今回は DRT ツララ 79 リミックス の グリップ差し込み口割れ の 修復 をします。写真のように割れ口が裂けてしまう故障案件です。よくある破損/修理ですが 原因 は外見からの判断からではわかりません。ムサシロッド リペア&カスタムズ では あなたのロッドを希望通りに 修理カスタム 致します。ロッド釣竿 に関する ご相談 お見積もりは こちらから お問い合わせ ください。


DRTツララ79リミックスのグリップ差し込み口割れ修復:カーボン補強と塗装手法の解説

とりあえず修理するのですが 修理箇所によっては再度の破損が考えられるので クライアント様に事情を説明してから 修理します。ロゴの部分も吹き飛んでしまっておりますね…



カーボン補強

まずは 補強する カーボン を製作します。これらの カーボンパイプ は修理用となると ジャストサイズ の モノ が手に入りません。やや大きいサイズから 内径 を 旋盤 で加工します。


仕上げは 0.1mm 程の内径を締め付けを想定してからの 全塗装 です。内側にも張ります。


質感を全くに同じにして被せます。


そして内部の オフセット(パイプ幅) を 専用治具 でえぐり出します。


カーボン塗装

DRT x ツララ 73リミックス 傷補修 差し込み口割れ修復 修理写真次にカーボンの塗装ですが これらの知識も世の中には誤った情報が流布しています。正確には受け取り側が間違っていると思われます。職業訓練校からの受け売りですが 塗装/塗料 の基礎は上図が基本(definition) です。縦線が塗膜。横線が弾力(硬化剤)です。塗装する母材に対して上記をしっかりと調整(理解)する必要があります。


今回も溶剤を調整します。


剥がれ落ちていた ロゴ部分も接着からの 塗装。そして乾燥!



まだまだ乾燥からの手直し補強。


完成!壊れたモノを修復する当店独自のノウハウです。黄色のお店に持ち込んでも解らないでしょう。今回の代金は  約18,000~36,000円 となります。塗装する カラー や 使用する カーボンパイプ で代金は大幅に変わります。ロッドの修理 や カスタムで お悩みの方は ご相談ください。修理カスタムの申し込みは こちら からお願いします。