オーバーホールで受付けしました シマノ 20 ヴァンフォード 2500SHG (042057) です。ハンドルを回転させると シャリシャリ と異音が発生してしまいます。メンテナンスも兼ねてフルオーバーホール依頼を頂きました。自身でオーバーホールしてから 調子が悪い… 近所に釣具店が無い… このような ケースでお困りの方は お問い合わせ ください。ムサシオーバーホール 事業部ではスペアパーツも 豊富に在庫があります。
シマノ 20 ヴァンフォード 2500SHGの異音修理とフルオーバーホールの全手順
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ギア用オイル&グリス、通常ベアリング用 オイル、ワンウェイクラッチ用グリス その他…補充完了!
まずはオープン!
ばらして~
ばらします!どうやら 自身で グリスアップ されている様子です。
シマノ ステラ は ローラークラッチ に 汚オイル や ゴミ が 溜まりやすい のでしっかりと 洗浄 と クリーニング です。
オーバーホールの基本ステップは以下の通りです:①完全バラ ②完全洗浄 ③完全磨き上げ が基本です。[展開図]
クリアランス調整
今回は ベアリング を新品に変えるので ベアリング公差(はめあい) なる調整を行います。これは ステラ や ヴァンキッシュ 等の スピニングリール には 傘歯車 が 使用されており 密接精度 が高く 調整が しっかりとなされているので 新しい ベアリング を入れると フィーリング や ギア圧 が変わってしまいます。また 古いグリス(垢)を落とすという事は 痩せてしまう という表現でもいいかもしれません。最終的なシム調整幅は 0.1~0.5mm にて 行っています。俗にいう バックラッシュ の調整です。
今回入れる(前回はいっていた) ベアリング幅 4.00mm に対して 実測は 3.99~3.98mm 幅 なので サイドベアリングを2つ交換した場合は 0.3mm位の クリアランス が発生します。この調整をしないで リール を組み上げた場合は ギア に 古い跡 と 新しい跡 がついてしまい おかしな フィーリング になってしまいます。(キリキリ鳴ったり、途中、ガッコンと落ちます) また新しい ギア を入れる作業も同等の 調整 が必要となってきます。
今回の組み立てには ステラSW でお馴染みの SR-G グリス を使います。2020年以降のシマノ社 スピニングリールには 柔らかいグリスが使用されているので 少し硬いグリスが好きな方にはオススメですね。
あともう少し~
ドラグワッシャーも見直します。
最後はキャップを締めまして完了です。今回の代金は 6,000円+パーツ代金 でした。リールのオーバーホール&メンテナンス、修理チューンはお任せください。リールは大切に!修理オーバーホールの申し込みは こちら からお願いします。