17.6 C
Kyoto
2024年5月21日(火)

ロッドリペア修理&カスタム日記

このカテゴリーでは「ロッド修理&カスタム」の業務を記録していきます。

トルザイトの取り付け&コーティング (ロッドカスタム日記 #2) 5

トルザイトの取り付け&コーティング (ロッドカスタム日記 #2)

前回に続き 業務は トルザイトガイド の取り付けです。とりあえず 本日は2本仕上げます。まずはDスレッドのブラックを巻きます。ロッド設計者の設計図を元に進めます。 赤鉛筆で印を付けます。 パチッ! 色スレッドはメタリックブルー926番を指定。5本のみ。 そして2液製のエポキシでコーティングです。第一行程は終了。一回目の見た目は 傾きがありますが、二回目で決めます。ロッドの修理 や カスタムで お悩みの方は ご相談ください。修理カスタムの申し込みは こちら からお願いします。
トルザイトの取り付け (ロッドカスタム日記 #1) 1

トルザイトの取り付け (ロッドカスタム日記 #1)

今回の業務は トルザイトガイド の取り付けです。とりあえず 本日は2本仕上げます。まずは予め印が付けられた 位置を探します。 このトルザイトって 触ってみると本当に軽量でビックリです。ただ少し高額な所が残念です。金銭的に余裕がある方は載せ替えたいですね。 Dスレッドのブラックで巻きます。設計図からは ①10mm ②9mm ③8mm ④7mm と1mm以上の誤差は解ってしまうのが難しい所ですね。 スレッドはAスレッドを使用。片方はレッド926番。もう片方はブルー945番。赤青ロッドですね。 赤スレッドは5本です。オーバーホールの空いた時間を見ながらの作業です。ロッドの修理 や カスタムで...
ウィン フィッシング グリップにカスタム...交換方法 14

ウィン フィッシング グリップにカスタム…交換方法

先月の フィッシングショー にて出展されていた winn Grips社。最近では MHX社 や KISTLER社 がオリジナルで OEM製品 をリリースしているようです。自分のパンチング用ロッドにひとつ試しで付けてみようと思います。グリップ力 が上がれば 7フィート 異常のロッドでも更なるフッキング力...
フリッピング バスロッドフルカスタム 写真

フリップロッドをスパイラルガイドに改造交換

カスタム必至!パンチングロッドのトラブル対策と新次元スパイラルガイド 去年の夏にフリップロッドを折ってしまった。自分が使用していたのは タクティクス TCSC-77X で主にパンチングで使用していた。これで累計3本目のトラブルとなった。さすがに何かしらの 対応 をする必要があると思った。今回からは腕も慣れてきたという事で ブラックレーベル PF 772XHFB 4本追加した。左2本はタクティス。右2本はブラックレーベル。写真の様に上から7個目のガイドにPEが絡まったままフッキングしてしまい「ミシッ」という感じでトーナメント中に折れてしまった。 ロッド破損の原因 破損原因はこんな感じかと思う。ガイド に ラインが絡んだまま フルフッキング、そして 折れてしまった。折れたというよりかは、ワイヤーソーで切ったような感じだった。もげったともいうべきだろうか......
ロッドのガイドが割れてしまった場合..交換方法 3

ロッドのガイドが割れてしまった場合..交換方法

左が欠けてしまったトップガイド。そして右が新品です。 割れてしまったガイドを新品に交換する ガイドは知らないうちに割れている事があります。上記の様な欠けですとラインブレイクします。もしくはラインがジョリジョリいいます。特にPEは一瞬で切れる時があります。目に見えない位のヒビが入っている場合やリングがズレている方も多いです。 アップはこんな感じです。このリングのみは購入できますが、交換は難しいそうです。 セラミック製ガイドリングは陶器の様な質感でペンチなどで、力を加えると簡単に割れてしまいます。交換には一度、ガイドフレームに熱を加えて膨張させて滑り込ませるそうです。そんな技術は家庭にはないと思うので交換です。ガイドのサイズの見方は計測するのはリングの外周です。上の写真でしたら右から50ミリ、40ミリ、30ミリと続きます。 そしてフジのカタログを参照します。全ては同じリングが使われていますが、ガイドのデザインが個々で違うので、図るのが難しいモデルもあります。修理カスタムの申し込みは こちら からお願いします。
コルクグリップのメンテナンス修理方法 (ロッドカスタム) 17

コルクグリップのメンテナンス修理方法 (ロッドカスタム)

シーズンもそろそろ終わりですね。オフシーズン中にやっておきたいのが、ロッドグリップのメンテナンス。今回はコルクグリップのメンテナンスの紹介です。全ては参考資料までとし自己責任で回覧ください。SEO対策として残しておきます。 ロッドのコルクグリップのメンテナンス 今回の修理するロッドグリップの拡大写真です。このロッドで約2年使用です。雨に濡れて風に吹かれ、絵の様にはコルクの形成層が表面に波うってます。またコルクの目抜けもあります。これをメンテナンスします。ロッドを握った時に凄く違和感があります。 用意するのは 空研ぎサンドペーパー #400 です。 研磨用スポンジも用意します。無い方は台所用のスポンジでいいと思います。用意したサンドペーパーをスポンジサイズに切ります。*ちなみにこの写真で仕様しているのが、3M社製のスポンジです。スポンジの硬度も選べ非常に便利です。 次に各パーツにマスキングをします。細かいキズが付くのを防ぐ為です。 次に研ぎます。必ず一方 方向へ「シュ、シュ」と擦ります。ほうきで床をはくイメージです。ここでネチネチやるとコルクが目崩れします。音が無くなる程度で良いです。後は目で確かめましょう! 終わったら、ウェットティッシュで拭きます。 次に目抜けの修理をします。 用意するのは歯ブラシとコルク用のパテ。ロッドの修理屋さんで購入できます。今回はジャストエース社製のモノを使用です。代用品は沢山あります。 そして次に目抜けの部分にブラッシングします。中からゴミやカスを出します。軽く擦って頂ければOKです。 そして先程のパテをマイナスドライバーや小型スクレーバーにとります。パテに水分が溜まっている場合(ビシャビシャの時)は少しティッシュなどにおきましょう。ピーナッツバター位の粘度がベストです。 そしてギュッと詰め込みます。 完成です。この目抜け用のパテはコルクグリップ全体に塗る人もいますが、今回は手の腹に当たる場所だけが、気になったので部分的に施しました。各自のお好みでどうぞ! 今回は2本やりました。なんといっても握った感覚がとてもいい感じに戻ります。魚を掛けたくなる気分が戻ってきますよ。修理カスタムの申し込みは こちら からお願いします。

24分以内に読まれた記事

6755553