リップラップガイドサービスの瀧川です。本日は琵琶湖でガイド業を行ってきましたのでリポートです。今週の琵琶湖の状況ですが、先週に接近した台風15号の影響で琵琶湖は一時的に放水されましたが、余り水中の変化はない様子でした。ただ魚の活性は余り高くないようで、ショートバイトに悩まされいるアングラーが多い今週の琵琶湖でした。
シャローでデカバスを狙え!
本日のゲスト様は大阪市からお越しの「里様」です。普段はおカッパリを中心に野池で釣りをされているそうです。今回のリクエストは「ベイトリールのみで大型を狙いたい」と言った内容でした。前回の釣行は5月頃に琵琶湖に来られ、残念ながら魚は触れなかったそうです。事実上、今回は全てが初めての琵琶湖となった。「一緒に魚を釣ってみましょう!」という事でスタート。
本日の瀬田川周辺の天気。すがすがしい朝だった。やはり人間の適正気温は23度くらいだと思う。
本日の天気予報は的中。絶好の釣り日和となったが、琵琶湖は釣り人が少なかった。
2015年08月28日(金)
6時の琵琶湖水位 -29cm
現在の洗堰放流量 30m³/s
前日の琵琶湖流域の平均日雨量 0mm
水温:26.80℃
またまた空は神秘的な琵琶湖の空。 朝の琵琶湖は天から光が注ぐ。
朝一は小ノ浜沖周辺でのシューティングを試しにいきましたが、魚が全くといっていい程、映らず移動です。
六本中周辺に移動してカナダ藻を撃っていく事にしました。私:「里さん。あのうっすらしたのが、ウィードです。見えますか?」里氏:「全然、見えないです。」私:「あれは見えますか?」里氏:「全然、見えないです。」実は自分も琵琶湖のウィードが全くと言っていい程、見えなかった一人でもあった。とりあえず手でウィード描いて説明して撃ってもらう事に、ディープラインの8メートルのポケットに入れてもらう様に挑戦して頂くが…
ポケットやエッジにしっかりアプローチできないとこのサイズが喰ってきてしまう。お昼過ぎまで挑戦と説明を上手く試みたが、今度はキャストの方が上手く、決まらない。バックラッシュの嵐になってしまう。結局、この辺では50アップを筆頭に…
ヒット!*フックが魚の目の横を貫通した場合の対応はココ
ヒット!
ヒット!
ヒット!
省略します。フリックシェイク!ヨヨチェキディスアメン
シャローに移動します。ここでもキャストします。がバックラッシュの連続です。
実はずっとバックラッシュしているので、リールを見せてもらった所、びっくりする位のピーキーなセッティングになっている。いろいろ調べていくと、このジリオンにはベイトフィネス用のベアリングがセットされており、オイルもライトオイルが塗られているようだった。とんでもなくスプールの回転数が早くなっていた、もの凄くサステーブルなリールになっており、これに高弾性のロッドでキャストすると、0.3秒後にアフロヘアの様にバックラッシュしてしまう。私:「これでは釣りは出来ないですよ〜」里氏:「私が下手だけかと思ってたんです。」私:「いやいや〜。皆、はじめは解らない事だらけですよ。」
このSTEETZも同様にセッティングが悪くキャストすら出来なかった。普通のリールが欲しい。
という訳で私のTD−Zとタクティスウォリヤーを渡して撃ってくと…
キャストが決まると釣れる。
コツを掴んでバイトを取っていくクライアント様。私:「前回の釣行もこのセットでしたら魚は触る確立は低くなりますね。高弾性のロッドにハイギアのリール+バックラッシュですとバイトは遠くなりますよね。スピニングも練習すればベイトキャストも上手くなりますよ。」里氏:「今日、初めて知りました〜」
本日は残念ながらタイムアップとなってしまった。とりあえず丘からも練習が可能なので、来週中に里氏と一緒に瀬田川で「ウィードを見る」「ボトムを取る」「リールのセッティング」の3項目を再度、練習&実行、ガイド業の任務を全うする事を約束した。勿論、無料である。例え遊びといえども「取引」は遊びではないと私は思っています。里様、本日はありがとうございました。100% satisfaction guaranteed