1970年代はアルファベット名が付けられたルアーが流行った時代だった。すべてはフレッドヤングのビックO(Big-O) に始まり今日に至る。ノーマン社はリトルN(Little N) バグリー社はバルサ(Balsa B) がバージョン違いで次々に発表された。当時はまるでルアー会社がアルファベット名を命名しなければらない雰囲気だったもいうべきだろうか...
そして本題の ボーマーのモデルA (Bomber Model A) 短くしゃがれた格好のクランクベイト。シャローバージョンからディープバージョンまで発売された。長く伸びたベロはボディの奥までモールドされており、ボディは素朴なソリッドカラーで中身にはラトルまでもがインサートされていた。*写真は1977年のボーマーのモデル A の広告
これらのルアーはバルサ製のルアー程に魅力はなかったが良く釣れた。当時は不良品で半透明のルアーがあったがそれらが良く釣れて、今日のゴーストカラーとなったようだ。これらの偶然が大きな資本家の目にとまり大きなルアー産業に発展した。ある会社はプリズムシートをいれたり、アルミホイルをいれたりと色々な製造方法が編み出された。それらのルアーはクリアーレイクで効いた。
それから時がたったが、当時のルアーと今日のルアーにはそれ程の差はない。ただフックの精度だけは進歩し続けている。そしてこのルアー ボーマーモデルAは未だにプラドコではベストセラーである事はいうまでもない。最後にカリフォルニアのデルタに行く時にはアップルレッドクローダットのサイズ6と7持参するように忠告しておく。
*記事や時系列に間違いがあるかも知れません。
The 1970s were packed with what was known as the “alphabet” lure craze. It all started with Fred Young’s Big-O and went from there. Norman had the Little N and Bagley...