中古で買取りました マーキュリー シープロ 2ストローク 10馬力/15馬力 船外機 です。今回は 第三者に売却するために メンテナンス を行います。船外機の 調子が悪い… 近所にメンテナンス店が無い… このような ケースでお困りの方はこのような ケースでお困りの方は ムサシオーバーホール (財団法人 尾道海技学院 4ストロークエンジン マリン整備士講習終了認定) まで お問い合わせ ください。近県でしたら ピックアップ からの配達も可能(牽引免許&牽引トラックあり)です。
マーキュリー シープロ10/15馬力船外機のゴムマウント交換で新境地を開拓!
今回は ドライブシャフトハウジング を支えている ゴムプッシュ を交換します。ゴムやパッキン系は 経年劣化 で割れたり、ヘタリ が発生するので 自然と交換が必要になります。おおよそ 10年経てば ゴム系の部品は ボロボロ になってしまっている事があるかなと思います。特に今回の ゴムプッシュ は振動を抑える役割があり チラーハンドル で長時間の 振動 は非常に手に悪いです。30分位移動して ポイント に到着した途端に 振動で 手が痺れて動かなくなった方 はいませんか?笑
サービスマニュアル参照
船外機や車バイク等には サービスマニュアル なるモノが存在します。これは 仕様諸元 から 電気系統の配図、パーツの組み方から配線の引き回し方、はたまた デカール の貼る位置まで ことごとく 細かく書かれた 電話帳一冊分くらいの仕様書が存在します。特にボルトを締める力(トルク値)は 絶対 です。船外機は ボディ はアルミ素材だったり 熱が掛かって膨張する部分等は トルクが緩めだったりします。これを フルパワー全開力 で締めてしまった個体を買取り、いざボルトを外そうとしたら 折れたりする事があります… そんな時は高額な泣き事となってしまいます。マークルーザー/マーキュリー社は 外国製なので 英語 です。まあ it’s a piece of cake “ASAMESHIMAE” です。♬ My shit’s fat, like a sumo, slamming dat ass. Here is something you can’t Understand ♬
まずは パワーヘッド を降ろします。そして 周りのパーツを外して行きます。*エンジンの 組み間違い や エラー は命に関わります。かならず最寄りの マリン整備士 が 在籍するショップでご相談ください。
スイベルヘッド から ズボッと抜きまして…
こちらの 長靴 についているのが ゴム製マウント でございます。写真の様に ペッタンコ で切れています。伸びきった パンツ の ゴム とった感じです涙。早速、フロリダ の マイクさん に発注です。
ゴム製マウント装着
到着!
ここからは 滑り技 を使うので ゴム用の グリス を塗ります。
ピッピッとね。
そして スイベルブラッケット に滑り込ませます。硬くていい感じ!
おおっ!しっかりと 小刻み な動きを吸収してくれて いい仕事してくれます。単なる ゴム製パーツ もバカにできませぬ… 船外機は 機械エンジン なんですが ボルト一本 から クリアランス調整 までかなり フィネス です。師匠が言ってた 「エンジンは 生き物 だから 必ず病気する」 って名言です。
下側にもセット!
挟むブラケットを用意します。
グリスアップからの…
ボルトを用意。
そして サービスマニュアル を参照します。指定の数値ですと 12.4N とあります。*エンジンメーカーによって トルク値(N/kg) は違います。かならず最寄りの マリン整備士 が 在籍するショップでご相談ください。
ブラケット装着!
そして 必ず 指定の トルク値 で締め付けます。これを間違えると エンジン を壊す可能性があります。*エンジンメーカーによって トルク値(N/kg) は違います。かならず最寄りの マリン整備士 が 在籍するショップでご相談ください。
ガッチリ と柔らかく ホールド でございます。完璧!