 冠スポンサーは イマカツ~CATCH THE IMPOSSIBLE~ です。日本のトーナメントシーン黎明期から 30年以上牽引してきた 今江克隆選手 が設立したフィッシングブランド。釣りを愛する人に向けて プロトーナメントから生まれたアイデア を ルアー へ フィードバックさせた商品が多数リリースされています。 バスフィッシング を 追求した実釣力の高いルアーを多数輩出。 開発力、技術力が高いブランドとして高い評価を得ている。人気のある商品は直ぐに売り切れてしまい 入手困難 となってしまうので 買える時に買えるのがベストな選択とも言える。


トーナメント開始

8:09にスタート。ルールは魚3本の総重量で競い合う。キーパーサイズは30cm。13:30までに本部に帰着カードを申請して終了となる。途中、禁止エリア や ボート操船等で 他選手からクレームが入った選手は 失格となる。


プリプラクティス ~練習からの再現~

自分が狙ったエリアは 雄琴沖港から伸びた ミオ筋 周辺に絡む ウィードパッチ に回遊してくる魚を ミドスト で狙ったが 全く ベイトフィッシュ と バス や 他魚 の映りが無く 完全にお留守な状態だった。他にやる事も無く、やる必要も無く…一瞬でタイムアウトとなってしまった。いつもだったら 徹底的 に抗うべきなのだが 近年は違う。


大会結果(最近の入賞傾向)

本日の上位五名!おめでとうございます。[結果] いわゆる ライブスコープ を使用した デジタルパターン。優勝した笠井選手は 約60cm を3本 で 10キロ。しかも 魚探に映して釣り上げているので ポンコツ魚探しか 所有していない選手からしたら 悔しいを通り越して 脅威 でしかない。ここ数年、日本全国のプロアマ戦問わず 最新魚探 (高額) が全てを一新してしまっている。いわゆる “オールドスタイル VS ニュースタイル” それら の スタイルは完全に乖離しており 自分も含め 35歳以上のアングラー達には受け難い事実でもあると思う。昔は バスマガジン別冊 や VHS/DVD というものをみて 釣り方 や 魚の事を勉強したのだが 現代 は 魚探からの情報とSNSから情報が全てとなる。また インタビューの内容 も魚探を所有していない人には全く理解できない話の内容となっている。魚探も直ぐに買えれる値段ならば いいのだが バスボートトーナメント仕様 ともなると 150万円~250万円 の出費と喉を詰まらせる。会場の負け組席からでは「昭和の釣りをしてたらダメやで~」とか「過去の経験が邪魔をして新しい釣りができないんや~」という話し声が聞こえます。これはこれで 時代の変わり目を肌で体験できる事は ビジネス業界ではよくある事で 貴重な経験だと思っています。次回は 第2戦 04/21 (日) カスタムシートドットジェイピー CUP となります。運営者の方々&参加選手の皆様 お疲れ様でした。また次回も応援よろしくお願いします。P.S. 佐藤さん、林さん お疲れ様でした。