芦ノ湖をミノーで攻略!! (山木一人)
山木一人 プロフィール・・・1967年生まれ。神奈川県出身。実家は芦ノ湖でレンタルボート店「YAMAKI」を営んでおり、物心つく前から釣りに親しんで きた"ナチュラル・ボーン・フィッシャーマン"。箸より先に釣り竿を握ったほどの長い経歴をもっており、バスに限らずトラウトやヘラブナ、ワカサギから シーバスやカワハギなどのソルトウォーターに至るまで、さまざまな魚種のエキスパートとして知られている。
琵琶湖バスフィッシングガイドリポート ~庄田様~ 38cm
リップラップガイドサービスの瀧川です。本日は琵琶湖でガイド業を行ってきましたのでリポートです。今月から午前中の気温が10度代に突入。30度近くまで上がる、残暑も今週で最後だそうです。いよいよ来週からは秋本番といった所です。
本日のゲスト様は毎度、お馴染みの大阪からお越しの庄田様です。前回の琵琶湖釣行から自身でも練習をしているそうで、先週はダム湖でいい思いをされたそうです。本日のプランは午前中は私のお勧めエリア。そして午後からは庄田氏の気になるエリアを回るプランでスタート。同時に本日はベイトリールでのテキサスも挑戦してみたい!との事でスタートです。
本日もきれいな朝焼け。来週からは少し寒くなるそうです。
本日の天気予報。本日はお昼からそれ程の風は吹かなかったが、曇り空が広がった。
2015年10月05日(月)
6時の琵琶湖水位 -31cm
現在の洗堰放流量 15m³/s
前日の琵琶湖流域の平均日雨量 0mm
水温:22.40℃
タックル紹介本日の天気予報は午前中は穏やかな予報だったので、北湖への釣行を予定した。そこでゲスト様にお願いしていたZOOM社のスワンプクローラーのレッド。北湖は何故かこの赤系のワームに反応が良い。
本日も貸し切りな琵琶湖。
北へ向かいます。
某ダム湖でディープのボトムをとる練習をされた庄田氏。練習の成果は如何に?
ウィ〜ン!ありがとう南湖!さようなら南湖!
到着したのは蓬莱浜(ほうらいはま)前。この辺は仏教絡みの歴史が絡まる地名が多い。鎌倉幕府が成立された頃までがピークの集落だったらしい。非常にきれいな場所と風景が素晴らしい場所。湖上観光も可能な贅沢なエリア。
狙ったのは取水塔周辺のブレイク。
5メートルから3メートルに上がるウィードのエッジを狙った。リグは2.7グラムのネコリグで「ストン!」と落としていって喰わせるといったモノ。水温が上昇する11時頃までに仕留めないと魚が浮いてきてしまう為、朝一に勝負をかけた。
ヒットです。
小さいか!
もう一回ヒット!大きいです!
ポロ〜ン。フックアウト!
さらにヒット!パピョ〜ン。
もう一回ヒット!
最終的には38センチの北バス。イェ〜イ。
11時頃になりエッジ周辺に浮いてきている大型を狙う為、ミノーにチェンジです。使用したのはジャクソン社のアスリート70です。凄く優秀なミノーです。
40オーバーの大型も浮いてきますが、このサイズが先に喰ってきてしまいます。
ボイ〜ン。15センチから25センチが3桁釣果の入れ食いです。20本目くらいで我慢の限界です。
中にはこんな方も...
えびす様です。いいことありますように!
日は昇り...午後からはクライアント様のリクエストのテキサスリグの練習です。
移動です。
キャストしてズルズルしながらアクションを加えます。
サイズは小さいがヒットです。初テキサスバスです。イェ〜イ。アタリは沢山あります。
私にも40オーバーがヒットです。
ここでタイムアップとなり、本日は終了です。バイトは無数だが、触れる魚は30アップが数本といった今週のリップラップガイドサービスの釣果でした。庄田様、本日はありがとうございました。またよろしくお願いします。
CROSS OVER 2 (並木敏成)
本日の私のオススメのDVDはコチラ。2010年にリリースされた、「並木敏成」プロによる「CROSS OVER 2」です。この中にある「京都 日吉ダム」にてプリスポーンを狙いにいくスタイルがとても、アメリカンチックで面白いです。兎に角、プリスポーンを狙うために、用意した「ゼロワンジグ」と「ルドラ」を駆使して、大型の個体を狙い撃ちしちゃいます。つまり鉄壁のトーナメントパターンを披露してくれてます。メチャクチャカッコイイデス。2.3月のシーズンの攻略方法が詰まっております。ヤフオクで購入がオススメ。
オススメ度:★★★★★★☆☆☆☆ (10/6)
ミノー”バルナ”徹底解説&実釣映像(並木敏成)
舞台は2015年真冬の和歌山県は合川ダム。2015年2月に誕生となったO.S.Pのジャークベイト、ヴァルナ110SPを並木敏成が徹底解説。既に発売となっている92.5mmの阿修羅と130mmのルドラ、この中間サイズに位置するヴァルナの出しどころ、スタンダードなアクション、カラーセレクトとこの手の釣りを実践する上で欠かせないノウハウを濃縮させた映像となっております。前編には並木敏成、後編にはジャークベイトの釣りで独自の理論と高いスキルを持つO.S.Pプロスタッフ辻井伸之と並木敏成が共演。まずは前編が公開となります!!
KVDがクラシックに送る”刺客”スラッシュベイト!! (ストライクキング)
KVD ダイブミノーはこう生まれた
あのケビンバンダムがクラシックに向けてプロデュースしたミノーが発表された。その名も KVD JERKBAIT DEEP DIVER 300 シリーズ。-Body Length - 4.5" -Weight - 3/5...
田辺哲男プロが’93年にアメリカで優勝した大会!! (throwback)
最近になって bassmaster.com のサイトに過去の試合の模様などが掲載されているので要点紹介です。このバスマスターという団体は共和党政権を指示し、アラバマのバーミンガムに本拠地を置くバスフィッシング競技団体です。アメリカ史の陰も色濃く残っているようで、比較的、外国人には寛容的な団体だと思います。(南北戦争を参照)またロビー活動もすこぶる上手い団体です。(余談ですが、何故、共和党とバスプロショップがべったりなのか?という理由の一つには銃規制問題があります。バスプロショップでは沢山の銃が購入できます。これらの記事はまた機会があったら書きます。題:ブッシュ家とバスマスター団体の関係)
名もなき ある東洋人の偉業
1993年の4月のアメリカのバスマスターとバスプロショップの主催で招待試合が行われた。300人のエリートプロ+13人の招待選手が招集された。そのうちの一人に日本から田辺プロが招集された。ルールは単日6本の総重量で5日間で競われた。Kentucky Fishing License & Limits
試合は4月の上旬でもあり、サイトフィッシング合戦となった。そして試合が進むにつれてある選手との一騎討ちとなる。そう、あのクランクベイトの名手「Rick Clunn=リッククラン」である。彼は既に4回のクラシックを押さえているベテランアングラー。同時に「Gary Klein=ゲーリークレイン」も最終日に王手をかける事となった。
試合2日目から小柄なヒゲをはやした、あるアングラーに注目が高まった。B.A.S.S.史上25年の中では前例にない、無名の東洋人にボコボコに釣られる事になる。
田辺プロはプラで見つけていたクリークの入り口で釣れない事が分かり、自分の魚を探すスタイル=マイゲームを貫く事となる。風の吹き始めを狙うパターンが成功したらしい。
マイゲームを貫く
試合期間中は悪天候に見舞われたそうになり、一時は中止にもなりかけた。
そして田辺プロは強風の吹き荒れる中あるパターンを見つける事となる。このパターンが今でも彼が得意としているロングビルミノーの中層の魚をとるタクティスとなった。凄い魚!
使用したルアーは「Smithwick Rogue=スミスウィックのログ」そしてこの釣り方もオハイオの田辺プロの友人グレッグから教えてもらったものらしい。
事実の上の「偉人」となった。田辺プロ。
ここでいろいろな選手に祝福される。リッククランは「I’m tickled to death=ドキドキして楽しかったよ!」と激励している。
最後に
1993年にバスマスターマガジンで紹介されている貴重な記事。ノリオタナベのジャークベイトパターンは砂利岬の上にサスペンドした、ベイトスクールをマグナムログで散らして(coaxed...