本日は NBCチャプター琵琶湖 2020年 第5戦 ゲーリーヤマモト CUP に参戦するために、琵琶湖へ行ってきました。チャプターとは NBC=ニッポンバスクラブが主催している、バス釣り競技会のオフィシャルアマチュアトーナメント。アマチュアと言っても参加する選手の半分はプロ大会を経験している ベテランアングラーが集います。アマチュアなので 賞金制ではなく お菓子やジュースが振る舞われます。


天気予報

水位・雨量・放水量
日時 2020年 7月 19日 (日曜日)
琵琶湖水位 (6時平均) -1cm
洗堰放流量 (現在) 全開m³/s
平均日雨量 (琵琶湖水域前年比) 0mm
水温 24.0℃

今年は 例年よりも日照時間が少なく雨も多く降り 放水量もやや多い。本日の天気予報は当たらず。


ミーティング ~冠スポンサー紹介

朝の6:58 にミーティングが始まります。本日は総勢 59名の参加。参加されている選手の殆どは ベテランが多く、トラブルは全く無く 進行はスムーズに進みます。本日の 冠スポンサーは ゲーリーヤマモトカスタムベイト(GYC) です。今年から ゲーリーヤマモト ワーム 10アイテムのなかから “人気カラー” である カラーコード#411 えびみそ が追加される。水質や状況を選ばず安定した釣果が全国からあげられている。霞ヶ浦水系や野池などのマッディーウォーターはもちろん、クリアーウォーターのナチュラルレイクやリザーバーなど、どんなシチュエーションでもバスと出会えるカラー。ちなみに新色が追加されるのは ①4″グラブ ②2.5″レッグワーム ③3.5″カットテール ④4″カットテール ⑤2″ヤマセンコー ⑥3″ヤマセンコー ⑦3″ファットヤマセンコー ⑧4″ヤマセンコー ⑨モコリークロー ⑩ディトレーター となっている。発売が楽しみだ。


トーナメント開始

7:12にスタート。ルールは魚3本の総重量で競い合う。キーパーサイズは30cm。13:30までに本部に帰着カードを申請して終了となる。途中、禁止エリア や ボート操船等で 他選手からクレームが入った選手は 失格となる。


プリプラクティス ~事前調査~

自分は 金曜日に正午まで湖上に浮く事ができた。今年は大雨の影響もあり 写真の様に最下流の瀬田川洗堰では 3門全開放流 という急激な放水を行っていた。そのため 本湖メインチャンネル付近 の水は物凄い勢いで流れており 水温水質も 全く安定していない状態で 釣れても40アップが一尾と 拾い釣りとなり 狙うのが 非常に難しかった。魚も急激な流れを嫌がって避難しているようにも思えた。本来、この時期だったら 沖の浚渫や地形絡みで デカバス が狙える時期なのだが まったく違う2020年の琵琶湖。どうなっているんだろうか?


本日のパターン

本日の使用したルアーの紹介です。プラでは 一尾の魚をかけたが バラしてしまった。ここ最近の魚の活性はとても低く ガッツキバイトが無く キスバイトといった様な タッチするだけの バイトがある。それなので ロッド は ダイワ社ブラックレーベル FM6101LFB (グラスコンポジット) を用意。この ロッド は早春時期に使用する番手で ハイシーズン に使用するのは ここ10年間で初めてとなった。それぐらい琵琶湖のフィールドには変化が起きている。これに クランクベイト は O.S.P社 ブリッツMR の濃いめな シースルーのカラーと ギル系ボーン素材をチョイス。このクランクは ややタイトな ウォブリングロール を発生させ スピナーベイト感覚で使用。これをヒシ藻の 茎に擦ってバイトをとる戦略。ちがう クランク でもいいのだが ヒシ藻の根は剛毛なので引っかかってしまう。ちなみにこのルアーは素材泳層姿勢から見ても 唯一無二のブツで ダイワ や ジャッカル、ラッキークラフトにもないタイプとなっている。

お気に入りクランクベイトの紹介


フライトが一番組みだったので まずは 北山田沖取水塔 を狙う。ここでヒットしてくれれば 展開が楽になるのだが…バイトあらず。


そのまま 人工島内部 の水が溜まっているプールエリア。本来は バズベイト か チャターベイト を投げる予定だったが…


天気予報は曇り予報に反して 快晴真夏空 になってきた。


急に暑くなり喉も乾いてくる。


ここで一気にプランを180度回転させて クランクパターン にシフト。


8:09に良型がヒット!疫病神の鯰かと思ったがバスだった。


9:10にまた同型がヒット!外掛かりのフック一本。


9:31にまたまた同型がヒット!内掛かりのフック一本。リミットメイク。ロッド選びが功を制したかな?


移動

そのまま下物まで移動して 取水塔エリアでヒット!アタリは ムニァ~ と来るだけだった。


48cm位がヒット!全部こんな掛かりかた…からの入れ替え成功!


帰着

そのままアタリが無く 帰着から検量へ。果たして釣れているのでしょうか?


皆 まあまあ釣れている気配がするのが 帰着時 のトーナメント会場。横にいた橋本選手もご満悦。この40cmのバス一本で21位となっており 一尾の価値が従来の 三倍 となっている。


大会結果

今回の上位入賞者5名。[結果] 自分は4,210gグラムの4位(47ポイント)をゲット。今回も滑って6位かなと思ったが滑らなかった。本日の上位陣は シャロー方面 から 貝捨て場 までパターンが選手様々でした。次回は 第6戦 08/23 (日)東レバウオCUP となります。運営者の方々&参加選手の皆様 お疲れ様でした。また次回も応援よろしくお願いします。P.S. 橋本君。佐藤さん、森さん お疲れ様でした。

»タックルデータ詳細

ロッド:ダイワ・ブラックレーベル FM 6101LFB 6’10”
リール:シマノ・カルカッタコンクエスト101(改)
ライン:サンライン・FCスナイパー 16lb
ルアー:O.S.P・ブリッツMR