2018 11月 13

デイリーアーカイブ 2018年11月13日

魚探とオダ漁礁について写真

魚探を進化させた理由 “キテレツ人工漁礁”:fish attractors

今年2018年は、米バスマスタートーナメント団体が設立50周年を迎える節目の年となります。それに合わせて、多くの同船プレス記者によるメモリアルアーティクルがアップされています。その中から面白いものをピックアップし、要点を紹介します。この記事は、二つの記事を一つにまとめたものです。 驚きの進化!米国の人工漁礁とバスフィッシングの未来 みなさんは「オダ」や「漁礁」という言葉をご存知でしょうか?オダ漁礁とは、漁師さんが魚を獲るために事前に水中にブロックや木の枝などを沈めておく、いわば小魚寄せの仕掛けのことです。写真は北浦で有名な「エビオダ」というものです。小枝をまとめてロープで縛り、ポイントごとに沈めてあります。これを狙って釣りをすると、大きな魚が釣れるのです。国内では、自然に溜まった枝やゴミもオダと呼ぶアングラーも多いです。ただ、海外の バスフィッシングシーンでは、これらの オダ が大変ややこしい問題となっています。 米国では、これらのオダ漁礁は各州の自然管理局が魚資源確保のために独自に制作している。毎年、トーナメントが開催される度に湖底の「沈み物」は形を変えているのだ。写真はポリ塩化ビニル(PVC)製で、「ジョージアキューブ」と呼ばれている。底に砂利を引き、複雑な形がバスを魅了するらしい。また、人工物は自然の木材よりも耐久性が高く、半永久的に使用できるうえ、水質に悪影響を与えず、引き上げたい時に引き上げることができる。さらに、軽量なため輸送費も抑えられることから、全米中で関心が高まっている。カンザス州 では自然管理局が広報活動まで行っている。米国には数百種類の 人工オダ が存在するのだ。 米国の人工漁礁一部紹介 更に進化する人工漁礁 そしてこれはイリノイ州のシェルビービル湖に沈んでいるものです。切り株(スタンプ)に似せて作られているらしいです。大学教授の助言のもとに作られ、ある州でテストされたものが良くできた場合には、それらの人工オダ漁礁が数百個単位で制作され、翌週には投げ込まれるとのことです。アングラーが知らないうちに、様々な 人工的な自然変化 が作られるのです。 画像はジョージアブロックが映し出されている様子です。何がどこに沈んでいるのかを見つける作業は、これからの時代には一瞬で終わる時代に突入しています。魚探の進化には人工漁礁が密接に関わっているといっても過言ではないでしょう。 Georgia cubes as fish attractors aren't...

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