フロッグをチューンして楽しむ
まずこのフロッグのダビート(加納氏提供)ですが、アピール力は非常に高いです。更によりよく使用できるように改造方法を紹介です。題してリップラップガイドチューンです。中空フロッグの場合はボディの歪み、ゆがみ等も発生している場合がありますが、これは全てのルアーにある宿命で自分好みに仕上げるしかありません。また最高に釣れる”アタリ”ルアーを作るというのも楽しみの一つです。自分でいろいろと触ってみたところダビートはちょっとしたチューンで凄いフロッグに変貌させる事が可能ですので紹介します。
スモールフロッグでダブル50アップ
ノーマルの状態で裏はこんな感じです。
そして問題はココ。フッキングした時にフックポイントがボディに刺さる。既に刺さった後が多数。解決策はフックを交換すればいいのですが、フロッグ用のフックはハードベイトとは違い専用設計されたモノが必要です。
まず用意するものはカハラのフロッグ用亜鉛シンカー(FECO認定) *私は60個ストック(笑)
OFT社製のラバースレッダー
中央釣具(GOLDEN MEAN) からリリースされている。フロッグシーラー(これ最高!!)
解体です。
ラバーを1束用意です。私はオレンジにゴールドラメをチョイス。
コイツを抜きます。
この時には中性洗剤を混ぜた水を少し付けると作業が早い!
1本終了。
2本終了。
それでここからが重要!ダビートの針の位置を変えます。前に通っていた針の穴を後ろから抜きます。
ほら!この隙間幅が重要。ジャッカルのアイオビー風にチューンです。
パフッ!パフッ!これがフッキングのメカニズムです。パフパフ。この時にペンチでフックを曲げて調整が必要です。フックポイントがボディに少し掛かる位がベストです。
シーリングです。失敗してもまた剥がせますし、スカートもフックも交換できるので経済的なルアーです。ゴム風船にフックが付いているようなモノです。
次にホールを空けます。ここ重要です。穴を空ける時には下から上に空けます。理由は上から下に空けると水が入ってくるからです。自分は貫通はあえてさせないで少しパンクしたタイヤの様に空けるのが好きです。
そしてここも重要です。水に浮かべた時にフックポイントが少し水に隠れる位がベストです。理由は水草の茎や葉を拾ってしまうからです。このチューンは前方重心ですのでドックウォークはやり難いです。ダイビング系のポップアクションになります。またスカートが短いと切れのある動きになります。微調整はネイルシンカーなどで調整するといいと思います。基本ダビートはコレで満足な動きでした。あとは自分でいろいろやってみるしかないですね!
いただきま〜す!7月9日の瀬田川釣果
こちらのチューンド・フロッグですが、ガイド業務時に使用する為にストックが大量にあります。 売り切れ 希望の方には販売が可能です。オーダーは下記からどうぞ。2,199円(税込)*新品オレンジベリーのみ *60サイズ元払発送。特定商取引法