オーバーホールで受付けしました シマノ 13 ステラSW 6000HG SE25 (03066) [取扱説明書] です。ハンドルを回すと明らかに ジャリジャリ と砂が混入している音が聞こえてきます。自身でオーバーホールしてから 調子が悪い… 近所に釣具店が無い… このような ケースでお困りの方は お問い合わせ ください。ムサシオーバーホール 事業部ではスペアパーツも 豊富に在庫があります。
シマノ13ステラSW 6000HG SE25のジャリジャリ音から完全オーバーホールの解決策!
PR: ムサシオーバーホール は各メーカーの パーツ発注 から 取り付け まで迅速に対応できます。特に シマノ製リールの修理&メンテナンスはお待たせしません。お急ぎの方はご相談ください。
ギア用オイル&グリス、通常ベアリング用 オイル、ワンウェイクラッチ用グリス その他…補充完了!
まずはオープン!
スプールを外すと 大量の砂が出てきました涙 これぐらいの見た目、車 や バイク でしたら普通ですが リール の場合は繊細なので かなり酷いレベルです。異物混入に関しては こちら にて纏めていますので参考ください。
ローラークラッチ周辺にも 細かな砂が大量に入っておりました。ここに オイル が加わると苦いコーヒー のような ザラザラ した感覚になりますね。
砂を落とすのには エアーブロー が最適ですね。プシュ~
ベールのカバーの中にも~
19ステラ10000PG傷修復大公開!!
今回は シマノ 19 ステラSW 10000PG (03967) の 小傷 を修復します。傷が気になるとの事で ボディを変えるまででもないのですが…
小傷の部分はフット部分に ぶつけたかなにかで 塗装が剥がれております。
シマノ 19 ステラSW のカラーは ブラック基調 ブルー&ラメ です。今回も調色します♪ 塗装と研磨を繰り返して 最終的に 肌調整 をして合わせます。これらの作業は簡単にできそうですが 知識と経験が必要な作業です。
完成!アングル 35度 からみた写真。
完成!アングル 25度 からみた写真です。表層 で 仕上げてあるので 下の層まで見抜ける眼力が働きませんヨ~
オーバーホールの基本ステップは以下の通りです:①完全バラ ②完全洗浄 ③完全磨き上げ が基本です。[展開図]
ピッカピカ✨
ピニオンギアの 内部 の内部にも傷がありましたので 磨きます。
かなり スムース になりました。
クリアランス調整
今回は ベアリング を新品に変えるので ベアリング公差(はめあい) なる調整を行います。これは ステラ や ヴァンキッシュ 等の スピニングリール には 傘歯車 が 使用されており 密接精度 が高く 調整が しっかりとなされているので 新しい ベアリング を入れると フィーリング や ギア圧 が変わってしまいます。また 古いグリス(垢)を落とすという事は 痩せてしまう という表現でもいいかもしれません。最終的なシム調整幅は 0.1~0.5mm にて 行っています。俗にいう バックラッシュ の調整です。
今回入れる(前回はいっていた) ベアリング幅 4.00mm に対して 実測は 3.99~3.98mm 幅 なので サイドベアリングを2つ交換した場合は 0.3mm位の クリアランス が発生します。この調整をしないで リール を組み上げた場合は ギア に 古い跡 と 新しい跡 がついてしまい おかしな フィーリング になってしまいます。(キリキリ鳴ったり、途中、ガッコンと落ちます) また新しい ギア を入れる作業も同等の 調整 が必要となってきます。
ベアリングに異常がないか チェック を入れます。
最終フィーリングは グリス の量で調整です。
ドラグ部分も真っ黒でした汗
最後は梱包しまして完了です。今回の代金は 6,500円+パーツ代金 でした。リールのオーバーホール&メンテナンス、修理チューンはお任せください。リールは大切に!修理オーバーホールの申し込みは こちら からお願いします。