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魚の止血剤に炭酸飲料は有効なのか?
いつの間にか世界中のフィッシャーマンの間で定番になっている、フッキングが悪くエラに針が掛かってしまい、出血が止まらない場合の治療にはスプライトやコーラをかける止血治療方法。個人的にも興味があったので調べてみた。
魚の止血剤に炭酸飲料は有効なのか?
元々は5.6年前のUSバストーナメント中に選手達が魚の救命措置として炭酸飲料を掛けている映像が、世界中に流れて広がったと思われる。一匹の価値が数千万円に繋がるトーナメントでは迷信でも...残念ながら記事元のUSのサイトからは発見できなかった。©GL NEWS
当時、自分はこれらの事はスポンサー絡みのパフォーマンスだと思っていた。USのショーエンターテイメントのコントラクトには厳しい制約があるからだ。ちなみに自分はこれらのジューイッシュ系の企業は全く信用していない。例えば '85年に公開された映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の主人公はマクフライ。そしてマクフライの上司は「FUJITA」という日系アメリカ人がマクフライをクビにするシーンが盛り込まれている。フジタというのは日本マクドナルドの社長。そしてマクフライというのはマックのフライという意味である。色々調べてみたらやはり日本のマクドナルドの社長は、この映画会社に大金のスポンサー金を支払っていたとの自伝書に記録があった。つまりは逆輸入されたマクドナルドからの資本で本家の映画会社に登場して、主人公の米人をクビにするといったギャグ"Japanese Invasion"だったらしい。最近ではUSの映画には全て中国系企業が登場しているのはそんな理由からでもある。日本でも「安堂ロイド」なんてドラマがあったが、あれは間違いなく孫正義氏の資本だと思う。Beveragesカンパニーを筆頭に世の中はすこぶるどす黒い。©BASS
次にフォーラムでも質問が出ているので紹介します。
今週のトーナメント中に同船者が出血したバスの喉にコーラをかけて出血を止めたんだが、これらの事について詳しい人はいませんか?どうやら結構前から有名な止血方法らしいんだが...
聞いたことあるよ。でもコーラよりもスプライトの方が効き目があるらしいよ。
いやいや。そんな事よりフィッシングフォーミュラを使用した方がいいですよ。
それは本当だよ。水の中に入れた魚よりもスプライトをかけた魚の方が、血が早く固まるよ。何故か分からないけどね。なんにもやらないよりマシだね。
自分はトーナメントに参加しています。エラなどにフックが刺さった場合はまず、エラにコーラをかけてからフックを抜くと流血しにくいですよ。
このお方は実証動画をアップされております。
いろいろ調べていくうちにトラウトフィーシャーマンのページに辿りついた。この写真はトラウトにグビグビとコーラを飲ませている写真。ギャグかと思ったがそうではないらしい。どうやら山中でトラウトを釣って捌く際にコーラを飲ませておくと出血が少なくて済むらしい。同時にエラなどにキズを作って出血した場合にも飲ませるらしい。どちらにしてもグビグビやるらしい。©ginkandgasoline
この方はトラウトを調理する前にナイフにコーラを付けるらしい。
医科大学に問い合わせる
とりあえず気になったので止血剤で検察。フジファーマの止血剤(塗り薬)の成分と炭酸飲料の成分を調べてみた。水酸化ナトリウム(苛性:カセイソーダ)という成分が入っているらしい。この水酸化ナトリウムというのは、タンパク質を分解する性質があるらしい。ちなみにスプライトやマウンテンデューにはこれらの苛性ソーダの割合が高いらしい。とりあえずもっと調べたいが為に東京女子医大大学に問い合わせした所、断られてしまった。(私みたいなのが最近は多いらしい)同時に炭酸飲料の成分も企業秘密な訳でこの件は暗礁に乗り上げてしまった。どなたか成分を分析実証して頂ける方をお待ちしております。
後日、Dr.バスアングラー様よりメール頂きました
ビワエフさん。ちょっとご意見を。 止血剤の中に入ってるいる水酸化ナトリウムですが、これは単にpH調整の為に添加されてます。 止血の成分はあくまでトロンビンという血液に含まれる血液凝固成分です。 おそらく薬剤を作る際に、薬剤がpH酸性側に傾き過ぎたのだと思います。 それを生体内とか血液に近いpHに調整するために、酸性とは逆の塩基性である水酸化ナトリウムを加えて、酸性から塩基性に傾かせているんだと思います。
それから、飲料、食品の表示ですが、添加物、原料等は、絶対に全て表示しないとダメです。食品衛生法等の法律で決まっています。 なので、企業秘密といって添加しているものを隠すことはできません。 分量は隠せますが。 だだし、添加物の表示っていうのはややこしくて、添加物そのもの名前を表示しなくても、用途名を書くことで添加物の名前を省略できるかものがあります。 例えば、水酸化ナトリウムをpH調整の用途で添加した場合、pH調整剤と表示すれば、水酸化ナトリウムと表示しなくてもいいです。 恐らく、コーラとかスプライトの表示にpH調整剤と書いてあると思いますが、それが水酸化ナトリウムの可能性はあります。 水酸化ナトリウムではない場合もありますが。
pH調整剤として添加されている水酸化ナトリウムでタンパク質が解けるかというと恐らく無理だと思います。 実際、水酸化ナトリウムはタンパク質とかを溶かしますけど、コーラや、スプライトは水酸化ナトリウムを添加されてますけど、中性より酸性に傾いているので、水酸化ナトリウムのタンパク質を溶かす効果はゼロです。 むしろ、酸によるいろんなもの分解が起きていると思いますよ。 硫酸とか塩酸って物を溶かすって、よく聞くとら思いますが、あれの弱いバージョンです。オキシドールで傷口を消毒すると思いますけど、あれは酸性の液体なんで、寧ろコーラとかスプライトではそれに近いことが起きてる可能性はあります。
結論はあんまりハッキリしませんけど、酸による分解とかが止血に繋がるとは考え難いかな…と思ってます。 何となくありそうなのは、水酸化ナトリウムを加えているなら、ナトリウムイオンが溶液に存在していることになるんですが、そういう金属系のイオンが血液凝固因子に作用して、血液凝固を促進する可能性はあるかもと思います。