バスフィッシングと政治

バスフィッシングと政治

このカテゴリーは「バスフィッシングと政治」と題してバスフィッシング関係の記事をまとめてあります。ここでいう政治は政治家の政治ではなく、身の回りの空気、様式、見えない形 “life style”という意味です。

西の湖へ (9月5日) 3

西の湖へ (2015年 9月5日)

本日は明日の「チャプター西の湖最終戦」のプラクティスの為に久々に西の湖へ行ってきました。 朝は5:00に起床して6:30に近江八幡の駅にて、川氏と待ち合わせです。川氏は以前、リップラップガイドサービスを利用されたクライアント様で、西の湖でしたら同船のみでしたら、いつでもいいですよ。という事で本日となった。 本日の天気は文字通りの「秋晴れ」となった。半袖では少し寒かった。 2015年09月05日(土) 6時の琵琶湖水位 -29cm 現在の洗堰放流量 220m³/s 前日の琵琶湖流域の平均日雨量 1.9mm 水温:25.70℃ チャプターの会長さんからコーヒーをごちそうしてもらい、いろいろと周りの方と話をしていると、沢山釣れているらしい。明日の優勝ウェイトは3本で3500程は欲しいようだ。P.S ごちそうさまでした。 とりあえずは湖を一周してみる事にした。メインで使用したワームはキッカーバグ、ダイナゴン、エリートクロー、D-ZONE TGスピナーベイト、クランクを使用した。いざ。本湖へ!「ピースお願いします。」イェ〜イ。 本日は対岸で外来種駆除ギル釣り大会が行われていた。駆除釣り大会だが、普通のギル釣り大会でかなりの人が楽しんでおられる。毎回、参加者は以外にも多い。案外、バスアングラーに対して敵意を抱いているのか?と思われるが、結局は「普通の人」「近所の人」「市の人=市民」である。全てはコミュニティーあっての社会と釣り場。途中「お〜い!そこのお方〜。あそこの釣り竿とってくれんか〜?」子供が落としたらしい。「はいよ〜。気を付けや〜」と渡すとお茶を2本貰った。あれ?何処かで見た顔だが... いろいろ回ってみるが、どうやら魚がかなりウキウキでグルグルと周辺を回っているような気配。例年の場所には魚は付いておらず、水を見つけながら移動していくと... ヒット! ヒット! ヒット! ヒット! ヒット! ヒット!髭男爵さん。川氏も大きいのを釣った(笑) この西の湖はウィードは成育しておらず、また大きなストラクチャーが乏しい為に、魚に対してのアプローチが非常に難しいフィールド。魚の足も早くとてもハードコアなフィッシングフィールドでもあると思う。川さんお疲れ様でした。明日に続く...
鉛製品の釣具が使えなくなる日 (米バスフィッシング) 3

鉛製品の釣具が使えなくなる日 (米バスフィッシング)

アメリカの American Sportfishing Association (ASA) のサイトにてとても興味深い記事がアップされていたので紹介です。それは鉛の使用を合憲にするかどうかという論争。この件は昔から議論されている問題でしたが、2014年にミシガン州フリント市の水道水が鉛汚染されたのをキッカケに この問題が再加熱している様子。 もし鉛の使用が全面的に禁止された場合は みんな大好きな スピナーベイトやラバージグ、フロッグ が市場から姿を消す...という事になるかもしれません。ざっくりですが要点紹介しておきます。 鉛(なまり)製のシンカーやジグヘッドが無くなる日... オバマ大統領が辞任する前日、米国の自然管理局の理事長はある声明を発表した。それは最低でも25万平方キロメートル以上の水域(東京都面積の10倍以上)で、鉛製品の釣具を段階的に廃止する事だった。国策法条例 第219 プロジェクトと題して内容は「2022年1月までに土地から水域にて鉛製品の使用を全面禁止」する条例が記されていた。つまり それ以降に鉛製品のシンカー等を使用すると違法行為、または条例違反になってしまうらしい。(事実上のオバマ大統領による最後の逃げっ屁となった) これらの事に対して...
リップラップ ウィードマスター ロッド 写真

瀬田川へ (2017年 6月26日) アオコが発生

本日も16:30に仕事を〆て、夕方から瀬田川へ30分程の調査へ。さぁ釣れるのでしょうか? 天気予報 水位・雨量・放水量 日時 2017年 6月 26日 (月曜日) 琵琶湖水位 (6時平均) -20cm 洗堰放流量 (現在) 15m³/s 平均日雨量 (琵琶湖水域前年比) 10.3mm 水温 24.8℃ 本日も蒸し暑かった。午後からは晴れ間が広がった。 この緑色に広がったのが、アオコです。今年もアオコが大量発生しそうな気配です。 本日もトップウォータープラグを投げます。 オオバナミズキンバイ(大花水金梅) の大繁殖が琵琶湖水系で問題になっておりますが、今年から瀬田川も凄い事になっています。バラ類らしくとても奇麗なんですがね。ここも3年前までは... こんな感じだったんです。抜くと根っこの破片が飛び散り、生息域を広げていくそうな。凄いバイオメカニズム... ヨーロッパ方面でも除去や拡散防止ネット等で生息がコントロールされているそうです。 ルアー紹介 本日に使用したルアーの紹介です。リアクションイノベーションズ社 ヴィクセン です。ペンシルベイトですが、顎にスリットが入っており スーパースプークよりも、容易にドックウォークができます。一度は廃盤になったのですが、2014年に復刻された代物。復刻版は造りが粗く良く壊れて浸水します。 この Reaction...
電気ショッカー船はどれくらい強いのか?"black bass electrical extermination in japan"(琵琶湖) 1

電気ショッカー船はどれくらい強いのか?”black bass electrical extermination in japan”(琵琶湖)

前回の記事の続きです。毎年、夏に近畿日釣連と滋賀県の水産課と合同で外来種釣り大会が行われています。去年は私も参加しました。(外来種釣り大会といっても実際は楽しいギル釣り大会でした) 一昨年、行われた時に水産課がデモンストレーションで電気ショッカーを披露してくれました。これは工事現場などで使う発電機を船に積んで、船主の右と左から丁度、傘の骨のようなモノを水中に浸して魚を感電ショックさせ、後ろの人が網で拾っていくというモノです。 その時にリップラップ店の店長をはじめ数名の方が質問をしましたので、その時の記事を揚げておきます。かなり貴重な意見交換会だと思います。 電気ショッカー船はどれくらい威力なのか? 簡単にまとめてますが私が質問した内容はこんな感じでした。 Q 県の事業として目的意識をはっきりとさせていると思うのですが、この駆除方法では何を対象としてやっているのでしょうか?バスかギルかと言うとバス? A バスです。 Q 今日かけていただいた電圧ってどれぐらいのものでしょうか? A 500~1000ぐらいです。 大体1cmあたりに1ボルトぐらいでかかるようにしています。 魚が痺れ出すのが0.3ボルトぐらいからなんですけど。 Q それは大小大きさ関係有りますか? A 有るんですけど。 Q  この駆除方法でやると外来魚は取り上げてしまいますが、在来魚はまた戻すということになります。僕が何回か見ている場合いで、例えば浮き漁礁をやったり 一文字をやったりどこでも良いんですけど、何回も同じエリアをぐるぐるかけると、複数回一緒の場所で電気を流すと言うことになるんですけど、その時に、在 来魚を戻す作業の中で、『これまた同じ魚だな!?』とか『これまた同じ鯉取ったな・・』とか言うことは有りえますか? A 基本的に在来魚は掬わないんです。外来魚だけを掬うんです。 Q 目視で判断ですか? A はい。それと同じところをぐるぐると言うよりかは、場所を移動しながらかける感じで同じところを何回もすると言うことは無いです。 Q バスにターゲットをおいていると言われてるんですけど、バスに効く電圧とか電流の流し方とかあると言うのか、まだそこまではいっていないのか? A 一応試験をしたうえで5Aで決めています。試験をした結果を受けて在来魚に影響が無いような状態でやっています。 Q 在来魚の体力の有無や、個体の大小によって、この方法だと関係無く無差別に電気がいくと思うんですけど、在来魚の蘇生率や生存率ってのは出てるんですか? A 試験場の方で出てるんですけど、稚魚であったり卵であったり、何もしていない状態と電流を流した後の状態でも、差は無いと言うことです。 Q そのデータは出てるんですか? A 出ています。試験場の事業報告などで出ています。 Q ショッカーボートって何隻有るんですか? A 2隻です。 Q あのー、滋賀県が管理してるのが2隻ですよね、他が有るとか? A 全内漁連が1隻です。これは全国で使われてるものです。 Q 個人的な意見で感想なんですけど、今年何かヘラが良く浮いてるなとヘラブナが。ちょっと釣りしてて良く僕思ったんですけど。割りに周りもそう言うことを言われる人もいたので、それって何かデータを持っておられたり、何かの病気とかなど、感じたりは? A  県庁の方にも問い合わせは頂いたんですよ、我々もね、見に行くと大体が大きいんですよ。今年は目立ったような感じがしたんですけど、毎年ね、この時期に なるとやっぱりフナは死んでるんですよ。特に産卵後は魚も免疫が落ちますのでいろんな感染症にもかかったり、当然寿命もありますしね。特定の病気とかで有 れば大きいのも小さいのも浮くでしょうしね。今年見てる感じですと大きいのばかりなんで。 Q 今年の電気ショッカーでどれぐらいのトン数取れたのですか? A 7月の時点までで約5トンです。 私以外の方も質問もされましたが、私の質問はこんな感じでした。 その他で、聞いていて感じたことをまとめると ・在来種を増やす目的でこの事業はやっているらしい ・2~3時間で100~200kg取れるらしい ・外来魚をゼロにする目標は掲げてはいるが現実的では無いとは思っているらしい ・在来種が減った理由は外来魚の問題だけでは無いとは感じているみたい こんな感じでした。

バスマスタークラシック2015に向けての姿勢が凄い。

  米国にて2月20日~22日に行われる「バスマスタークラシック2015」(以下、BM)について、面白い記事が、BMの記者「Bryan Brasher」氏にプレスされているので紹介します。それは、地方にてクラシックを開催する=オリンピックやワールドサッカーの誘致に近いということ。今回、クラシックが開催されるのはサウスキャロライナ州の「Lake Hartwell」クラッシックの開催は今回で3回目(incd:GRANITE 2)2008年に開催されたのをきっかけに更なる観光化イベントに向けて、大規模な公園開発計画が発表された。 開催地誘致から 開催 までの道のり アングラーから「もっと大きいスロープが欲しい」という声から、団体と行政が動いた。上記の岬(土地)を国の公園管理局がバスマスターのために、誘致(寄付?)してくれたらしい。公園の青写真は、800mコンクリートスロープ、166台分の駐車場。700mのフローティング桟橋。工事総工費は$3.1million (日本円約4億5千万円)と大規模な工事だ。日本でいうならば、やや大きめの市役所のビルの建設費と同等。 工事の権利は入札制で行われて、おくれに遅れたらしい。サウスキャロライナのアウトドア部(環境省)のホームページでも大々的に随時発表されている。 完成したスロープの様子。大型のバスボートやSUVが 何台乗り上げてもビクともしない位のコンクリートで設計されている。見て分かるように、スロープの下に大きめの砂利が引かれている。こういう基礎工事ができてないと、スロープが割れたりするらしい。 そして、去年の12月未明にギリギリで間に合った開公園式。インタビューを受けた、Schell氏(市長?)が面白い感想を飛ばしている。 “We’ve noticed a lot of single vehicles...
漁業権侵害の受任料 (オジーズ:柏瀬巌社長) 4

漁業権侵害の受任料 (オジーズ:柏瀬巌社長)

過去のオピニオン21は上毛新聞のHPからもご覧になれます。 ・第1回 釣りへの逆風 理解深め「地位向上」を ・第2回 自然の魚は誰のもの 法や制度で利害を調整

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