滋賀県・西の湖バスフィッシング (ボートポイント場所紹介)
滋賀県・西の湖(琵琶湖)のフィールドの紹介です。西の湖は琵琶湖に隣接する内湖です。面積が約221km2と24ボルトのエレキで一日かけて丁度半分が回れる程の大きさ。元々は大中湖(だいなかこ)と呼ばれる琵琶湖の一部だったが、戦後の食糧難で干拓され、西の湖と伊庭内湖に別れた、言 わば関西の八郎潟にあたる。周辺の水郷路は観光地となっており、観光船も頻繁に通り美しい景色が続きます。この西の湖を関東のフィールドに例えるならば、 霞水系、新利根川、牛久沼、印旛沼、を足したようなフィールドだが、デカバスや魚影のポテンシャルは国内最高のマッディーフィールドとも言える。デカバスレイク西の湖も宜しくお願いします。
ボート屋さんは高井工務店の営業するトムソーヤさんのみの営業となります。大型駐車場完備、レンタルボート、レンタルエレキ、レンタルライブウェル、レンタル ライフベストと正に至れり尽くせりのレンタルボート店。また2013年よりボートハウスをリフォームされて店内屋上パティオでも休憩が可能になっています。
注意:琵琶湖の北湖から吹き荒れる風に注意が必要です。10日に2日くらいは強風日です。もしくは12時頃から風が吹きます。3メートル以上の風が吹く場合には釣行を諦めた方が良いでしょう。特に東風に注意です。注意:湖の中央は50センチ程のシャローになっており、座礁やエンジンを痛める可能性があるので注意が必要です。またそこら中に鉄杭や丸太、真珠棚の杭が残っているのでエンジンボート持込みの方は注意が必要です。
»西の湖ポイントマップ
ポイント:トムソーヤ前のウッドカバー...ここはメインチャンネルから一番近いウッドカバーで良く大型のバスが釣れている。午後からの水温が上がった時が狙い目。テキサスやラバージグで狙いたい。
ポイント:トムソーヤ前のフラット...ここもメインチャンネルから一番近いフラット。水深は約1.0メートル。夕方からバスがフラット上にベイトを追って上がってくる。特に秋口に爆釣する事がある。スピナーベイトやシャロークランクで狙いたい。
ポイント:13番真珠棚...こちらもチャンネルラインのドロップポイントから一番始めに位置する真珠棚。西の湖の中でも指折りの一級ポイント。テキサスやラバージグでしっかり狙いたい。
ポイント:1番真珠棚...この棚は西の湖で唯一のディープポイントで2メートルの水深。真夏の40度近い時に一気に魚が集まるポイントでもある。クランクベイトやラバージグで狙いたい。
ポイント:5番真珠棚...ここにはかつて大きな扇子の様な形をした棚が存在していた。今は小さなメガネの様な形をした棚に変形されている。こちらも中央に流れるチャンネルの上に位置する指折りの一級ポイント。ここら辺はベイトの回遊も多く。スピナーベイトやミノーでも良く釣れる。
ポイント:9番真珠棚...ここにはかつて9番棚があった。この周辺には沢山のウッドカバーがあり、バスのストックも多い。真ん中には小さい島(通称:三角島)がある。この9番棚奥の事を9奥(きゅうおく)という。テキサスやジカリグで狙いたい。
ポイント:盆川河口...北東唯一の川である盆川。河口にベイトがリンクすれば爆釣する事があるが難しいエリアでもある。シャッドやミノー、スピナーベイトで狙いたい。
ポイント:リップラップ...ここは漁港のアウトサイドに作られたリップラップ(岩場)絵に描いたような岩場ポイントで時としてビックバスが連発する事もある。(内側は釣り禁止)
ポイント:10番真珠棚...ここも西の湖の唯一のディープポイントで1.5メートル程の水深。真夏の40度近い時に一気に魚が集まるポイントでもある。大きな丸太が立っているのが目印。クランクベイトやヘビキャロで狙いたい。
»周辺格安宿泊施設&銭湯
レンタルボート・トムソーヤ...
琵琶湖バスフィッシングガイドリポート~竹中様~
みなさんこんにちは。昨日はリップラップガイド業の方に勤めて参りましたので報告です。本日のゲスト様は前回、ご利用頂いたタケナカ様から再度のご依頼です。琵琶湖オープンに参加されたいとの事で一緒に参戦しながら琵琶湖を回るプランとなりました。
ヘビキャロでデカバスを狙い撃て!
竹中様
当日の天気予報はお昼頃からの風速が北北西3mの風速予報。3メートルの風速ですと本湖は荒れてしまい、ボートでは釣りができなくなってしまいます。そこで私が提案したプランは午前中の10時頃まで、本湖西岸のチャンネルラインでヘビキャロ。そして風が吹いたタイミングで東岸or西岸の風裏でジカリグで撃つといったプランです。
初めて琵琶湖のトーナメントに参加する場合は、お知り合いのかたやガイドさんに頼むのがおすすめです。理由はスローダウン規制の場所や桟橋がボート等で混み合いますし、それなりの一連の流れを覚えて頂いた方が、より楽しくトーナメントを楽しめるからです。また参加するにあたっては保険加入も必要になってきます。私達は、当日はマリーナフレンズからエントリーをする事にしました。
今回のご案内したマップとポイント。1番は会場。2番は琵琶湖マリン南沖の2.5m-3.0m。3番は東岸の風裏。4番は西岸の風裏(ジャッカルロッジ前)*東から西、西から東への大移動プランとなった。
いよいよスタートです。琵琶湖オープンは7時に各マリーナからスタートして、13時に会場のアークロイヤルに帰着となる。3本の総重量でキーパーは30センチ。帰着時にはこのエントリーカードを提出連絡するルールとなっている。
朝一のポイントに到着です。ここではウィードの上に乗っている大型のバスをヘビキャロやジグヘッドでゆっくり狙う作戦です。釣れれば大きいです。
開始早々、ゲストの竹中様にヒットです。結構、大きいです。
使ったリグはコチラ。デプスのデスアダー5インチのプロブルーの7グラムのヘビキャロです。
開始2時間で風が強くなってきてしまい、湖上ではボートが操船するのが不可能な程の爆風状態。風裏に逃げます。
ここで使用するのがバークレーパワーホグの3.5インチ。リグはパンチショットで、ヒシ藻を撃っていきます。
こんな場所をゆっくり丁寧に狙います。入れてフリーフォールさせて、上げてシェイクを繰り返します。どちらにしても本湖では釣りができない状態です。
こんな所も狙います。しっかりカバーに入れていきます。釣れれば大きいです。
帰着出発まで5分となり、ここで竹中様にヒットです。魚が見えましたが、再度、ヒシ藻の中に潜ってしまっているようです。40オーバーです。「僕が取りますのでロッドのテンションを緩めないでください!」とラインを手繰っていくと、なんと藻化けです。ヒシ藻のツルはエンジンに巻き付いて取れない程の強硬ですのでフルフッキングが必要です。
ヒットルアーはO.S.P社ドライブシュリンプ4.8インチのパンチショットでした。
ここでマリーナに到着です。会場ではいろいろな展示会もやっております。今回はスズキマリンカップですので、最新のスズキのエンジンが展示されていました。またいろいろな方も参加されているので、大会に参加してお話してみる事もいい事だと思います。釣り人の輪も広がりますしね。
桟橋では横にクランカー木村プロと同駐艇となり、いろいろとお話させて頂きました。クランクベイト専用のロッドを何機種か製作中との事です。ビッククランク専用のロッドも拝見させて頂きました。
そして優勝された方は6900グラムと驚異的なウェイトでした。(55センチを3本)その他にも抽選会やジャンケン大会もありました。ゲスト様にはTシャツがアタリました。
そして大会が終了して、「会場周辺で少しでやってみますか?」とネコリグで探ってみると、40オーバー(>°))))彡)をキャッチです。タケナカ様。お疲れ様でした。またよろしくお願いします。
4月下旬の赤野井(琵琶湖)を攻略!! (三村和弘)
琵琶湖 赤野井エリア限定で バスフィッシング にトライする模様に密着したドキュメンタリー映像です。今回は 三村プロ が赤野井を攻略する。赤野井エリアは赤野井漁港と言って、シャロー側は 石積み 護岸で囲まれているエリアがあります。赤野井漁港がかなり楽しめるポイントになっていると感じています。
琵琶湖バスフィッシングガイドリポート~庄田様~
リップラップガイドの瀧川です。本日は琵琶湖でガイド業を行ってきましたのでリポートです。本湖の南湖の状況からですが、南半分はスポーニングは終盤の模様。水温は人工島で24度、そして小ノ浜で20度。例年より比較的、鮎が多い様な気がします。
ノーシンカーリグに挑戦!
今回のお客さまは大阪市よりお越しの庄田様です。今月の始めにご指名頂きましたが、再度のご利用です。あれから琵琶湖マリン南店から出船し、満足いかない結果に終わったとの事です。まだバスフィッシングは始められて一年程で月に2回程の釣行との事です。釣れない事には何かしら原因があるのではないか?という事でタックルから調べて見る事にしました。
タックル紹介
今回、持ち込んで頂きましたタックルとセットしたリグの3点です。左から610MHのロッドにベイトリール14lbに10グラムのヘビキャロと長めのリーダーにゲーリーグラブ。中央はミィディアムアクションのスピニングロッドにセンコー3インチに2.2グラムのダウンショット。右はライトアクションのロッドにゲーリーのカリフォルニアロールに1.8グラムのネコリグです。今回も琵琶湖マリン南店の周辺で魚を探して釣るプランでスタートしました。
先日より始まっている周辺での藻刈り作業。幸いにも本日は風向きの関係で濁りは入って来ていない様子でした。
まず、狙ったのが琵琶湖マリン南店前でのなだらかなブレイクでのヤマセンコーワッキー掛けでダウンショットでのズル引きです。水温が上がり魚が浮き始めているのでそれらの魚を狙う釣りです。
ここで凄く大きな事に気が付きます。それは「上手くボトムがとれない」という事でした。釣りたい気持ちが気負いしているようで、キャストして直ぐにベセルを起こし、シェイクしながら早く巻いてしまうという癖が付いてしまっているようでした。自分も同じ経験があるのですが、ボートで釣りをする上で、2グラム程度のシンカーでボトムを取るというテクニックは凄く難しい事です。よく雑誌などで「ボトム3年 中層10年」という言葉がありますが、本当の事だと思います。
日が昇り、バイトが得られずままマンメイドストラクチャーへのキャスティングで釣ってみましょうか? と提案させて頂き移動します。ここで使用するのが、デスアダー4インチに3.5グラムのダウンショットのリアクションで狙います。キャストしてフリーフォールで落として、聴いていく釣りです。
ここでようやく一本をゲットです。フッキングもバッチリです。(CATCH OF THE DAY)
そして午後のプライムタイムとなり、再度、琵琶湖マリン南店の横のフラットに戻ってきました。一番、大型が狙える時です。写真のような少し凹んだ場所をノーシンカーで狙います。
リグはセンコー4インチのオフセットフックをセットしたものを使用。
エビ藻のエッジに隠れているバスをリフト&ホールで狙います。バイトが出るのがウィードのトップにタッチした時です。
このパターンで出る魚は殆どが50クラスです。産卵から回復中の魚がウィードの陰に隠れてベイトを補食しているようです。
ここで意外な事が判明しました。それはノー感じのリグを操作して、ウィードのトップにタッチにするという事が一番難しいという事でした。ボートの流れもあり上手く操作できません。チビは釣れるのですが、大型はウィードの奥に潜んでいます。またヘビキャロの方もベイトリールが使用出来ない為に断念せざる終えなくなりました。事実上のお手上げとなってしまいました。解決策として再度、瀬田川に来て頂き、丘から私と一緒に練習する事を提案させて頂き終了となりました。庄田様、今日は一日ありがとうございました。また宜しくお願い致します。
琵琶湖バスフィッシングガイドリポート~佐々木様~
本日は琵琶湖にてガイド業を行ってきましたので報告です。本日のゲスト様は大阪市からお越しの佐々木様です。今年からバスフィッシングを始められたそうです。先週もビワコマリン南店からお二人で出船されて、釣果の方がチビを一本だったという事でした。最近の琵琶湖では普通の釣果だと思います。せっかく琵琶湖に遠方から、来られるのでしたら大きい魚を掛けて頂きたいのが本望です。
アフターバスをヘビダンで狙い撃て!
佐々木様
朝一のマリーナに向かう途中で、クライアント様からのメールの再確認です。まず、持ち込むロッドが3本、主にベイトリールで釣りたい。といった内容の物でした。またビワコマリン南店(ヤマハマリーナ横)の周辺でポイントを案内して欲しいといった事でした。自分は「フィッシング・インストラクター」的な立ち位置で依頼者様の相談に乗りたい心構えです。
まずは朝一はタックルの打ち合わせです。リールは7.3のベイトリールに67MHの高弾性のロッド。ラインは6ポンド。
そしてリールはスピニング2500番に60のウルトラライトのロッドです。ラインは4ポンドのナイロンライン。結局、今日はこの2本のロッドのみで出船する事になりました。
そして結ばれていたワームが6インチのヤマセンコーにジグヘッド。
朝一は連日に魚が触れていた「鮎(アユ)パターン」を試みますが、鮎が魚探に移りません。鮎が何処かに行ってしまったようです。そして鮎がいた場所には...
なんと巨大ギルがネストを作っているようです。ご覧の様に3インチのワームを丸呑みする程のママギルがブレイク上のフラットにウロウロしている状態です。
ここから数時間、私と佐々木様の修行が始まります。ご存知かと思いますが、まだバスフィッシングを始められて数ヶ月のお方に「こうやって...こうやって...こう動かしましょう!」というのは本当に難しい事です。まずシャローでリグのコントロールの練習(シェイク&シェイクオフ)をします。そして意外にもギルが結構、練習に役立ってくれました。
ここである練習法のメタファーを紹介します。1984年の映画「カラテキッド」からです。ストーリーはいじめられっこのダニエルさんがミヤギ演じるPat Moritaにカラテの弟子入りをして、いじめっこを公式大会でブッとばす!といったモノ。映画の中でダニエルさんが 修行する際にミヤギさんの車のワックス塗りばかりさせられます。ミヤギは「ワックス塗る、ワックス拭き取る=WAX ON WAX OFF」の一連の動作ををダニエルさんに命令します。ある日、飽きれたダニエルさんは「ヘイ!ミヤギ。僕はもっと凄い技を教わりたいんだよ!」とミヤギさん に詰め寄ります。そしてミヤギに突然、殴られ体がかってに動く事に気付きます。そうですね。ワックスを塗る作業はカラテの型と同じ動作だったという事です。
スピニングでラインスラッグを叩いては、ウィードに掛けては、揺すってはの「シェイク・イット〜シェイク・イット・オフ」の練習を繰り返します。ここで佐々木様が「釣れなかったかったらどうしよ〜(涙)」といいますが... 私「大丈夫ですよ。終わる頃には沢山、釣れてますよ!(笑)」と言葉のやり取りが続きます。
鮎パターンが崩壊してしまったので、再度のエリアを探します。ビワコマリン南店沖の2.5m〜3.5mのウィードのフラット&ポケットを探します。
こんな所がベストです。広大な琵琶湖といえども、今現在の琵琶湖は釣れる場所はピンスポットです。
そして、最終的に私が見つけたピンスポットです。写真がポイントと魚探の映像です。ウィードのエッジです。バスが結構、映っていました。
ここでリグをチェンジです。先程の練習していたスピニングを置き、ヘビーダウンショット(ヘビダン)にします。重さは5グラムと7グラムに変更しています。ワームはブルーラメ系のストレートワームです。本日に圧倒的に良かったのが、スワンプクローラーのモエビカラーです。ダニエルさんがカラテパンチを繰り出す時です。
再度、ヘビダンで「シェイク・イット〜シェイク・イット・オフ」を繰り返します。練習の成果が出ており動作は完璧です。
次の瞬間!佐々木様にビックバイトです。ウッ〜!
釣れました!45センチ(>°))))彡) 祝!初ヘビダン&初ダウンショットフィッシュです。
私にもヒットです。
午後の時点で結構、釣れてしまい...ライブウェルが定員オーバーになってしまいました!
終了の30分前は恒例のスーパービックを狙いに船を走らせます!ここででたらデカイですよ!と..前もってお知らせしておきます。
〜シェイク・イット〜シェイク・イット・オフ〜
次の瞬間!また佐々木様にバイトです。
ありゃ〜!将来の60でした。ここでタイムアップです。結局、2人で笑いながら帰着しました。
結果です。結構、釣れましたよ!! 45cm,40cm,38cm,38cm etc...佐々木様。今日は一日有り難うございました。次回はテキサスリグで狙いに行きましょう!リップラップガイドサービスをこれからもよろしくお願いします。
5-6月に琵琶湖で有効なタックルと釣り方~ライトキャロ編~ (平村尚也)
琵琶湖トッププロガイド平村尚也プロがタフを極めるポストスポーンを攻略するために必要なロッド3本を、釣り方やルアーと併せて紹介!
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