オーバーホールで受付けしました シマノ 19 ステラSW 14000XG (03968) です。新品で購入後、数年で調子が悪くなり ある日 突然 内部から カラカラ と異音がして 数日後に ハンドル がロックして回らなくなってしまったそうです。自身でオーバーホールしてから 調子が悪い… 近所に釣具店が無い… このような ケースでお困りの方は お問い合わせ ください。ムサシオーバーホール 事業部ではスペアパーツも 豊富に在庫があります。
シマノ ステラSW 14000XGのオーバーホール完全ガイド
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ギア用オイル&グリス、通常ベアリング用 オイル、ワンウェイクラッチ用グリス その他…補充完了!
まずはオープン!スピニングリール は ローラークラッチ周辺 に 汚オイル や ゴミ が 溜まりやすい のでしっかりと 洗浄 と クリーニング です。
原因はどこでしょうか?
早速ですが 原因を発見しました。部品番号125番 メインシャフト組み が破損。
そして 部品番号134番 摺動子ガイド も曲がっております。
最後に 部品番号135番 ウォームシャフト も ガリッ っております。
リールを破損が酷いので 「このクライアント様は何をされてますか?」と連絡すると…
こんなの沢山釣ってます… そりゃ。リール壊れてしまいますね☺️ と納得です。
オーバーホールの基本ステップは以下の通りです:①完全バラ ②完全洗浄 ③完全磨き上げ が基本です。[展開図]
クリアランス調整
今回は ベアリング は交換しませんでしたが ベアリングを交換する際には ベアリング公差(はめあい) なる調整を行います。これは ステラ や ヴァンキッシュ 等の スピニングリール には 傘歯車 が 使用されており 密接精度 が高く 調整が しっかりとなされているので 新しい ベアリング を入れると フィーリング や ギア圧 が変わってしまいます。また 古いグリス(垢)を落とすという事は 痩せてしまう という表現でもいいかもしれません。最終的なシム調整幅は 0.1~0.5mm にて 行っています。俗にいう バックラッシュ の調整です。
ホンダ4ストロークBF15D-20D船外機ギアケース分解
今回入れる(前回はいっていた) ベアリング幅 4.00mm に対して 実測は 3.99~3.98mm 幅 なので サイドベアリングを2つ交換した場合は 0.3mm位の クリアランス が発生します。この調整をしないで リール を組み上げた場合は ギア に 古い跡 と 新しい跡 がついてしまい おかしな フィーリング になってしまいます。(キリキリ鳴ったり、途中、ガッコンと落ちます) また新しい ギア を入れる作業も同等の 調整 が必要となってきます。
綺麗さっぱりからの組み上げ♪
撥水グリスも隙間に注入♪
最終フィーリングは グリス の量で調整です。いい感じです!最後は梱包しまして完了です。今回の代金は 8,000円+パーツ代金 でした。リールのオーバーホール&メンテナンス、修理チューンはお任せください。リールは大切に!修理オーバーホールの申し込みは こちら からお願いします。