バスフィッシングと政治

バスフィッシングと政治

このカテゴリーは「バスフィッシングと政治」と題してバスフィッシング関係の記事をまとめてあります。ここでいう政治は政治家の政治ではなく、身の回りの空気、様式、見えない形 “life style”という意味です。

ベスト・オブ・ビワエフ 2015 ~トップ5発表~ 3

ベスト・オブ・ビワエフ 2015 ~トップ5発表~

いつもみなさんアクセスありがとうございます。ブログ主の瀧川です。今年の1月1日よりブログを開設しまして、総アクセス:384,162 ヒットでした。今年の私的による印象の残った記事「トップ5」を発表します。今年から琵琶湖に浮かべる機会も多くなりましたので、再来年までは地道にこのままでいこうと思っています。みなさんこれからも応援の程をよろしくお願いします。*左の写真は10月21日に瀬田川ジグで釣った48センチで一番印象に残った魚でした。 第5位:大津港でのギル釣り大会(6月14日より) »この日はルアーショップ「リップラップ」の店長の誘いで、琵琶湖の大津港へ。ボランティアで出向いた。一番びっくりした事は集まった人の多さ。ディズニーランドに行った時も思った事だが、世の中にはこんなに子供がいたのか?と思う程の多さ。良く釣り人口が減っているとの発表があるが、釣りに興味にある人間は全然、減ってはいないと思う。外来種と在来種の違いで参加している人が楽しんでいる事には何ら変わりないと思った。年齢問わず、皆が楽しめる、この釣りを制限する事は社会的にも「損失」は大きいと思う。 第4位:琵琶湖フィッシングガイドを開業する。(5月1日より) »こちらもルアーショップ「リップラップ」の店長、岩崎氏の協力により、バスフィッシングガイドを開業した。正確には店長がアルミボートで行っていた「お客様ガイド」を引き継ぐ形となった。5月1日よりの開業で、延べ人数は68人の集客となった。本来は一ヶ月間に一人の集客で普通だろうと思っていたが、思った以上に需要はあった。このガイド業で知り合えた方は大事にして行きたいと思います。来年は関東からの集客も視野に180日は稼働したい。 第3位:フロッグガイド企画が失敗...(5月1日より) »こちらはフィッシングガイドの企画で「フロッグ縛り」という企画を立案した。これが思った以上に大変だった。ボートの操作やフローティングマットの下見などを入れると、凄い労力になった。最終的にはエレキモーターを壊してしまい、遂にはこの企画は進める事が出来ず断る事になってしまった。遂にはクライアント様からは「今日は○○縛り」とお願いされる事が多くなった。ただ唯一、フロッグを投げ続けたゲストは加納さんで最初で最後の人となった。お話をしていくと、加納さんはラグビーの選手で外国の遠征にも度々いかれているとの事だった。やはりバスフィッシングはメンタル=スポーツという事を感じた。10人10色の好みがあるスタイルに縄をかけるのは難しいと事だと思った。 第2位:ジャパンスーパーバスクラシック in 池原ダム(11月1日より) »こちらは10月31日〜11月1日に池原ダムにて行われた「ジャパンスーパーバスクラシック」で優勝した三原選手のパターン。大会は2日間の総重量制(5本リミットx2日間)で最終日の2日目、ビックベイトでの大逆転劇。やっぱりビックバスレイクの試合は観ているだけでも面白い。同時に思った事は東条湖には凄く士気の高い、しっかりとした選手が多い。いつかは村下会長の元からチャンピオンは出るな!と思っていたが、思ったより早く誕生した。朱に交われば赤くなる。ということわざがあるが、その通りだと思う。 第1位:チャプター京都に参加して(9月13日より) »このチャプター京都というのは凄く面白い所だと思う。昔からの歴史があり、有名なアングラーの参加も多い。プロとアマが混合で試合が出来るというのも楽しみのひとつ。今年の自分の成績は散々だったが、やりたい事や試したい事は永遠にあるのが楽しみだった。今年の年間チャンピオンは庄司プロで圧倒的な強さだった。春夏秋冬のパターンの可能性を最大限に引き出してのタイトル獲得。誰も文句はないパーフェクトゲームだった。一緒に参加した選手はとてもいい経験になった事は間違いないと思う。更なる可能性を感じされられる事になったチャプター京都と琵琶湖でした。チャプター京都はレンタルバスボートでも参加できるので、トーナメントに興味がある方は参加してみるのもいいかと思います。
イギリスでパイクフィッシング Pt.1 (日本のルアーが世界で釣れる) 9

イギリスでパイクフィッシング Pt.3 (日本のルアーが世界で釣れる)

前回の続きです。イギリスに渡英して個人的に読み漁った本があった。それは1941年に起こった太平洋戦争史関係の本である。これらの歴史ってのは1941年以降の事が歴史上では節目となっているが、実際は第一次世界大戦からのいろいろな残り事の影響が、大東亜戦争を起こしたのが事実であり歴史だと思う。最近では日米百年戦争史なんて言葉が広まっているが、これらの事に大きく一枚噛んでいるのがイギリスである。作家の司馬遼太郎氏の本に登場する哲学は8割が地政学(Geopolitics)からでストーリーが展開されている。地政学というのは歴史を語る上で需要なエッセンスで簡単にいえば、日本人が平和なのは気候や天気、四季が豊で食べ物も豊富と言う事からでもある、つまり欧州は食べ物もなく、気候も悪く、年中曇りで、夏は白夜と人が自然と悪い性格症になる。これらの事を踏まえて普通に考えて(logical thinking)見ると世界は至って普通なんだなという一つの結論に辿りついた。つまりは弱い魚は餌になるのが、世界の定義で普通の事(business as usual)なんだなと。欧米人は野蛮だなんてのは論外である。同時に地に足が付かない民族性だといい物(products)も生まれないんだなと思った。社会学(sociology)などに興味がある方はイギリスがおすすめです。ただ自分に核がないと面白くない国でもあります。 自分のいつも攻めていたポイント。一年程、通い込んだ結果、この近辺が良い事を知る。ご覧の様に狭い道で世界中の人との出会いがあり、一喜一憂の日々だった。左側に見えるのが旧橋脚の跡。パイクってのは頭がいいのか、悪いのか判断の難しい魚で、補食は突っ込み系の切り裂きバイトな時が多い。 自分が使用していたジャッカルのヴェイロン。体の中央にあるのが歯形。 こんな歯形が付く。これでベイトをやっつけて補食している。 最終的に釣り上げたパイク。これでも小さいほうです。 これはジョイクロ148で釣り上げた魚。チビです。 それでここからが大物!ジョイクロは本当に良く釣れた。 hey dude!, don't bother me. この顔!会えて良かった。 この牙は手が切れます。 90センチくらいかな。 重さは約5.5キロ。 パイクは大きな胸びれが付いており、潜水艦の様に中層でサスペンドできる事が分かった。ビックベイトへのチェイスもゆっくり追いかけてくる。 オマケ:取引先のコックさんからサーモンのヘッドを貰ったので、煮付けを作ってみる事にした。変な顔だが美味しければいい。 醤油とカボス、タマネギ、ジンジャーと臭みを極力飛ばしてみる様に料理した。 美味しそう〜ですが、まずくて、まずくて食べれません。ゴミ箱いきでした。身に旨味が無いようです。 それでホイル焼きにも挑戦でしたが、こちらも不味くて不味くて食べれません。煮ても焼いても喰えない魚とは正にこの事でした。日本近海の魚ってのは上手いんです。日本人自身が知らない事でもあるかも知れません。 オマケ:向こうでテクノのイベントで友達になったドラゴッシュ。ルーマニア出身で事実上の独裁国家時代を体験している一人。私はチャウシェスクの事を聞きまくった。 ボートフィッシングを始めたい方や経験が浅い方を対象に約10年程前からスモールボートにてガイドを行っております。只今、ゲスト様を募集中です。

2017年度の最も活躍したルアー達!! ~前編~(ブランドン パラニューク)

2017年度の B.A.S.S. エリートシリーズ "アングラー・オブ・ザ・イヤー"を獲得した Brandon Palaniuk (ブランドン パラニューク)1987年 (32歳) アイダホ州 生まれの ウクラニアン アメリカン。プロ参戦歴は5年目となり 優勝経験数は3回。現時点までの...

バスマスタークラシック2015に向けての姿勢が凄い。

  米国にて2月20日~22日に行われる「バスマスタークラシック2015」(以下、BM)について、面白い記事が、BMの記者「Bryan Brasher」氏にプレスされているので紹介します。それは、地方にてクラシックを開催する=オリンピックやワールドサッカーの誘致に近いということ。今回、クラシックが開催されるのはサウスキャロライナ州の「Lake Hartwell」クラッシックの開催は今回で3回目(incd:GRANITE 2)2008年に開催されたのをきっかけに更なる観光化イベントに向けて、大規模な公園開発計画が発表された。 開催地誘致から 開催 までの道のり アングラーから「もっと大きいスロープが欲しい」という声から、団体と行政が動いた。上記の岬(土地)を国の公園管理局がバスマスターのために、誘致(寄付?)してくれたらしい。公園の青写真は、800mコンクリートスロープ、166台分の駐車場。700mのフローティング桟橋。工事総工費は$3.1million (日本円約4億5千万円)と大規模な工事だ。日本でいうならば、やや大きめの市役所のビルの建設費と同等。 工事の権利は入札制で行われて、おくれに遅れたらしい。サウスキャロライナのアウトドア部(環境省)のホームページでも大々的に随時発表されている。 完成したスロープの様子。大型のバスボートやSUVが 何台乗り上げてもビクともしない位のコンクリートで設計されている。見て分かるように、スロープの下に大きめの砂利が引かれている。こういう基礎工事ができてないと、スロープが割れたりするらしい。 そして、去年の12月未明にギリギリで間に合った開公園式。インタビューを受けた、Schell氏(市長?)が面白い感想を飛ばしている。 “We’ve noticed a lot of single vehicles...
本日は大津港へ (6月12日) 6

本日は大津港へ (6月12日)

本日は去年に引き続き、琵琶湖大津港で行われた日本釣振興会主催のギル釣り大会にボランティアで参加してきました。朝8:00頃から開始で午後13:00までの時間で、参加人数が241人程と結構な人数でした。 本日はあいにくの曇り空。午後から天気が崩れる予定だった。案の定、大会が終わった途端に雨が降って来た。 今回の参加した役員メンバーは30名程で滋賀県からは長浜大郷屋の社長、セブンパームスの社長、そしてリップラップの店主:岩崎氏、メーカーからはジャッ カルや中央漁具、谷山商事、マルキュー等々のスタッフの方々です。琵琶湖釣り商工会連盟といった感じです。滋賀県のレジャー課も合同でイベントを行いま す。今回の釣り大会の目的は、釣り上げたギルを肥料にして、野菜を作るといった事。メーカー側としての重要な目的は行政と常に関係を持つと いったいわばロビー活動です。この大会には知識や経験が無い方も全然大丈夫で100円で参加&釣り竿レンタルができた。 恐らくこの団体にも馴染みに無い方でも、左のステッカーは見た事ある人も多いはずだと思います。左のステッカー「環境美化協力商品」が貼られている商品から数パーセントの利益を集めて、修繕事業や清掃活動に当てていくのが趣旨、いわば「釣具税」です。 店長の岩崎氏が冷凍の餌を用意。私は釣り竿と仕掛けの準備です。横に居た方はジャッカル社の生産管理部の方でワームの出荷準備に追われており忙しいらしい。おすすめワームはフリックカーリーだそうな。 このエムネム少年はアタリが解らなかった。「おい!サン。引いてるぞ。」といっても「ボケ〜」としていて全部、餌を獲られてしまっていた。横にいたお父さんも同様に餌を獲られてしまっていた。「サン。見とけよ。」と私がヒョイと釣り上げると直ぐに理解を示した。結局、お父さんは息子さんの釣りを真似して、釣れるようになっていた。親が解らなければ子供も解らず。最後の最後に釣れて「ニンヤリ」この後は3尾を釣った。ノーフィッシュの方も沢山いたがそれもまた重要な事だと思った。 よく役人を悪くいう人がいるが、職員は何も悪くないと思う。彼等は任務遂行をしているだけで、ましては良くやっている方だと思う。どうせ役人達は3年後には人事異動でいなくなってしまう。問題の本質は枠組みの線の引き方にあると思う。滋賀県は内陸部という事もあり、おじさんやおばさんに「これはアジですか?」や「タイは釣れますか?」と聞かれる。また2つ横の子供は針を付けないで釣りをしていた。自分の中での想定外とはそんな所にあった。国民の「民/たみ」を語源由来辞典で調べてみると、目に串と書く。つまりは国民は目眩(めくら)という事になる。大人にも子供にも色々な意味で目を開くにはいい機会だと思う。P.S 上杉さん。お疲れ様でした。
イギリスでパイクフィッシング Pt.1 (日本のルアーが世界で釣れる) 38

イギリスでパイクフィッシング Pt.2 (日本のルアーが世界で釣れる)

前回の続きです。日本の1868年からの明治維新ってのは壮絶だったろうなと思います。入り乱れた価値観や思想、身分制度や不安が怒濤のごとく国内を襲っていた事だろうと思います。まあ、国内にいる人にとっては喰えない飯です。ただ海の向こうを超えれば話は別です。自国の保守的な思想がいかに遅れていて、いかに惨めなのかと当時の日本の官僚人は感じていたと思います... このイギリスってのは凄い国です。テレビを付ければ当時のブレアー首相はParliament=国会議事堂のふかふかな緑のソファの上で悠々と民主主義においての議論をしてます。住み始めて数カ月でアングロサクソン国家というものが、どういう所なのかという事をひしひしと感じてくるようになります。 上の写真はイギリスのフィッシングライセンスです。イギリスでは法の整備はびっくりする位しっかりしています。まず、イギリスで釣りをするにはライセンスの購入が必要です。正確にはロッドライセンスです。1つのロッドに対して1ライセンス約5000円が必要です。ウナギ釣りに対してはロッド制限は4本までです。これらの"決まり"については、汚い言葉で悪いですが"くそうるさい"国家です。ライセンス無しで釣りをした場合は、約40万円の罰金です。ここら辺は日本の法律と違ってトコトンやります。置き竿釣法は違法です。ヘンテコなリグは使えません。自分はジャバロンを投げていて警察に取り調べを受けた事があります。よく日本国内で社会や職場に不平不満を述べる人がいますが、諸外国に比べればここ日本は天国みたいな所です。 もしこれを呼んでいる10代20代の子がいるのならば一旦、釣り竿を置いて外国へ旅にでる事をおすすめします。如何にこの世の中が不条理かつ、合理化的無知という思想に覆われて成り立っているかという事を感じてもらえるはずです。 このライセンスは郵便局から申し込み様紙で購入できます。これらのライセンスは日本の切手の様になっていて、毎年違う絵柄でこれらをコレクションしているマニアも多い。 もう一つのポイントがこの看板の裏にある水路。通称ガーデニングセンター裏。住み始めて一年位でいろいろな友達が出来てきて面白くなってきます.. ジャ〜ン。事実上、ロンドン市内で一番のパイクが釣れる水門の開閉口。カムデンから下って下って一番最初のドロップポイント。ベイトが溜まる場所だった。右の船には人が住んでいる。イギリスでは地価が高い為に生涯財産を船に投資して一生生活する人も多い。さすがはバイキング国家の末裔民。血が騒ぐんだろう。 これが向こうのヘラブナ"rudd fish"です。パイクはこれを丸呑みにするんです。パイクアングラーに絶大な指示を得ているルアーがエバーグリーンの ESFLAT です。どうりで釣れる訳です。 これがパーチです。びっくりする位の活性の高い魚で魚です。日本に生息していなく本当に良かったと思える程のいたずらな魚です。例えるならばレッドブルを飲んだブルーギルの様なハイパーな性格です。ゲーリー関係のワームは大好物のようです... オマケ:私の彼女ロンドンゆうこです。かわいいでしょ?(笑) 続く...

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