琵琶湖北湖おかっぱりへ (2018年 12月18日) DRTなるままに…

先週から始まったリールのオーバーホールキャンペーン。店頭はリールの山で埋もれています。12月頭から自身の仕事をこなしており、入稿データ日のデッドラインに追われています。前回の オカッパリ忘年会大会 には諸事情により参加できず。釣りに行きたいという「超釣欲」と格闘しながら 本日は正午過ぎまで 北湖おかっぱりに行ってきました。

天気予報

本日もまあまあ暖かく感じた。今年の12月中旬は凍てつく程 寒く無いですね。

ビックバスを追う男 ~The Best Kept Secret~

本日は米国アリゾナ州からビックバスを求めて来日している イーさん と北湖にてオカッパリ。彼は米インテルコンピュータ直属系子会社 社長の御曹司。福沢諭吉の顔面にパンチをいれるベンジャミンフランクリンというレベル。簡単に言えば5キロ級のデカバスを追い求めて来日している。ロッドも 作りたいとかなんとか で釣り道具屋で再会して「今度ドウデスカ？」で今日に至る。日本語と英語が混じりある意味深なトークで北湖公園で待ち合わせ。

北湖へ

更に15分後に チームビックベイターズ と合流。

歩いて歩いて琵琶湖の秘境へ。現場へ向かいます。

まあまあな裏手まで来ます。

イーさんの自身のブランド「超偉大グランデ」なロッド。ブランクスはMHX製で フリッピングモデルをチョイス、ガイドは10個乗せてあり テーパーはディレイ気味に入る。春先のビックベイト特有プンプンバイトもコレでとれるだろう…というプロト版。このロッドも自身で巻いており 東洋人には無いセンスが魅力的だ。メチャカッコイイ。まずは自分で 65cmオーバーの ブリッブリッ なグラビアフィッシュを釣りたいとの事だ。残念ながら表題の３キロ位がベストらしい。

ビックベイト紹介 ~DRTタイニークラッシュ~

DRT社 タイニークラッシュ。一昔前の イマカツ社ハスキーハスジー や T.H.タックル社バスマスミノー と同じくエラストスイマーのテールをセットしたモノとなる。まず他のビックベイトと違う所は リップ と テール がオプションで発売されており、その場で セッティング できるという事が一番の魅力。どちらかと言えばクランクベイトに近いかなとも思う。このビックベイトは店頭では買えなく 未知な所も多いので残しておきます。

まずは リップ 部分。左から ワイドリップ→ノーマルリップ→ショートリップ が存在する。ワイドリップを装着すれば ウォブル(ブルブル)アクション となり ショートリップ を装着すれば ウィグル(キビキビ)アクション となる。ローカル勢は ウォブルアクション を波動、ウィグルアクション を ヨタヨタ と呼んでいる。自分が纏めるならば 南湖はワイドリップ、そして北湖はショートリップという選択が最良ベキかとも思う。南湖はブルーギルやザリガニを捕食しているバスが多いのか ワイドウォブル (スクエアビルクランク~ディープクランク) に反応がいい。そして北湖はハスやアユの影響かで タイトウィグル (シャッドプラグ~ピンテールワームのミドスト) のモノに反応がいい。最終的にはどれでも なんでもいいという答えるになると思うのだが、最良の ビックベイトセッティング で魚を捕る事がビックベイターの流儀なんだと思う。逆を言えばこれが釣れるのかというが一番の魅力！ちなみに クランカー木村さんは ワイドリップ の Vテール仕様とのことでした。さすがクランクベイトマスターだと思いますね。

クランカー木村3本7380g~タイニークラッシュにて

次にテールだが Aサイド と Bサイド があり、Aサイドは ウォブル&ロール 重視、Bサイドは ロール&巻きシンキング となる。ビックベイトでありがちな 超絶妙サスペンド調整 をするならば このテールで調整すればいいといった感じで まさに現場系のテール。

最後に Vテール というのもある。このテールは ボートでいうラダー的な役割を果たしており ボディ自体にロールが凄く稼げる。他にも リップレス＆ピン下 セットで S字形 で使用している人も多い。その他にもリップを自作カットしたりと 無限のセッティング方法が存在するのだ。

最終的に自分がセットしたモノは ショートリップ+Vテール+1.8グラムシンカー

これにプラス ジョインテッドクロー をキャスト。ストラクチャー周りにはデカイのがいた。

そしてポイントを移動して…

そして イーさん にビックバイト…残念ながら巻かれてしまった。次回はどうなるのか？ 今週末も ブリッブリッ を一緒に狙いにいきます。毎度の事ながら全てに置いて難しい。まだまだこれからで２月上旬 までがシーズンですね。