オーバーホール修理 で受付けしました シマノ 18 アルデバランMGL 30HG (038791) [取扱説明書] です。内部のギアから激しい異音があります。ドラグクリッカーを装着して欲しいとの事です。自身でオーバーホールしてから 調子が悪い… 近所に釣具店が無い… このような ケースでお困りの方は お問い合わせ ください。ムサシオーバーホール 事業部ではスペアパーツも 豊富に在庫があります。


ドラグクリッカー取り付けも対応!シマノ18アルデバランMGL30HGオーバーホール徹底解説

ギア用オイル&グリス、通常ベアリング用 オイル、ワンウェイクラッチ用グリス 補充完了!その他…医療用超音波洗浄機まで完備しております。


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まずはバラします。早速ですが ギア類が磨耗して 真っ黒黒でした。これではダメですね~


オーバーホールの基本ステップは以下の通りです:①完全バラ ②完全洗浄 ③完全磨き上げ が基本です。[展開図]


パーツ類も 超音波洗浄機 で洗います。ブラシでは落とせない汚れもしっかりと落とせます。



ベアリング は 二種類 の オイル で 洗浄 です。


ボディも ピカピカ✨ になりました。


ドラグクリッカー取り付け

今回は、最近流行している「ドラグクリッカーキット」の装着作業を紹介します。これは、外国製のカスタムパーツ、いわゆる社外製のドラグサウンド追加キットです。ダイワ製品用やシマノ製品用、アブ製品用など、さまざまな種類があります。ただし、これが結構やっかいなもので、型番がわからなかったり、調整用のパーツが付属していなかったりすることもあります。また、単純に取り付けただけでは動作しない場合もあります。ちなみに、ドラグクリッカーは〇〇社〇〇用と謳われていますが、サイズやクリアランスさえ合えば、ほぼすべての機種に装着可能です。


まずはパーツを追加していきます。クリアランスの調整は、カーボンドラグワッシャーの厚みを用いて行います。この時点で、一般の方には取り付けのハードルが高くなります。理由は、カーボンドラグワッシャーが入手できません。厚みや大きさを考慮しながら調整を進めていきます。これは、エンジンのベースガスケット調整に 似た作業です。


そして組み上げ完了!カバーを装着しましたが…ハンドルが回りません。


写真からも判断できるように ワンウェイクラッチ がギアプレートに接触してしまっております。*写真は例図で 部品のスリーブがあたってしまっております。


それなので ワンウェイクラッチ の耳を落とします。約 0.2ミリ程です。


余談ですが こちらのワンウェイクラッチベアリングは国産でよい切粉がでます。中華製パーツはこうなりませんね。


ピカッとね!


面位置オッケ!ケース内部に合わせます。いわゆるエンジンケースの面研作業とおなじです。ちなみに ケース側を追い込めない場合は ワッシャー側を フライス盤 で追い込みます。


作業が完了しました。カリカリ♪ とドラグサウンドが効いております♪


最後はハンドルのリテーナーを締めまして完了です。今回の代金は 4,000円+パーツ代金 でした。リールのオーバーホール&メンテナンス、修理チューンはお任せください。リールは大切に!修理オーバーホールの申し込みは こちら からお願いします。