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BASSMASTERエリートシリーズとは・・・全米中を舞台として行われているバスフィッシングの大会。優勝賞金は日本円で約1500万円程。このエリートシリーズは下層のオープンリーグのみを勝ち上がってきた選手のみがエントリーする事ができる。ルールは全日程4日間で行われ2日間は予選、残りの2日間は決勝日となる。短日の総本数は5本(リミット)の総重量制で競い会う。近年はITテクノロジーの発達で各選手の終日の釣り方や攻め方の情報がリアルタイムで入手できるのがうれしい。


バスマスターエリートシリーズ2015 第4戦 “Lake Havasu戦”が始まりました。



開催されているエリアのマップです。カリフォルニアとアリゾナの乾燥地帯に挟まれた平均水深が11メートル程の見た目はメキシコのような風景のダム湖。湖の面積は7800ヘクタールと琵琶湖より少し大きい位。生息する漁種はラージマウス、スモールマウス、ストライプバス、コイ、ナマズ等々。水質はクリアー。wiki-usaより


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ハバス湖のメインベイトがギザードシャッド。殆どの選手がダウンショットやミッドクランクで5-6メーターラインの魚を狙い撃つといった釣り方のようだった。またビックベイトでも大型が釣れるらしい。当日はコロラド川のシャローフリッピング組と本湖のスクリーング(回遊系)狙い組とで試合の明暗が別れるか?といった試合になるようだった。


予選一日目

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ハバス湖の周辺の山々。


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クリフフォードは沖のスクーリングをダウンショットで狙っているようです。結構、大きいのが釣れています。


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ベテランのボビーレーンはコロラドリバーに入りサイトで狙っているようです。


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7位でフィニッシュ。結構いいのが釣れています。


予選一日目結果

1 Edwin Evers (5本) 9389g
2 John Murray (5本) 8981g
3 Matthew Herren (5本) 8572g
4 Randall Tharp (5本) 8300g
5 Mike Kernan (5本) 8255g
6 Shaw Grigsby (5本) 7779g
7 Bobby Lane (5本) 7770g
8 Kelly Jordon (5本) 7765g
9 Cliff Pirch (5本) 7065g
10 Kevin VanDam (5本) 7053g

上位は50アップを5本を釣ってきている計算になる。


予選二日目

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予選2日目がスタートです。朝から大船団です。


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人気のスポットは5メートル間隔でボートが接近するようです。


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スキートは何処か遠くへ行くようです。


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クリスはシャローでベッドフィッシングの様です。


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いるかな〜?


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おっ!ヒットです。


予選二日目結果

1 Cliff Pirch (5本) 8799g
2 John Murray (5本) 7302g
3 Edwin Evers (5本) 6395g
4 Matthew Herren (5本) 6667g
5 Brandon Palaniuk (5本) 8527g
6 Chris Lane (5本) 7892g
7 Randy Howell (5本) 7316g
8 Josh Bertrand (5本) 6871g
9 Kelly Jordon (5本) 6486g


決勝一日目

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3日目(決勝初日)の朝が始まりました。ランチングです。


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大森プロは沖のスクーリングフィッシュを狙っているようです。


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奥に見えるのがここから直ぐの所に住んでいるディーンロジャス。つまりハバスは彼のホームレイク。


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3日目になり圧倒的にシャローのリーズ撃ち組が有利になってきたようです。


決勝一日目のウェイン

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クラシックを制したカシーは6位でフィニッシュ。


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アーロンマーティンスは4位でフィニッシュ。


決勝日一日目結果

1 Cliff Pirch (5本) 6418g
2 大森貴洋 (5本) 9071g
3 Edwin Evers 5 (5本) 6867g
4 Aaron Martens (5本) 7756g
5 Justin Lucas (5本) 8219g
6 Casey Ashley (5本) 7912g
7 David Williams (5本) 8699g
8 Dean Rojas (5本) 9067g
9 John Murray (5本) 5307g
10 Brandon Palaniuk (5本) 5964g

大森プロとディーンロジャスが食い込む展開に…


決勝日二日目

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久々に決勝に進出したゲリークレイン。うれしそうです。


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スタートです。アーロンはブレイクのドロップポイントを狙っている様子。山と同じ地形が水中にあるそうだ。いいスポットです。


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最終日の朝一の選手が入ったポイント。似たようなエリア選びとなった。


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エヴァーズ選手。おっ!かけました。


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大きいかな? Barenna!!


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ピッピッ。大森プロです。


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スイムベイト(?)と投げているようです。


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移動です。


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その頃、シャローの蘭(tules)の中で凄いパターン「ブラックバードパターン」なるものをを炸裂している選手が居た。そう、アーロンマーティンスです。


最終日ウェイン

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いよいよ。ウェインの始まりです。「ギビィアップヨ〜」


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ディーンロジャスは5位でフィッニッシュ。


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カシーは7位でフィッニッシュ。


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アーロンの登場です。もしかしたらといういい表情しています。


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オ〜!と湧きます。


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優勝候補のエヴァーズです。3位でフィッニッシュです。


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という事で大森プロとの一騎打ちです!! オラオラモードです。


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大森プロは4位でフィニッシュ。


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優勝はアーロンマーティンス。パターンはなんとパターンらしいです。なんでもライブウェルの中でバスが鳥を吐いたらしい。葦や蘭の周辺奥で巣を作っており、何かの拍子で落ちた鳥を大型のバスが補食してるらしいとの事。それなので鳥を探して撃っていったそうだ。現にアメリカのある地域では夏のパターンで、ブラックバードパターンがあるのは有名な話。またバスマスタースタッフの中にはハバス出身のロコアングラー(歴20年以上)も在籍しているが、ハバスのバスが鳥を補食しているのは聞いた事はないという。Aaron Martens has one in the livewell that he thinks has a blackbird in its gullet. These black and yellow birds are nesting deep in the tules on the mats.”There are nests everywhere back in there. These fish are actually keying in on those birds.”If we didn’t see it happening we wouldn’t believe it. Our camera boat driver Ed Shaver is a local of 20 years and hasn’t heard of it being done on Havasu.


詳細動画:
arron-martins


Aaron-Martens優勝後のアーロンのインタビューによると、ライブウェルの中で沢山の鳥の羽をバスが吐いたらしい。それはヒナの羽だったらしい。ヒヨドリ(?)の巣からヒナが落ちてるのをバスが補食しているらしい。釣りをしていた時は鳥は一切見えていなく、耳で探していったらしい。カンフーフィッシングですね。



最終日~結果~

1 Aaron Martens (20本) 31.2kg 約12,000,000円獲得
2 Cliff Pirch(20本) 30kg 約3,000,000円獲得
3 Edwin Evers(20本) 29.5kg 約2,400,000円獲得
4 Takahiro Omori(20本) 29.4kg 約1,800,000円獲得
5 David Williams(20本) 28kg 約1,600,000円獲得


:最終日動画(英語ページ)takahiro-oomori-bassmaster-japan


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