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米国のバスマガジンにて記者を勤める ルイ スタウト氏。彼はトーナメント中、常にバスプロに密着している、いわばプレスアングラー。今までにはケビンバンダム関連の著作なども手掛けている。そんな彼が長年のバスプロとの同船経験から得た"バズベイト論"について 纏めている記事があるので要点紹介です。題して「バスプロ５人によるバズベイト５ヶ条」です。過去の記事ですが凄く濃い内容でしたので再アップです。まさに "目からバスの鱗" です。 なぜ バズベイトは凄いのか？ ～バズベイトの秘密～ これからの将来 バスマスターエリートシリーズで４日間バズベイトを投げ続けて優勝する選手は現れないだろう。でもこのバズベイトが釣れないルアーだと 勘違いしないで欲しい。この卵の泡立器みたいなルアーをプロ達からの説明を仰げば あなたでもしっかりと魚を釣る事ができるだろう。 三度のバスマスターチャンピオンに輝いた ケビンバンダムは述べる。「週末アングラーがバズベイトを使用しない事は大きな過ちだ！」テキサスのバスプロ、ゲーリークレインはこう述べる「大増水した時には必要不可欠なルアーだね。クリアウォータ＆マッディーウォーター問わずね。シャローでバスが何処にいるのか？探す時には使えるルアーなんだ。特に新しいエリアを素早くサーチする時には便利。その一尾はトーナメントにおいて凄く重要なんだ。」またトップウォーターのレジェンド ゼル ローランド氏は「ルアーには必要な要素は４つある。魚から...①見える ②聞こえる ③震える ④味がある ことなんだよね。バズベイトはその内３つの要素を備えた凄いルアーなんだ。」 ①スピード＆サウンドが変えられる ほとんどのアングラーがバズベイトの使い方を解っていない。ボックスから出して数回キャストして 釣れなければ締まってしまう。まず バズベイトを理解するには 何度もキャストして その日の魚のコンディションを把握しなくてはならないんだ。バズベイトは早く巻けばサウンドも高音になるし、遅く巻けばバイブレーションもサウンドも低音になる。またペラの角度を調整して水の抵抗値を上げれば もっとゆっくりと引ける。逆に早く巻きたい時にはペラを逃がしてやればよい。シーズンや時間帯によってバイト数も釣れる魚の種類も違うんだ。こんなルアーは他には存在しない。まさに最後のルアー "final weapon" さ。 ②夜釣りにも使える 私がプロに転向する前の話だが、私の故郷テキサスにスミス湖という湖がある。そこでナイトトーナメントというのが開催されている。実は優秀なバズベイトは殆どがスミス湖のアングラーによってプロデュースされている。夜のバスフィッシングは難しい。そう簡単に沢山の魚が釣れる訳でもない。ただバズベイトだけは別の話になる。日中はカバーに隠れているデカバスはフラットに入ってきて 積極的にフィーディングをする。そんな魚を狙い撃てるのがバズベイトさ。余談だが 俺の好きな夜のパターンに桟橋の"階段パターン"というのがある。スピナーベイトを水中の階段に投げて上段から下段へ一段ずつ落としてくるんだ。これが釣れるんだよね。ヘッヘ〜 ③シーズンを幅広くカバーできる ほとんどのアングラーがバズベイトは夏に使用すると思っているようだが、実は大きな間違いなんだ。過去の話だが水温７度代で沢山のデカバスをバズベイトで釣っているよ。季節は供に春と秋だった。ほとんどのアングラーは水温が７度ともなると バスはディープラインに落ちると思うけど大きな間違いだね。シーズン毎に違うけど 春や秋の暖かい午後にはバスはシャローに差してくる。危険を晒してまでシャローに差してくるという事は 餌を探しているという事にほかならない。俺の友達 ブルークス ロジャース君 は５８００グラムというデカバスをレイクフォースで釣ったんだ。この時期はまだ晩冬だった。これはスポーニングに動く前の魚でこの魚が自分の中での常識を変えたんだ。だから何処のフィールドでもジャークベイトやスピナーベイトで反応が得られない時はバズベイトを投げるようにしている。カラ カラ カラと水面をゆっくりと引くようにしているよ。 ④クリアーウォーターでも使用できる バズベイトはマッディーシャロー用のルアーと思われているようだが、実際にはクリアウォーターでも使えるルアーなんだ。クリアーウォーターで使用するにはスケールダウンしたタイプをチョイスすれば良い。私が育ったミシガン州の湖はとにかくスーパークリアーだったよ。水質がクリアーになればなるほどバズベイトの使い方は特殊になるんだ。スーパークリアーのべた凪の時には1/8ozのバズベイトの出番さ。このバズベイトのスカートの量を半分にするんだ。バズベイトのシルエットと存在感を落としては早巻きで使用するんだ。ヘッドの重心を水中側に置く事は常に重要だよ。フックアップ率が上がるからね。 ⑤軌道を変えられる。 すべてのルアーという物は真っすぐに泳がない。少し右に曲ったり 左に曲ったり 少しもたついたりと色々あるのは経験からでも解るかと思う。バズベイトもそんなルアーなんだ。殆どのバイトがルアーの泳ぐ軌道から外れた時にバイトが集中する。もちろん真っすぐに泳いでいる時にも魚はヒットする。ただデカバスに限って軌道から外れた時に掛かる率が高い。私の特殊なバズベイトの使い方を紹介するよ。まず用意するのは全く同じセットのロッドとバズベイトが結ばれたタックル。片方のバズベイトのアームは右側に少し曲げて左側に動くようにしておく。同様に片方のセットは左側に少し曲げて右側に動くようにしておく。これらのセットをカバーボートドックに対して使い分けていくんだ。おっと！曲げ過ぎには気を付けてもらいたいね。 You may never see a Bassmaster Elite...

インラインバズベイトのススメ 日本では馴染みの無いインラインバズベイト。普通のバスベイトがクランクアームなのに対して、インラインバズベイトは真っすぐなバズベイト。マイクによると、普通のバズベイトよりも立ち上がりが良い事とバイトが決まり安いらしい。またこの Molix製バズベイトのスクゥイーク音もいいらしい。