オーバーホール で受付けしました シマノ 04 ステラ 3000SDH A-RB (01870) です。ラインローラー部品が欠損しており使用できません。修理とメンテナンスを希望です。自身でオーバーホールしてから 調子が悪い… 近所に釣具店が無い… このような ケースでお困りの方は お問い合わせ ください。ムサシオーバーホール 事業部ではスペアパーツも 豊富に在庫があります。


釣具の救世主!オーバーホールでリールを復活させる

ギア用オイル&グリス、通常ベアリング用 オイル、ワンウェイクラッチ用グリス 補充完了!その他…医療用超音波洗浄機まで完備しております。


シマノ修理受付PR: ムサシオーバーホール は各メーカーの パーツ発注 から 取り付け まで迅速に対応できます。特に シマノ製リールの修理&メンテナンスはお待たせしません。お急ぎの方はご相談ください。


まずは オープン です。スピニングリールは 展開図通り に組んでも良くなる事は殆どありません。バイク の エンジン組み立て作業 に似ています。


中途半端に 組み上げてしまうとギアの噛み合わせが悪く にズレ傷(クセ) が付いてしまいより 悪くなってしまいます。つまりは壊してしまうという事になりますので ご注意ください。


今回は ローラークラッチ にも洗浄をかけます。


洗浄 と クリーニング です。そして 再度の オイルコーティング です。



ハンドルノブも固着して抜けません。特殊な工具で抜きます♪


オーバーホールの基本ステップは以下の通りです:①完全バラ ②完全洗浄 ③完全磨き上げ が基本です。[展開図]


クリアランス調整

シマノ ステラ 2500S-J オーバーホール修理値段今回は ベアリング を新品に変えるので ベアリング公差(はめあい) なる調整を行います。これは ステラ や ヴァンキッシュ 等の スピニングリール には 傘歯車 が 使用されており 密接精度 が高く 調整が しっかりとなされているので 新しい ベアリング を入れると フィーリング や ギア圧 が変わってしまいます。また 古いグリス(垢)を落とすという事は 痩せてしまう という表現でもいいかもしれません。最終的なシム調整幅は 0.1~0.5mm にて 行っています。俗にいう バックラッシュ の調整です。


シマノ 07 ステラ 2500 オーバーホールメンテナンス写真今回入れる(前回はいっていた) ベアリング幅 4.00mm に対して 実測は 3.99~3.98mm 幅 なので サイドベアリングを2つ交換した場合は 0.3mm位の クリアランス が発生します。この調整をしないで リール を組み上げた場合は ギア に 古い跡 と 新しい跡 がついてしまい おかしな フィーリング になってしまいます。(キリキリ鳴ったり、途中、ガッコンと落ちます) また新しい ギア を入れる作業も同等の 調整 が必要となってきます。


ベアリングは2種類のオイルで洗浄です。回転の調子を整えます。


内部のベアリングは全替え、そして再度の打ち込み、組み上げです。


これぐらいの見た目、車 や バイク でしたら普通ですが リール の場合は繊細なので かなり酷いレベルです。錆害に関しては こちら にて纏めていますので参考ください。


ギアに傷が入ってしまっているので グリス に テフロン剤 も混ぜて強めに締め上げます。


なんとか 復活 できました。


ドラグもしっかりと見直します。


カチカチ音が鳴らなくなったのはこちらが原因ですね。


最後に全体的な調整を済ませて完成です。今回の代金は 6,000円+ベアリング代金 でした。リールのオーバーホール&メンテナンス、修理チューンはお任せください。リールは大切に!修理オーバーホールの申し込みは こちら からお願いします。