オーバーホール修理 で受付けしました シマノ 05 BB-XテクニウムMg C3000D SD18 (01943) です。ハンドルを回転させると ガリゴリ と異音がします。自身でオーバーホールしてから 調子が悪い… 近所に釣具店が無い… このような ケースでお困りの方は お問い合わせ ください。ムサシオーバーホール 事業部ではスペアパーツも 豊富に在庫があります。
リールオーバーホールの基本ステップと重要なポイント
ギア用オイル&グリス、通常ベアリング用 オイル、ワンウェイクラッチ用グリス 補充完了!その他…医療用超音波洗浄機まで完備しております。
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まずは オープン です。スピニングリールは 展開図通り に組んでも良くなる事は殆どありません。エンジン組み立て作業 に似ていますね~ 中途半端に 組み上げてしまうとギアの噛み合わせが悪く にズレ傷(クセ) が付いてしまいより 悪くなってしまいます💦 つまりは壊してしまうという事になりますので ご注意ください。
ばらしていきます~
レバーブレーキ のリールは複雑ですね~
ボディ は ピカピカ に仕上げますね~
オーバーホールの基本ステップは以下の通りです:①完全バラ ②完全洗浄 ③完全磨き上げ が基本です。[展開図]
今回の ガリゴリ とする異音の原因はこちらの ベアリング でした。交換で対応となります。
クリアランス調整
今回は ベアリング を新品に変えるので ベアリング公差(はめあい) なる調整を行います。これは ステラ や ヴァンキッシュ 等の スピニングリール には 傘歯車 が 使用されており 密接精度 が高く 調整が しっかりとなされているので 新しい ベアリング を入れると フィーリング や ギア圧 が変わってしまいます。また 古いグリス(垢)を落とすという事は 痩せてしまう という表現でもいいかもしれません。最終的なシム調整幅は 0.1~0.5mm にて 行っています。俗にいう バックラッシュ の調整です。
今回入れる(前回はいっていた) ベアリング幅 4.00mm に対して 実測は 3.99~3.98mm 幅 なので サイドベアリングを2つ交換した場合は 0.3mm位の クリアランス が発生します。この調整をしないで リール を組み上げた場合は ギア に 古い跡 と 新しい跡 がついてしまい おかしな フィーリング になってしまいます。(キリキリ鳴ったり、途中、ガッコンと落ちます) また新しい ギア を入れる作業も同等の 調整 が必要となってきます。
ベアリングは2種類のオイルで洗浄です。回転の調子を整えます。
ギアに傷が入ってしまっているので グリス に テフロン剤 も混ぜて強めに締め上げます。
組み上げます~
各部の アタリ部分 もしっかりと見ますヨ~
ドラグワッシャーもみますね~
なんとか 復活 できました。最後に全体的な調整を済ませて完成です。今回の代金は 5,000円+ベアリング代金 でした。リールのオーバーホール&メンテナンス、修理チューンはお任せください。リールは大切に!修理オーバーホールの申し込みは こちら からお願いします。