THE FLIPPING ONLY (中村大介)
今回おすすめするDVDはコチラの「THE FLIPPING ONLY - 中村大介」です。元々、何枚かDVD-Rでリリースされていたものが、プレス版のデラックス版となってリリースされたモノです。自分はこういった感じのインディーズ出版会社の作品が好きです。ご存知の通り中村プロが貫くスタイルは「パンチング・フリッピング」です。大きいシンカーを纏わせたワームをベジテーションカバーの奥へ奥へと撃っていく釣りです。中村大介プロは「2010年 チャプター京都の年間チャンピオン」です。2003年頃から琵琶湖の南湖でウィードが、大量発生したと同時に琵琶湖水系でもスタイルが研究されて確立された釣りです。(当時はまだ 2oz シンカーとは売っていなかった)簡単そうに見えて一番難しいのがパンチング*だと思います。私がこの中村プロに与えるアングラーネームは「ザ・ラスト・サムライ」ならぬ「ザ・ラスト・フリッパー」です。最初で最後の最強フリッパーだと思います。 近年、琵琶湖では行政が徹底的にウィードを除去しているので、もうこのパンチング・パターンは成り立たないかも知れません。ただ、中村プロだけは現在でも、毎回、入賞に絡んでいます。"チャンピオン"は何処の業界でも別格です。そんな秘密が沢山詰まっているDVDです。 ヤフオクでポチれ。
オススメ度:★★★★★★☆☆☆☆ (10/6)
パンチング*の歴史を調べてみますと、は'70年代の後半に B.A.S.S.のメンバー「Tommy Martin」が3/4 ozのジグで「heavy...
バス釣りKOジム MOVIE ! (藤木淳)
本日のおすすめのDVDです。バス釣りKOジム MOVIE ! (藤木淳)です。2008年に地球丸出版社からリリースされたものです。バスフィッシング歴が浅い方は、知らない方も多いかと思いますが、藤木プロは2005年の JB TOP 50の年間チャンピオンです。年間チャンピオンは「別格中の別格」の何かを持っていなければ、手にする事はできません。(チャンピオンは一人だけ)このDVDは、雑誌の読者の質問を答え映像にしたもの。How to物にしては、クオリティが高いです。ジグの打ち方や橋脚の攻め方とか、どうやってシャッドクランクを通すとか... どうやって針を研ぐのか?とか...毎回、思うのですが、クリエイターが出演しない作品は個人的には面白くないです。続編の製作を強く望みます。ヤフオクでポチれ。
オススメ度:★★★★★★★★☆☆ (10/8)
SLOW ROLL (田辺哲男)
今回のオススメのVHSはこちらです。まず2003年位を境にVHSの作品が全て、絶版になってしまっているので、自分は全てデータに起こして持っています。本当にこんなに素晴らしい作品が、中古釣具店で200円とかで売られていていいものなのか? と世を疑います。VHSのデッキはヤフオクで500円位で買えるのでデッキさら購入する事をお勧めします(笑)
こちらは、1998年(?)にAPS(アピス)からリリースされた、田辺哲男プロによるスピナーベイトについての「How to」物です。田辺プロが '97年のバサーオールスタークラシックの優勝パターンを実践している作品です。田辺プロの作品は"見せるならば徹底的に見せてやるぜ!教えてやるぜ!" て姿勢が凄いと思います。スピナーベイトのスローロールは田辺プロが10年以上前から実践しているシークレットテクニックです。霞ヶ浦・北浦を舞台に、スローロールを実践してくれています。目から鱗ってこういう事だと思います。丁寧な図解入り。赤いトライトンもカッコイイです。やっぱりネットの無料動画と出版される作品は別物です。(杭・オダ・浚渫跡・捨て網などストラクチャー別、アプローチ・リトリーブスピード・ロッドワーク・カラー・ウェイト等々)
オススメ度:★★★★★★★★☆☆ (10/8)
ザ・サイト~見えバス釣り完全教書~ (庄司潤)
今回のオススメはDVDではなく本です。この本は2004年に木世(エイ)出版社から発売されている本です。タイトル通り「ザ・サイト」です。近年、サイトってややこしい和製英語になっていますが、ここでいうサイトは、魚を見つけて釣るという意味です。自分の意見ですと国内で圧倒的に大きい魚を釣る事が上手い人やトーナメントで優勝する人は殆どがサイト名人です。見つけて釣らない限りには釣れない時代になりつつになるんではなかろうかと思っています。魚が見えてる人と見えてない人では釣果は100倍も違うと思います。ましてや勝負にはならないと思います。この本はブラックバスの性質的な所をとことんついてます。例として、こういう動きの個体は喰わないとか、こういう時はこうしろとか、このホールスピードがいいとかです。湖によっては魚の性質が違うのもサイトフィッシングの難しい所だと思います。アメリカのバスプロの定説で「クリアレイクを征するもはバスフィッシングを征する」と伝えられています。そんな理由からだとも思います。ちなみにアメリカではこれらの How To ものは30年前の作品でも高額です。まさに完全教書、バイブルです。永遠の課題ですね。アマゾンの中古で購入できます。
オススメ度:★★★★★★★★★☆ (10/9)
目探 Vol.1 (庄司潤)
本日のオススメのDVD(VHS?)です。2003年発売(?)これから琵琶湖でバスフィッシングを始めたい方に強くおすすめします。あの「庄司潤 」プロが琵琶湖で超有名になった、1stの作品です。庄司流サイトフィッシングaka目探スタイル(見つけて釣る)を確率させ、マスターズ(400人参加?)で準優勝の記録も収録。周りの人がやらないスタイルを追求するという事が如何に大事かを考えさせるDVDです。DVDの中ではそれらのバスをどう仕留めるか、少しずつですが、説明があります。庄司流の理論が詰まってます。事実上、今現在の琵琶湖最強のアングラーです。ヤフオクでポチれ。
オススメ度:★★★★★★★★☆☆ (10/8)
関連tweet:
https://twitter.com/kjkstyle2011/status/583469640182960129
岸道 VOL.3 (金森隆志)
今回のオススメはコチラのVHS (DVD)です。2004年にリリースされたモノです。実は自分は彼の事をあまり知らなかったんです。理由はトーナメントに出場してもいなかったし、ルアービルダーでもないし... ただ大きな疑問が一つありました。それは「なぜ?メガバスの伊藤社長が彼の事を認めたのか?」という疑問です。当たり前の事ですが、一企業の社長が直々に会社の看板アングラーとして、無名なアングラーと契約するはずは絶対にありえません。が...作品の中でボコボコのメタニウムを操る、彼のバスフィッシングのスタイルは流石です。上手いです!! 彼には何か人を寄せ付けるもの凄い力があると思います。最後に伊藤社長の言葉で「金森は枝を見ないで、森を見ようとして釣りをしている」が印象的でした。ヤフオクでポチれ。
オススメ度:★★★★★★★☆☆☆ (10/7)