オーバーホールで受付けしました シマノ 10 ステラ C2000 HGS (02427) です。ハンドルを回すと ジョリジョリ と異音、ベール を起こすと ガリッ と砂が混入している様です。自身でオーバーホールしてから 調子が悪い… 近所に釣具店が無い… このような ケースでお困りの方は お問い合わせ ください。ムサシオーバーホール 事業部ではスペアパーツも 豊富に在庫があります。
シマノ 10 ステラ C2000 HGS ジョリジョリ音から解放!ムサシオーバーホールで完璧復活
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ギア用オイル&グリス、通常ベアリング用 オイル、ワンウェイクラッチ用グリス その他…補充完了!
まずはオープン…早速ですが 大量の砂が出てきました涙 これぐらいの見た目、車 や バイク でしたら普通ですが リール の場合は繊細なので かなり酷いレベルです。異物混入に関しては こちら にて纏めていますので参考ください。
ベール部分内部にも大量の砂が…
徹底的に砂と小石を落としていきますヨ~
ローラークラッチ周辺 も汚れたオイルが体積しています。洗浄をかけます。
支柱を支える ローラー は6本のみ。そして 再度の オイルコーティング です。
オーバーホールの基本ステップは以下の通りです:①完全バラ ②完全洗浄 ③完全磨き上げ が基本です。[展開図]
スピニングリールの構造と調整
スピリングリール は ベイトリール のように普通の 知識感 では 上手く 分解メンテナンス できません。(この辺は企業秘密みたいな業界ですが… ) 写真のような 傘歯車(ベベルギア) が メイン で セット されて回っています。この ギア を支えているのが 上下左右 の一箇所 ずつの ベアリング です。普通にセットして回れば 問題はないのですが これに「巻き心地」や「軽さ」「重さ」なる人間様の 感覚 が絡んできます。それらの 調整 を行うのが シム とよばれる 薄型 のワッシャーです。それら の薄さ を使い分けて 圧を入れたり 逃したりします。0.1mm単位 で 表情が ガラリと 変わるので 非常 にやっかいです。
今回は ベアリング を新品に変えるので ベアリング公差(はめあい) なる調整を行います。これは ステラ や ヴァンキッシュ 等の スピニングリール には 傘歯車 が 使用されており 密接精度 が高く 調整が しっかりとなされているので 新しい ベアリング を入れると フィーリング や ギア圧 が変わってしまいます。また 古いグリス(垢)を落とすという事は 痩せてしまう という表現でもいいかもしれません。最終的なシム調整幅は 0.1~0.5mm にて 行っています。俗にいう バックラッシュ の調整です。
写真では分かり難いですが シャフト に小さな傷が沢山入ってしまっておりますね。
ベアリングは全て精査します♪
今回は シャフト と ピニオンギア を研磨しまして 修理(なるべくよく) します。これらのパーツは廃盤で 既に ギア類 の 調達 はできないので 苦肉の策です。
さぁ組み上げます♪
ラインローラーもしっかりと組み上げます。
ハンドルを装着からの ジャリ音は消えました。
最終フィーリングは グリス の量で調整です。今回の代金は 6,000円+ベアリング代金 でした。リールのオーバーホール&メンテナンス、修理チューンはお任せください。リールは大切に!修理オーバーホールの申し込みは こちら からお願いします。