リッ プラップガイドサービスの瀧川です。本日は琵琶湖でガイド業に勤めてまいりましたので報告です。期待のゴールデンウィークは南西の爆風日で終わり。そして ゴールデンウィーク開けは雨。そしてゴールデンウィーク開けは連日の真夏日。釣れてくる魚は回復系の奇麗な魚体が目立ちました。
ゆっくり丁寧に”キャスティング”を克服セヨ。
本 日のゲスト様は大阪府からお越し庄田様です。去年の春にネットからガイド依頼を頂いてからのお付き合いです。それから毎度「瀧川さん!瀧川さん!」と連絡を頂くようになった。そして、先日に再度連絡があり「琵琶湖に出船したが2回連続で0フィッシュなのでどうしたらいいか?」という相談でした。私はクライアント様には「0フィッシュでも次に繋がる何かがあるから、それでもいいのではないのか?」と返答しましたが、やっぱり色々と吸収したいとの事でのガイドスタートです。今日のお題は「ベイトリールデビュー、そしてベイトリールで釣りたい」とのリクエストでした。残念ながら本日はかなり厳しく難しい内容となりました。
本日の琵琶湖は絶好の釣り日和となった。水中の中は部分的に濁っていたが、釣れているエリアは釣れているようだった。
2016年4月14日(土)
6時の琵琶湖水位 4cm
現在の洗堰放流量 100m³/s
前日の琵琶湖流域の平均日雨量 0.0mm
水温:19.5℃
朝の5:30です。マリーナへ向かいます。
庄田様。おひさしぶりです。その後はどうですか?釣れていますか?
いや〜。それが全然釣れていないんですよね。去年の今頃は沢山釣れていたんですけどね。
天然湖は毎年の変化が激しいですね。了解です。今日は色々と挑戦してみましょう!
久々にクライアント様にあってビックリです。持ち込んだルアーやワームがスポーツバックにパンパン。そしてVS3080にも同様にパンパンに詰まっていた。どうやら釣れるというワーム&ルアーを買い貯めているらしい。しかもクライアント様は63MHのスピニングロッドを一本しか持っていない。さすがに合計で10キロ以上あったので、朝一はワームのセットから行いました。
結局、なんだかんだで準備で2時間近くを費やした。自分が出来る範囲で知識や経験を提供します。まずはタックルオーガナイズという訳ですね。
朝一は下物と赤野井沖へ向かいました。
朝一は4mラインのボトムを1.8グラムのキャロで探って頂きます。ここで直ぐに「釣れない」という原因が解った。それは「キャスト」でした。クライアント様はMHのスピニングを使用されていて、キャストが3mくらいしか飛ばない。4mラインを攻めるのには最低でも3倍の15mのキャスト距離が必要になる。トータルバランスを考えたら、まずは64ライトアクション位のロッドがお勧めですね。
ボトムはとれるが横の動きが難しい…との事です。「庄田さん。もっと、ゆっくり!ゆっくり!あわてないでお願いします。」
少しでもリグが浮いてしまうと…このサイズがヒットしてしまいます。
ナメクジ位のスピードで引くと「ムニュ」というアタリがあります。私にも50オーバーがヒットです。
午後になり、本日はベイトキャスティングに挑戦です。
まずは眞田タトゥーラをレンタルしてリールの持ち方からです。クライアント様は「フライパン持ち」でしたので、しっかりとリールをパーミングして、親指でスプールのエッジを触る練習をします。撃ってはバックラッシュ、再度、狙って撃つ! を繰り返します。「庄田さん。もっと、ゆっくり!ゆっくり!あわてないでお願いします。」
最後の最後で魚が釣れた。サイズは小さいが価値ある一尾でした。ここでタイムアップとなり本日の業務は終了です。庄田様、本日はありがとうございました。また琵琶湖にいらしてください。よろしくお願いします。P.S 夕飯ごちそう様でした。