今回は ハイドアップ マッカ HUMRS-72ML-2 の エンドグリップ の 修理修復 をします。こういった 箇所の損傷は 使用には 全然問題はないのですが 気になる方は とても気になります。ムサシロッド リペア&カスタムズ では あなたのロッドを希望通りに 修理カスタム 致します。ロッド釣竿 に関する ご相談 お見積もりは こちらから お問い合わせ ください。


ロッドカスタム日記 #142:HUMRS-72ML-2エンドグリップ修理張り替えの裏側!

まずは 各部のサイズを入念に計ります。


エンドグリップ から シェイプが加工が入る部分。同時に違う素材に変えたり デザインを変えたり等々の リクエスト にも答えれます。例えば エンド部分が 2cm 長くなれば ロッドを振った時や 腕に添えるバランスが変わります。


ムシムシ と  ムシクリ ます♪ ここでも 特殊 な 溶剤 と機材を使用します。


グリップ形成

今回は エンブレム やら エンドキャップ は 再利用します。


そして プロフェッショナル用 サンドスティック を使用して グリップを削りますこれは 微妙 に反るので 必要以上に力がかからず かかりそうになったら逃げてくれます。サンドペーパー の直当ては オススメ できません。理由は力が 均等 に伝わらなく、もしくは 食って(グリップ)しまい。対象物が 周回毎 にブレてきてしまいます。達人が削る グリップ の 仕上がりはシャッキ と真っ直ぐなんですが 未熟人 が削ったモノは チクワのように ボコボコ 左右に微妙に曲がっています。それは 不思議と小さな フォアグリップ 一個から でも伝わる事です。


話は反れますが…旋盤作業は基本が大事ですね涙。四爪チャックの芯だしができるか?部材の切削スピードはあっているか? 切削スピードを割り出す公式を解っているのか? 硬いモノより 柔らかいモノを加工する方が スピード 上がるのでとても難しいですね。できるできないはともかく、解っているかいなかで雲泥の差がでますね。鰻屋が言っている “串打ち3年、裂き8年、焼き一生” は名言です。どちらにしても生涯修行ですね。



グリップ完成!からの メタルチェック の入る 内径加工 を施します。


グリップの接着

グリップ部分の接着ですが 市販のボンドは そのままでは使用できません。理由は 粘度 が高く グリップ 内部まで流れずに途中で止まってしまったり 隅々まで ボンド が行き渡りません。使用している ロッド グリップ の中から ミシミシ と聞こえた事はありませんか? 粘度は フレンチドレッシング位🍅 が 流し込み易い粘度 かな…と思います。


最終加工&完成

エンドキャップを閉めまして…


最後に 手裏剣マークを装着!どこの メーカー さんでも マークの 取り付け位置には 正向き があるので注意が必要です。


後は 最終仕上げ用 の番手で仕上げて完成です。大きいの釣ってくださいね😀 今回の代金は 素材代金込みで 約15,000~20,000円 となります。グリップ素材 や デザインによって代金は大幅に変わります。ロッドの修理 や カスタムで お悩みの方は ご相談ください。修理カスタムの申し込みは こちら からお願いします。