本日は NBCチャプター琵琶湖 第2戦 カスタムシート.JP CUP に参戦するために、琵琶湖へ行ってきました。チャプターとは NBC=ニッポンバスクラブが主催している、バス釣り競技会のオフィシャルアマチュアトーナメント。アマチュアと言っても参加する選手の半分はプロ大会を経験している ベテランアングラーが集います。アマチュアなので 賞金制ではなく お菓子やジュースが振る舞われます。


本日は風速4−5mを記録しており中止されるレベルだが、JB/NBC本部から撮影隊が来るという事で やや押し での大会が開催される事となった。まずはエンジンカウルをガムテープで巻く。琵琶湖は三角波が立つとボートがジャンプする。


天気予報

水位・雨量・放水量
日時 2019年 5月 19日 (日曜日)
琵琶湖水位 (6時平均) -2cm
洗堰放流量 (現在) 45m³/s
平均日雨量 (琵琶湖水域前年比) 0.1mm
水温 19.0℃

本日も昨日に続き強風爆風。東風が吹く時は西岸は本当に荒れます。


ミーティング ~冠スポンサー紹介

朝の7:01 にミーティングが始まります。本日は総勢 63名の参加。参加されている選手の殆どは ベテランが多く、トラブルは全く無く 進行はスムーズに進みます。本日の 冠スポンサーは カスタムシート.JP 社です。大阪に拠点を置く バイク のシートをカスタムする業者様で ボートのシート張り替えも行なってくれる会社です。施工には シート生地 や シート内部スポンジ 等々の全てが ワンオフ でカスタムオーダーできます。

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功労賞

今年から JB/NBC から公式のチャンネルが開設した。これは山下会長自身が全国のチャプターに訪問して お礼の意を述べる といった巡業撮影を行う企画。JB/NBCも生誕35周年を迎える。もう少しで引退を考えているらしい。チャプター琵琶湖からは ①古橋氏(会長) ②下野氏(相談役) ③寺田氏(ビワマリ社長) の三人が選ばれ表彰された。今から30年以上前 JB/JBTA は愛媛県と山梨県にて開催されていたが、琵琶湖でも開催したいという事で 寺田氏 と 下野氏 で河口湖まで直々に出向き誘致するという形で 琵琶湖プロトーナメント といったモノが始まった。それから外来種リリ禁問題(2003年)という政治的な問題に発展して今日に至る。とにかく色々な理由、原因が複雑に絡みあい時間のみが経過している。JB/NBCトーナメント団体は批判される事も多い 理由は厳しいルール(ワーム類、出船時間、身だしなみ)にあると思う。自由に解き放たれたい水辺でルールを作り”遊ぶ”という事は釣り人社会にとっては嫌悪なんだなとも思う。それでも35年間も存続できるのは 厳しいルール(discipline) の存在があったこそ他ならない。


トーナメント開始

7:13にスタート。ルールは魚3本の総重量で競い合う。キーパーサイズは30cm。13:30までに本部に帰着カードを申請して終了となる。途中、禁止エリア や ボート操船等で 他選手からクレームが入った選手は 失格となる。


本日のエリア ~東岸フラット~

本日は強風予報のために 東岸フラットエリア を重点的にみてみる事とした。


プラクティスの時には釣れそうな映像が出てきたのだが、本日は魚が殆ど映らなかった。



風が吹いていなければいいのだが、皆平等の自然条件の元にトーナメントが行われているので文句は一切ない。本日も ショートバイト が10回程あったが、全くのらず。



なんと朝一の前面作戦に失敗してしまった。更に東風が吹いてきたので インサイド に逃げる。俗にいう 退散スタイル。それでも慎重に攻めます。


11:00頃になると日本海並みの琵琶湖です。本湖は誰もいません…


残り時間 15分。東岸の内湖もザブザブです。「どうしよう。釣らないとトーナメントに参加できない。参加したい!」


逆境に耐える

 


まだまだ諦めません。西の湖釣法再び!葦の裏=風のプロテクトエリア を ヘビダンリアクション で撃っていきます。すると…


残り5分で38cmゲット!


ザブザブに濡れながら帰着。


大会結果

今回の上位入賞者5名。[結果] 自分は730グラムの39位(12ポイント)をゲット。残念ながらの負け試合。あんな小さな魚でも後でモノを言うかもしれません… 最終戦まで諦めません。本日の上位陣はプラクティスで良かったエリアを朝一に勝負を賭けるといった感じでした。次回は 第3戦 06/09 (日) ヴァガボンドCUP となります。本日は強風のでしたが、運営者の方々&参加選手の皆様 お疲れ様でした。また次回も応援よろしくお願いします。