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2024年4月27日(土)
バスフィッシングと政治

バスフィッシングと政治

このカテゴリーは「バスフィッシングと政治」と題してバスフィッシング関係の記事をまとめてあります。ここでいう政治は政治家の政治ではなく、身の回りの空気、様式、見えない形 “life style”という意味です。

イギリスでパイクフィッシング Pt.1 (日本のルアーが世界で釣れる) 9

イギリスでパイクフィッシング Pt.3 (日本のルアーが世界で釣れる)

前回の続きです。イギリスに渡英して個人的に読み漁った本があった。それは1941年に起こった太平洋戦争史関係の本である。これらの歴史ってのは1941年以降の事が歴史上では節目となっているが、実際は第一次世界大戦からのいろいろな残り事の影響が、大東亜戦争を起こしたのが事実であり歴史だと思う。最近では日米百年戦争史なんて言葉が広まっているが、これらの事に大きく一枚噛んでいるのがイギリスである。作家の司馬遼太郎氏の本に登場する哲学は8割が地政学(Geopolitics)からでストーリーが展開されている。地政学というのは歴史を語る上で需要なエッセンスで簡単にいえば、日本人が平和なのは気候や天気、四季が豊で食べ物も豊富と言う事からでもある、つまり欧州は食べ物もなく、気候も悪く、年中曇りで、夏は白夜と人が自然と悪い性格症になる。これらの事を踏まえて普通に考えて(logical thinking)見ると世界は至って普通なんだなという一つの結論に辿りついた。つまりは弱い魚は餌になるのが、世界の定義で普通の事(business as usual)なんだなと。欧米人は野蛮だなんてのは論外である。同時に地に足が付かない民族性だといい物(products)も生まれないんだなと思った。社会学(sociology)などに興味がある方はイギリスがおすすめです。ただ自分に核がないと面白くない国でもあります。 自分のいつも攻めていたポイント。一年程、通い込んだ結果、この近辺が良い事を知る。ご覧の様に狭い道で世界中の人との出会いがあり、一喜一憂の日々だった。左側に見えるのが旧橋脚の跡。パイクってのは頭がいいのか、悪いのか判断の難しい魚で、補食は突っ込み系の切り裂きバイトな時が多い。 自分が使用していたジャッカルのヴェイロン。体の中央にあるのが歯形。 こんな歯形が付く。これでベイトをやっつけて補食している。 最終的に釣り上げたパイク。これでも小さいほうです。 これはジョイクロ148で釣り上げた魚。チビです。 それでここからが大物!ジョイクロは本当に良く釣れた。 hey dude!, don't bother me. この顔!会えて良かった。 この牙は手が切れます。 90センチくらいかな。 重さは約5.5キロ。 パイクは大きな胸びれが付いており、潜水艦の様に中層でサスペンドできる事が分かった。ビックベイトへのチェイスもゆっくり追いかけてくる。 オマケ:取引先のコックさんからサーモンのヘッドを貰ったので、煮付けを作ってみる事にした。変な顔だが美味しければいい。 醤油とカボス、タマネギ、ジンジャーと臭みを極力飛ばしてみる様に料理した。 美味しそう〜ですが、まずくて、まずくて食べれません。ゴミ箱いきでした。身に旨味が無いようです。 それでホイル焼きにも挑戦でしたが、こちらも不味くて不味くて食べれません。煮ても焼いても喰えない魚とは正にこの事でした。日本近海の魚ってのは上手いんです。日本人自身が知らない事でもあるかも知れません。 オマケ:向こうでテクノのイベントで友達になったドラゴッシュ。ルーマニア出身で事実上の独裁国家時代を体験している一人。私はチャウシェスクの事を聞きまくった。 ボートフィッシングを始めたい方や経験が浅い方を対象に約10年程前からスモールボートにてガイドを行っております。只今、ゲスト様を募集中です。

バスマスタークラシック2015に向けての姿勢が凄い。

  米国にて2月20日~22日に行われる「バスマスタークラシック2015」(以下、BM)について、面白い記事が、BMの記者「Bryan Brasher」氏にプレスされているので紹介します。それは、地方にてクラシックを開催する=オリンピックやワールドサッカーの誘致に近いということ。今回、クラシックが開催されるのはサウスキャロライナ州の「Lake Hartwell」クラッシックの開催は今回で3回目(incd:GRANITE 2)2008年に開催されたのをきっかけに更なる観光化イベントに向けて、大規模な公園開発計画が発表された。 開催地誘致から 開催 までの道のり アングラーから「もっと大きいスロープが欲しい」という声から、団体と行政が動いた。上記の岬(土地)を国の公園管理局がバスマスターのために、誘致(寄付?)してくれたらしい。公園の青写真は、800mコンクリートスロープ、166台分の駐車場。700mのフローティング桟橋。工事総工費は$3.1million (日本円約4億5千万円)と大規模な工事だ。日本でいうならば、やや大きめの市役所のビルの建設費と同等。 工事の権利は入札制で行われて、おくれに遅れたらしい。サウスキャロライナのアウトドア部(環境省)のホームページでも大々的に随時発表されている。 完成したスロープの様子。大型のバスボートやSUVが 何台乗り上げてもビクともしない位のコンクリートで設計されている。見て分かるように、スロープの下に大きめの砂利が引かれている。こういう基礎工事ができてないと、スロープが割れたりするらしい。 そして、去年の12月未明にギリギリで間に合った開公園式。インタビューを受けた、Schell氏(市長?)が面白い感想を飛ばしている。 “We’ve noticed a lot of single vehicles...
ブラックバスを食す(ビワスズキ) 2

ブラックバスを食す(ビワスズキ)

ネットで興味ある朝日新聞のニュース(プロパガンダ)を拾った。滋賀県でリリース禁止条例が施行されて、12年が経過しようとしている。ここ最近思う事は、駆除派の団体も細分化してきて、中には駆除(採取)した魚はしっかり食べようと、いう人達も多いような気がする。この記事の方も「魚の命はしっかり受け継ごう」という運動も兼ねて、「琵琶湖スズキを食す会」を開いているそうな。皆さんはどう思います?見て読んで見抜いて感じてください。
日本釣振興会 2019年 ブルーギル釣り大会写真

琵琶湖湖上へ (2019年5月27日) アメリカから

本日は明日の湖上業務の為に琵琶湖に浮いてきました。気温が上がり色々と仕事が増えてきました 汗 天気予報 水位・雨量・放水量 日時 2019年 5月 27日 (月曜日) 琵琶湖水位 (6時平均) 5cm 洗堰放流量 (現在) 49m³/s 平均日雨量 (琵琶湖水域前年比) 0mm 水温 20℃ 気温が30度超えとはビックリ...今年も早くも猛暑の気配を漂わせます。 出船 ~同船者紹介 今日は塩田さんが同船する。塩田さんはビワコマリンの駐艇会員でNBCチャプターにも参戦しており トーナメント歴 も長い。自分と釣りに対する価値観が凄く似ていて 釣果はともかく 釣りをする時間(Fish The...
イギリスでパイクフィッシング Pt.1 (日本のルアーが世界で釣れる) 38

イギリスでパイクフィッシング Pt.2 (日本のルアーが世界で釣れる)

前回の続きです。日本の1868年からの明治維新ってのは壮絶だったろうなと思います。入り乱れた価値観や思想、身分制度や不安が怒濤のごとく国内を襲っていた事だろうと思います。まあ、国内にいる人にとっては喰えない飯です。ただ海の向こうを超えれば話は別です。自国の保守的な思想がいかに遅れていて、いかに惨めなのかと当時の日本の官僚人は感じていたと思います... このイギリスってのは凄い国です。テレビを付ければ当時のブレアー首相はParliament=国会議事堂のふかふかな緑のソファの上で悠々と民主主義においての議論をしてます。住み始めて数カ月でアングロサクソン国家というものが、どういう所なのかという事をひしひしと感じてくるようになります。 上の写真はイギリスのフィッシングライセンスです。イギリスでは法の整備はびっくりする位しっかりしています。まず、イギリスで釣りをするにはライセンスの購入が必要です。正確にはロッドライセンスです。1つのロッドに対して1ライセンス約5000円が必要です。ウナギ釣りに対してはロッド制限は4本までです。これらの"決まり"については、汚い言葉で悪いですが"くそうるさい"国家です。ライセンス無しで釣りをした場合は、約40万円の罰金です。ここら辺は日本の法律と違ってトコトンやります。置き竿釣法は違法です。ヘンテコなリグは使えません。自分はジャバロンを投げていて警察に取り調べを受けた事があります。よく日本国内で社会や職場に不平不満を述べる人がいますが、諸外国に比べればここ日本は天国みたいな所です。 もしこれを呼んでいる10代20代の子がいるのならば一旦、釣り竿を置いて外国へ旅にでる事をおすすめします。如何にこの世の中が不条理かつ、合理化的無知という思想に覆われて成り立っているかという事を感じてもらえるはずです。 このライセンスは郵便局から申し込み様紙で購入できます。これらのライセンスは日本の切手の様になっていて、毎年違う絵柄でこれらをコレクションしているマニアも多い。 もう一つのポイントがこの看板の裏にある水路。通称ガーデニングセンター裏。住み始めて一年位でいろいろな友達が出来てきて面白くなってきます.. ジャ〜ン。事実上、ロンドン市内で一番のパイクが釣れる水門の開閉口。カムデンから下って下って一番最初のドロップポイント。ベイトが溜まる場所だった。右の船には人が住んでいる。イギリスでは地価が高い為に生涯財産を船に投資して一生生活する人も多い。さすがはバイキング国家の末裔民。血が騒ぐんだろう。 これが向こうのヘラブナ"rudd fish"です。パイクはこれを丸呑みにするんです。パイクアングラーに絶大な指示を得ているルアーがエバーグリーンの ESFLAT です。どうりで釣れる訳です。 これがパーチです。びっくりする位の活性の高い魚で魚です。日本に生息していなく本当に良かったと思える程のいたずらな魚です。例えるならばレッドブルを飲んだブルーギルの様なハイパーな性格です。ゲーリー関係のワームは大好物のようです... オマケ:私の彼女ロンドンゆうこです。かわいいでしょ?(笑) 続く...
リップラップ ウィードマスター ロッド 写真

瀬田川へ (2017年 6月26日) アオコが発生

本日も16:30に仕事を〆て、夕方から瀬田川へ30分程の調査へ。さぁ釣れるのでしょうか? 天気予報 水位・雨量・放水量 日時 2017年 6月 26日 (月曜日) 琵琶湖水位 (6時平均) -20cm 洗堰放流量 (現在) 15m³/s 平均日雨量 (琵琶湖水域前年比) 10.3mm 水温 24.8℃ 本日も蒸し暑かった。午後からは晴れ間が広がった。 この緑色に広がったのが、アオコです。今年もアオコが大量発生しそうな気配です。 本日もトップウォータープラグを投げます。 オオバナミズキンバイ(大花水金梅) の大繁殖が琵琶湖水系で問題になっておりますが、今年から瀬田川も凄い事になっています。バラ類らしくとても奇麗なんですがね。ここも3年前までは... こんな感じだったんです。抜くと根っこの破片が飛び散り、生息域を広げていくそうな。凄いバイオメカニズム... ヨーロッパ方面でも除去や拡散防止ネット等で生息がコントロールされているそうです。 ルアー紹介 本日に使用したルアーの紹介です。リアクションイノベーションズ社 ヴィクセン です。ペンシルベイトですが、顎にスリットが入っており スーパースプークよりも、容易にドックウォークができます。一度は廃盤になったのですが、2014年に復刻された代物。復刻版は造りが粗く良く壊れて浸水します。 この Reaction...

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