アルファベット名が流行った時代:The Bomber Model A
1970年代はアルファベット名が付けられたルアーが流行った時代だった。すべてはフレッドヤングのビックO(Big-O) に始まり今日に至る。ノーマン社はリトルN(Little N) バグリー社はバルサ(Balsa B) がバージョン違いで次々に発表された。当時はまるでルアー会社がアルファベット名を命名しなければらない雰囲気だったもいうべきだろうか...
そして本題の ボーマーのモデルA (Bomber Model A) 短くしゃがれた格好のクランクベイト。シャローバージョンからディープバージョンまで発売された。長く伸びたベロはボディの奥までモールドされており、ボディは素朴なソリッドカラーで中身にはラトルまでもがインサートされていた。*写真は1977年のボーマーのモデル A の広告
これらのルアーはバルサ製のルアー程に魅力はなかったが良く釣れた。当時は不良品で半透明のルアーがあったがそれらが良く釣れて、今日のゴーストカラーとなったようだ。これらの偶然が大きな資本家の目にとまり大きなルアー産業に発展した。ある会社はプリズムシートをいれたり、アルミホイルをいれたりと色々な製造方法が編み出された。それらのルアーはクリアーレイクで効いた。
それから時がたったが、当時のルアーと今日のルアーにはそれ程の差はない。ただフックの精度だけは進歩し続けている。そしてこのルアー ボーマーモデルAは未だにプラドコではベストセラーである事はいうまでもない。最後にカリフォルニアのデルタに行く時にはアップルレッドクローダットのサイズ6と7持参するように忠告しておく。
*記事や時系列に間違いがあるかも知れません。
The...
シマノリール起源は銀骨にあり:The Bantam 100
1978年に誕生した 銀色のリール "bantam"
ここ30年間のリール史を語る上で外せないのがシマノ社である。リールは洗練されたデザインと一環された生産行程により築きあげられた素晴らしき製品である。しかし本国アメリカでは70年代中盤まではジャパンのシマノさんは自転車屋で有名だった。シマノ社が一躍 有名になった理由には Lew Childre という男の活躍と BB1 Speed Spool という開発製品があるからである。
1970年代初頭 フィッシング デザイナーの Lew...
深き”R”は湖底にあり:The Rebel Maxi-R
一昔前まではディープクランクキングなんて言葉は存在していなかった。当時から Norman DD-22, Poes 400, Mann’s 20+ 等がリリースされていたが、世間ではこれらのクランクベイトはトローリング用として認識されていた。ことの流れが変わったのはレーベル社のアルファベットシリーズのクランクベイトの発売「The Rebel Maxi-R」が登場してからだ。
元祖ディープクランク昔話
このオリジナルの Maxi-R は実は大きなスクエアビルクランクベイトだった。75ミリのビックボディに24グラムの重さが特徴なビックダディだった。そして後にダイビングリップにチューンされたモノが「the Deep Maxi-R」になった。そしてさらに改良されたのが「the...
ワームの常識を変えた元祖 “リブ付きギル型ワーム”:Sweet Beaver
今年2018年は 米バスマスタートーナメント団体が 設立50周年 を迎え節目の年となる。それに合わせて沢山の 同船プレス記者 による メモリアル アーティクル がアップされているので 面白いモノをピックアップして 要点紹介します。この記事は2編を一部に纏めて(remix)あります。
元祖 "リブ付きギル型ワーム" の誕生秘話
みなさんは リアクションイノベーションズ社...