タグ FECOワーム
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HPシャッドテール VS レッグワーム
先週!! 遂に「O.S.P」から「Hp Shadtail 2.5"」が発売されました。これらの6cm程の小型系のシャッドテールワームは、国内のワカサギレイクにおいて必要なワームだと思っています。また、このHPシャッドテールは「Feco」仕様も発売されています。これらのワームは小さいながらに多数のアイデアが、詰め込まれた商品となっています。このページにヒットされている方は "ウワサ真相" を知りたい為にアクセスしていると思いますが...少し掘り下げて見てみましょう。では...レッグワームをパクったらあかんやろ(笑)
まずは全体像です。レッグワームは細身のシルエット。HPシャッドはファットなボディです。大きさは全然ちがいますね。
そしてヘッドの形状です。レッグワームはヘッドが直角。HPシャッドは曲線です。これらの形状で水の切り方が違いますね。レッグワームは四角が進むような動きで、HPシャッドは水を滑るような動きだと思います。
次はリブのアップです。レッグワームはやや浅リブです。HPシャッドは深リブです。このリブの高さでバイブレーションの度合いが決まると思います。HPシャッドの方はボディでバイブレーションを狙っている作りかなとも思います。
これがレッグワームの秘密だと思います。テールにワザと付けられた、段差が水を"カドカド"な水押しで水中で倍音/音波を出しているんだと思います。楽器でいう"ギロ"ですね。レッグワームはレッグで「Sawtooth」系な音波を発生させるのに対して、HPシャッドはボディのリブでロールを発生させているワームだと思います。オシロスコープで計ってみたいですね。
動きを見てみる!レッグワーム+デコイフック3番。
動きを見てみる!HPシャッド+デコイフック3番。
測ってみた...レッグワーム 4.9mm
測ってみた...HPシャッド 5.9mm
量ってみた...レッグワーム 1ml.
量ってみた...HPシャッド 2ml.
最後に...アップで見てみるといろいろと発見がありますね。モノ造りの皆さん!よいフィッシングライフをお過ごしください。
OSP – HPシャッドテール (HP Shadtail) エコモデル(Feco)が入荷!! (2.5インチ) (バスメイトインフィニティ)
バス入荷情報
OSP - HPシャッドテール (HP Shadtail) 入荷!
HPシャッドテール2.5inはただ巻きとシェイキングの両立を大前提にさまざまなリグに対応できる小型シャッドテール系ワームとして開発をスタート。このサイズのシャッドテールワームに不足しがちなパワフルな振動と水押しをスローからファーストまで、リトリーブスピードを問わず生み出せる。ノーシンカー(オフセットフック#2~#3)やジグヘッドリグにおけるただ巻きではヘッドまで揺らす力強いウォブリングアクションを発生。
関連動画
お気に入りワーム:スワンプクローラー (レインズ)
これからNBCチャプターに出場される、純粋なアングラーにお進めする、Fecoワーム。 レインズ(reins)のスワンプ(swamp)です。このワームのFecoバージョンが、エコスワンプです。自分はこのワームはジグヘッドワッキーのみで使用しています。
ご覧の様に見た目は変哲のないストレートワームですが、プリッ。プリッ。としたボディの素材とキュッ。と締まったテールがどうやら魚には美味しそうに見えるようです。ちなみにストレートワームはメーカー全て、特徴があり、なんでも同じ釣り方で釣れるという訳ではありません。このワームは多数の実績を出しています。
そして、このボディに付いた「バリ」にも秘密があるようです。あとテールの向きやワームにワザとクセを付けるのもいいですよ。余談ですが、あのジャッカルの秦拓馬プロが曲がったストレートワームのみを使ったのが、フリックシェイクのはじまりなんですよ。凄い発見ですよね。
お気に入りワーム:エリートクロー 3.5 (イマカツ)
これからNBCチャプターに出場される、純粋なアングラーにお進めする、Fecoワーム。今回はイマカツ社の「 エリートクロー 3.5inch」を紹介します。元々、スリムダイナゴンでリリースされる予定だったようだが、今のネーミングになったらしい。自分は6月周辺、流入河川付近の「手長エビパターン」で頻繁に使用します。リグは3.5gのスプリットショトやライトキャロをズルズルズルと静かに引いて、コンっ。というようなバイトを取っていきます。この時期の比較的、イージーに釣れる魚なのでこのパターンは大切にしています。ワームの作りも、ヒゲはカーリー、ハサミではなくバットようになっており、大きく水中の水をかき回します。このハサミとボディの4.5対5.5位のバランスが非常に良く出来ています。また、フックはハヤブサWRM262 #4番を使用して、ボディとの幅、及びバランスをキッチリと合わせて使っています。人によっては、スモラバのトレーラー、ライトテキサス、ジグヘッドにといろいろ使われているようです。
ボートフィッシングを始めたい方や経験が浅い方を対象に約10年程前からスモールボートにてガイドを行っております。只今、ゲスト様を募集中です。
お気に入りワーム:キッカーバグ4.5 (エバーグリーン)
これからNBCチャプターに出場される、純粋なアングラーにお進めする、Fecoワーム。今回は「EVERGREEN」のキッカーバグ4.5inchです。Fecoワームというのは、素材が市販のプラスチックワームより、柔らかく、張りが落ちます。だからと言って、釣れない訳ではなく、使いかたやバランスをアングラー自身で変えなくてはなりません。
このワームの素晴らしい所は、とにかくバランスがいい所だと思います。手先の玉が丸い為に、ゴミを拾わず、ピリピリ震えてくれます。どうやってこの難しい素材を動かすか?という所にフォーカスを集中させていると思います。また、ヘッドのウサギの様な耳はビックダディーというポークのイミテーションです。この形状はアメリカから50年以上前からある、ランカキラーベイトです。これで釣る練習のみ続けてれば、自然と成績は良くなると思います。事実上、40upの実績が高いです。何時も同じワームばかりを使用していると、全体のタックルバランスの重要性を見逃しがちだと思います。そんなこんなで、自分でシンカーと比重の関係を調整、ホールバランスを追求していた数日後に、このワームでチャプター西の湖で初優勝をさせて頂きました。思い入れのあるワームです。