ワームの常識を変えた元祖 “リブ付きギル型ワーム”:Sweet Beaver
今年2018年は 米バスマスタートーナメント団体が 設立50周年 を迎え節目の年となる。それに合わせて沢山の 同船プレス記者 による メモリアル アーティクル がアップされているので 面白いモノをピックアップして 要点紹介します。この記事は2編を一部に纏めて(remix)あります。
元祖 "リブ付きギル型ワーム" の誕生秘話
みなさんは リアクションイノベーションズ社...
チャターベイトのパテント”特許”問題を探る…
自分の祖父は沢山の特許を申請していた。内容は積荷の運搬時に置ける落下防止策案だった。結局は全部却下されていたが... 特許(パテント)というのは発明者に対して登録権を発生させて、第三者が使用した場合には使用料が発生するらしい。欧米には特許屋(特許トロール、特許クリフ)というのがいるらしい。これは大企業などを相手にこれらの行使権を合法的に悪用して使用料を迫る団体らしい。
チャターベイトの特許とは何か?
自分も知らなかった事だが...チャターベイトには特許が存在しているらしい。元祖のチャターベイトは Z-Man社やRad Lures社のチャターベイト。(国内では量販店に300円位で売られている)これらの会社がチャターベイトのパテントを保持しているらしい。そして、先週の7月11日にペンシルベニアに拠点を置くPicasso(ピカソ)ルアーが訴えられるnorたらしい。(米の記事には特許付与=Grantedと記載)このピカソ社はアーロンマーティンスをサポートするアウトドアの会社。去年はアーロンがB.A.S.S.で年間チャンピオンになった事で一躍注目される会社となった。 アメリカでは一発当たるとラバージグでさえ初回6000万円位(cal:bc480円x125,000個)のオーダーが入るらしい。今回はピカソ社のチャターベイトがジャクポッドだったらしい。つまり、Zマン社が一発あてたピカソ社に噛み付いたという事になる。
米国特許取得番号:D760,866 Sによると出願名「フィッシングルアー・アタッチメントクリップ」趣旨説明は「チャターベイトのブレードにこのクリップを使用する事によりラインが絡まり難く一定層をしっかりと引ける。故に魚がより釣れる」つまりブレードにスナップを使用すると特許使用料が発生するらしい。(写真はピカソ社の"Shock Blade"シリーズ) 簡単な事だがリングにすると絡まってしまう。同時にこのパテントの件は米国のブレードジグマーケットので論争になっているようだ。このパテント権を発生させなければもっといいブレードジグが世に出ているであろうという事だけに過ぎないと思う。私はこれらの事に専門的な知識がないのでここで終わりにさせてもらう。
To get around the Z Man Patent...
アルファベット名が流行った時代:The Bomber Model A
1970年代はアルファベット名が付けられたルアーが流行った時代だった。すべてはフレッドヤングのビックO(Big-O) に始まり今日に至る。ノーマン社はリトルN(Little N) バグリー社はバルサ(Balsa B) がバージョン違いで次々に発表された。当時はまるでルアー会社がアルファベット名を命名しなければらない雰囲気だったもいうべきだろうか...
そして本題の ボーマーのモデルA (Bomber Model A) 短くしゃがれた格好のクランクベイト。シャローバージョンからディープバージョンまで発売された。長く伸びたベロはボディの奥までモールドされており、ボディは素朴なソリッドカラーで中身にはラトルまでもがインサートされていた。*写真は1977年のボーマーのモデル A の広告
これらのルアーはバルサ製のルアー程に魅力はなかったが良く釣れた。当時は不良品で半透明のルアーがあったがそれらが良く釣れて、今日のゴーストカラーとなったようだ。これらの偶然が大きな資本家の目にとまり大きなルアー産業に発展した。ある会社はプリズムシートをいれたり、アルミホイルをいれたりと色々な製造方法が編み出された。それらのルアーはクリアーレイクで効いた。
それから時がたったが、当時のルアーと今日のルアーにはそれ程の差はない。ただフックの精度だけは進歩し続けている。そしてこのルアー ボーマーモデルAは未だにプラドコではベストセラーである事はいうまでもない。最後にカリフォルニアのデルタに行く時にはアップルレッドクローダットのサイズ6と7持参するように忠告しておく。
*記事や時系列に間違いがあるかも知れません。
The...
ZBC (ZOOM)ワームの秘密に迫る!! (Wired 2 fish)
お世辞抜きで世界で5本の指に入る "釣れる" ワーム ZOOM社。国内では ZOOMという名が 商標登録 されているので ZBC でお馴染みとなっている。この会社のストーリーが 海外のサイト Wired 2 fish にて アーティクル...