2015 5月
マンスリーアーカイブ 5月 2015
瀬田川へ (2015年 5月21日)
本日も16:30で仕事を〆て30分程、瀬田川へ... 釣れるかな?
まだ増水したままです。
2015年05月21日(木)
6時の琵琶湖水位 17cm
現在の洗堰放流量 80m³/s
前日の琵琶湖流域の平均日雨量 2.4mm
本日はベイトで狙います。
リグは昨日のヘビダンの7グラムです。
途中でスワンプに交換してウィード内のフラットを探ると、ママギルのネストだらけです。周辺では川鵜がウロウロしています。
ヒットです。40オーバー!
パシャ。パシャ。と写真をとります。下流の魚は本当に引きます!
次の瞬間にポロン!とバレてしまいます。このファインティング中の撮影は本当に難しいです。貴重なワンバイトを逃してしまいました...
ポストスポーンバスの探し方!! (マイクアイコネリ)
人気の無料動画サイト「youtube@Wired2Fish」より... マイクアイコネリ(Mike Iaconelli)がポストスポーンバス(アフターバス)(産卵後のバス)の探し方を紹介している動画があるので要点紹介です。
地形や湖の情報を辿り ポストスポーンの魚を探す
春に魚は本湖からワンド(湾)へ遡上して、産卵が終えると本湖へ戻るのが、魚の習性だという事を覚えて置いて欲しい。余談だが25%の魚はこれらの法則にあてはまらないらしい。
バスはシャローのワンドで産卵巣を作って産卵する。
そして産卵が終えた魚は本湖に戻る。それらの魚は体力を回復(慣らす)する為に、途中で停まるらしい。黒いポイントがその場所。そのポイントをコネクションポイント(connection point=地点)というらしい。そしてそれらのスポットをセカンダリーポイント(secondly point=場所)という。*ポイントとスポットは違う
それらのセカンダリーポイントの深場にデカバスはじっとしているらしい。また固い底質(岩や木)を好む。つまりはそれらの場所を狙い撃てば簡単に釣れるらしい。要するに隠れた一等地に大型が潜んでいるという事。
クランクベイトを使え
そしてここからが、アイク流のセカンダリーポイントの探し方の紹介です。まず用意するのが、ややオーバーダイブ気味なフローティングクランクベイトを多数。
セカンダリーポイントにありそうな(魚探に映った)障害物へ約10回程、サーチキャスト(fan cast)を繰り返すらしい。
とにかく根掛かりを恐れずに「グリグリ」ボトムも擦って巻くらしい。
そして、次にリップに何か付着していないか丹念に見るらしい。ここではドロが付いていた。木があれば木の粉がつくし、岩があればリップが削れるらしい。(FBIの捜査官みたいですね。)
そして、あとは見つけた良さげな場所にはマーカーブイを投げてゆっくり釣ればいいらしい。おかっぱりでも使えそうです。頭いいですね〜。
琵琶湖バスフィッシングガイドリポート~佐々木様~
本日は琵琶湖にてガイド業を行ってきましたので報告です。本日のゲスト様は大阪市からお越しの佐々木様です。今年からバスフィッシングを始められたそうです。先週もビワコマリン南店からお二人で出船されて、釣果の方がチビを一本だったという事でした。最近の琵琶湖では普通の釣果だと思います。せっかく琵琶湖に遠方から、来られるのでしたら大きい魚を掛けて頂きたいのが本望です。
アフターバスをヘビダンで狙い撃て!
佐々木様
朝一のマリーナに向かう途中で、クライアント様からのメールの再確認です。まず、持ち込むロッドが3本、主にベイトリールで釣りたい。といった内容の物でした。またビワコマリン南店(ヤマハマリーナ横)の周辺でポイントを案内して欲しいといった事でした。自分は「フィッシング・インストラクター」的な立ち位置で依頼者様の相談に乗りたい心構えです。
まずは朝一はタックルの打ち合わせです。リールは7.3のベイトリールに67MHの高弾性のロッド。ラインは6ポンド。
そしてリールはスピニング2500番に60のウルトラライトのロッドです。ラインは4ポンドのナイロンライン。結局、今日はこの2本のロッドのみで出船する事になりました。
そして結ばれていたワームが6インチのヤマセンコーにジグヘッド。
朝一は連日に魚が触れていた「鮎(アユ)パターン」を試みますが、鮎が魚探に移りません。鮎が何処かに行ってしまったようです。そして鮎がいた場所には...
なんと巨大ギルがネストを作っているようです。ご覧の様に3インチのワームを丸呑みする程のママギルがブレイク上のフラットにウロウロしている状態です。
ここから数時間、私と佐々木様の修行が始まります。ご存知かと思いますが、まだバスフィッシングを始められて数ヶ月のお方に「こうやって...こうやって...こう動かしましょう!」というのは本当に難しい事です。まずシャローでリグのコントロールの練習(シェイク&シェイクオフ)をします。そして意外にもギルが結構、練習に役立ってくれました。
ここである練習法のメタファーを紹介します。1984年の映画「カラテキッド」からです。ストーリーはいじめられっこのダニエルさんがミヤギ演じるPat Moritaにカラテの弟子入りをして、いじめっこを公式大会でブッとばす!といったモノ。映画の中でダニエルさんが 修行する際にミヤギさんの車のワックス塗りばかりさせられます。ミヤギは「ワックス塗る、ワックス拭き取る=WAX ON WAX OFF」の一連の動作ををダニエルさんに命令します。ある日、飽きれたダニエルさんは「ヘイ!ミヤギ。僕はもっと凄い技を教わりたいんだよ!」とミヤギさん に詰め寄ります。そしてミヤギに突然、殴られ体がかってに動く事に気付きます。そうですね。ワックスを塗る作業はカラテの型と同じ動作だったという事です。
スピニングでラインスラッグを叩いては、ウィードに掛けては、揺すってはの「シェイク・イット〜シェイク・イット・オフ」の練習を繰り返します。ここで佐々木様が「釣れなかったかったらどうしよ〜(涙)」といいますが... 私「大丈夫ですよ。終わる頃には沢山、釣れてますよ!(笑)」と言葉のやり取りが続きます。
鮎パターンが崩壊してしまったので、再度のエリアを探します。ビワコマリン南店沖の2.5m〜3.5mのウィードのフラット&ポケットを探します。
こんな所がベストです。広大な琵琶湖といえども、今現在の琵琶湖は釣れる場所はピンスポットです。
そして、最終的に私が見つけたピンスポットです。写真がポイントと魚探の映像です。ウィードのエッジです。バスが結構、映っていました。
ここでリグをチェンジです。先程の練習していたスピニングを置き、ヘビーダウンショット(ヘビダン)にします。重さは5グラムと7グラムに変更しています。ワームはブルーラメ系のストレートワームです。本日に圧倒的に良かったのが、スワンプクローラーのモエビカラーです。ダニエルさんがカラテパンチを繰り出す時です。
再度、ヘビダンで「シェイク・イット〜シェイク・イット・オフ」を繰り返します。練習の成果が出ており動作は完璧です。
次の瞬間!佐々木様にビックバイトです。ウッ〜!
釣れました!45センチ(>°))))彡) 祝!初ヘビダン&初ダウンショットフィッシュです。
私にもヒットです。
午後の時点で結構、釣れてしまい...ライブウェルが定員オーバーになってしまいました!
終了の30分前は恒例のスーパービックを狙いに船を走らせます!ここででたらデカイですよ!と..前もってお知らせしておきます。
〜シェイク・イット〜シェイク・イット・オフ〜
次の瞬間!また佐々木様にバイトです。
ありゃ〜!将来の60でした。ここでタイムアップです。結局、2人で笑いながら帰着しました。
結果です。結構、釣れましたよ!! 45cm,40cm,38cm,38cm etc...佐々木様。今日は一日有り難うございました。次回はテキサスリグで狙いに行きましょう!リップラップガイドサービスをこれからもよろしくお願いします。
NBCチャプター房総第2戦 2015年 05月20日の結果&パターン
NBCチャプター房総第2戦 ENGINE CUP 2015年 05月20日(水) 千葉県 亀山ダム の結果&パターンが公開されました。トーナメントの結果はこちら(JB/NBC公式)からどうぞ。入賞された選手の皆さんおめでとうございます。
関連tweet:
和歌山県・合川ダム攻略!! ~後編~ (菊元俊文)
前回では湖全域各ワンドで産卵行動に入るバスが多く見られた中、スポーニングに関わらない、バックウォーターのフィーディングに上がってくるバスをジャスティーンとシャッドテールを使い分け手にすることができた。しかし、2日目湖は減水し初日のパターンが効かない・・・菊元はどうアジャストしていくのか?! ヘラクレスファクトリーチューンモデル「LTS」の解説も必見。
おすすめフロッグルアー (ジャッカル・アイオビー IYOBE)
人気のフロッグ "中空" 釣れるルアー
今回のオススメのルアーはこのルアー「ジャッカル・アイオビー」(I-YOBE=アイオービ)のフロッグです。このフロッグはご存知「伊豫部健」プロによるプロデュースされたルアーです。実は私もエバーグレースでフロッグの凄さを見せつけられて、虜になっている一人です。ここ数年のフロッグで一番、お気に入りになっています。他のフロッグに浮気はいつでもしてもいいと思っていますが、このルアーがかなりいいヤツなので浮気はできない状態です。
まずは全体像からです。背中が凹んでいる場所が設けられているので、バイトした時にしっかり掛かる仕組みの様です。微妙な差で絶妙な設計だな〜と関心させられます。ご覧の様に顔中に「歯形」だらけです。名誉の印!!
裏顔もいい感じです。自分はカラーは「サイケ系」「ダーク系」「ホワイト系」の3系統をローテーションしています。
フックは専用設計で特注された針だそうです。
水に浮かべた時の姿勢です。これがこのフロッグの一番のポイントかなと思います。
動きはこちらです。
アシストフックにはガマカツの「324」を使用です。
FECO仕様にチューンです。あとラバーは自分は純正の円柱ラバーは使用していません。あれはムチの様に葦やカバーにクルッと巻き付いて使いにくいので、四柱ラバーのモノに交換です。あとラバーの表面をサンドペーパーで擦ってわざをザラザラを付けておき、接着面積を減らしておけばばリリーバッドの表面などピチャとなりません。
あとコレ!おもちゃの鈴です。これは100円ショップで購入したアクセサリーからとったプラスチックの鈴です。これをお尻の穴から入れときます。そうするとケロケロ鳴るんです。ケビンバンダムチューンです。