今回は ボートを売却するために カーペット を張り替える事にしました。これらの事に対して正確な情報もなく苦労している方も多いはずだと思います。SEO対策で残して置きます。参考までにご回覧ください。船外機の 調子が悪い… ボートの溶接やFRPの修理をしたい。近所にメンテナンス店が無い… このような ケースでお困りの方はこのような ケースでお困りの方は ムサシオーバーホール (財団法人 尾道海技学院 4ストロークエンジン マリン整備士講習終了認定) まで お問い合わせ ください。近県でしたら ピックアップ からの配達も可能(牽引免許&牽引トラックあり)です。
ボートカーペットの張り替えガイド:簡単にできるDIYメンテナンス
去年の冬に購入したサウザー395。10年前のボートでカーペットは既にボロボロ。今回は ①資材と工具の紹介 ②カーペットを剥がす ③カーペットを貼る ④ボンドと施工方法 ⑤完成 の工程で進みます。上記 の作業を クリックする事で 記事の アンカーヘジャンプ する事ができます。
ご覧の様に足で踏まれる場所は下地が見えている状態に… これを新品同様にします。
資材と工具の紹介
今回使用するアイテムの紹介〜①ボンド4リットル(5000円)この1液性のボンドは適正使用温度というのがあります。正確には一番快適に使用できる温度があり、気温15度(春)が一番いいと思います。カーペットはエッジやカーブなどに貼らなければならないので寒いと固まらず、暑いと直ぐに固まってしまいます。
②ボンドゴテはボンドを伸ばすのに使います。③スクレイパーは古いボンドやカーペットカス を取るのに使います。
今回は 前者の方が次にカーペット張り替えの事を考えてくれてあったのか ボンドはあまり 使用してませんでしたが これが アメリカ製 のボート等になると ガビガビ に固まり付いた ボンド が 取れません。これらを剥がすのには ④グラインダー 600番~800番 ⑤グラインダー集塵カバー と ⑥集塵機 を使います。FRPの粉(粉塵)は ガラス繊維 の粉ですので 肺に非常に悪いです。これにプラス 防護服 があるといいと思います。防護服 を 着ないと 全身チクチク となってしまい寝れません。参考までに
④マリンカーペット8m(50000円)カラーはグレーを選択。カーペットは裏がゴム状の素材で一度貼ると剥がせません。make no mistake.
カーペットを剥がす
まずはカーペットを剥がします。ペンチでベリ〜とやります。
ホコリが凄いのでマスクが必要です。
そして古いカーペットのカスをスクレイパーで剥がします。場合によってはグラインダーも使用しますが、私のボートはスクレイパーで十分でした。
こんな所も…
こんな感じに仕上げます。隙間が気になるかたはパテを塗ってください。
遂に裸になりました。
カーペットを貼る
そしてカーペットを被せます。
耳を残してチョキチョキと切ります。
ボンドと施工方法
そしてボンドは写真の様に口にガムテープを貼ります。そして 少しずつ垂らして使います。一滴もこぼさないのとこぼすのでは作業の効率が違います。苦い経験をした方も…
ベリ〜と垂らします。
ゴテで伸ばして一度カーペットを付けて剥がして、再度同じ様にボンドを塗ります。つまりは2度塗りで仕上げます。2度塗り仕上げが奇麗に仕上げるコツかもしれません。
そしてU字型になっているカーペットトリム内にカーペットの端をスライド・イン させていきます。このカーペットトリムもガンネルと同じく寒い時はメチャクチャ硬いです。
サイドは完成!
ボトムフロアーも完成!
次にパネルです。寒い時はボンドが乾かず本当にパネル作業は大変です。
カパッ!と完成です。
次にグロメットや装飾品をセットします。
完成
遂に完成です。リッチテイストに仕上がりました。作業時間は1人で20時間程でした。その他にも サウザー395 インペラ交換&ドライブシャフトグリスアップ編 サウザー395 プラグ&オイル交換編 ボートを磨き編 もよろしくお願いします。