オーバーホール で受付けしました シマノ 10 コンプレックス 2000HF3 (024879) です。ハンドルを巻くと チリチリ と異音がします。また使用している時にラインがヨレてしまうそうです。また全体的に乾いている感じがします。自身でオーバーホールしてから 調子が悪い… 近所に釣具店が無い… このような ケースでお困りの方は お問い合わせ ください。ムサシオーバーホール 事業部ではスペアパーツも 豊富に在庫があります。


シマノ10コンプレックス2000HF3のオーバーホール完了!異音やラインヨレの原因解明

ギア用オイル&グリス、通常ベアリング用 オイル、ワンウェイクラッチ用グリス 補充完了!その他…医療用超音波洗浄機まで完備しております。


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まずはオープンですが… スピニングリールは 展開図通り に組んでも良くなる事は殆どありません。調整をしながら組み上げなければけないんです。中途半端に 組み上げてしまうとギアの噛み合わせが悪く にズレ傷(クセ) が付いてしまいより 悪くなってしまいます。バイク の エンジン組み立て作業 に似ています。そうなると 触らなかった方が良かった!という事になります。ご注意ください。


オーバーホールの基本ステップは以下の通りです:①完全バラ ②完全洗浄 ③完全磨き上げ が基本です。[展開図]



クリアランス調整

シマノ ステラ 2500S-J オーバーホール修理値段今回は ベアリング を新品に変えるので ベアリング公差(はめあい) なる調整を行います。これは ステラ や ヴァンキッシュ 等の スピニングリール には 傘歯車 が 使用されており 密接精度 が高く 調整が しっかりとなされているので 新しい ベアリング を入れると フィーリング や ギア圧 が変わってしまいます。また 古いグリス(垢)を落とすという事は 痩せてしまう という表現でもいいかもしれません。最終的なシム調整幅は 0.1~0.5mm にて 行っています。俗にいう バックラッシュ の調整です。


シマノ 07 ステラ 2500 オーバーホールメンテナンス写真今回入れる(前回はいっていた) ベアリング幅 4.00mm に対して 実測は 3.99~3.98mm 幅 なので サイドベアリングを2つ交換した場合は 0.3mm位の クリアランス が発生します。この調整をしないで リール を組み上げた場合は ギア に 古い跡 と 新しい跡 がついてしまい おかしな フィーリング になってしまいます。(キリキリ鳴ったり、途中、ガッコンと落ちます) また新しい ギア を入れる作業も同等の 調整 が必要となってきます。


今回の ラインよれ の原因でもある ベアリング類 の劣化。ベアリングは2種類のオイルで洗浄です。回転の調子を整えますよ~


ギアに傷が入ってしまっているので グリス に テフロン剤 も混ぜて強めに締め上げます。


シマノ 12 ヴァンキッシュ 4000XG 分解修理メンテナンス写真スピニングリールの命でもある ローラークラッチベアリング も徹底的に見直しです。


スプール内部のワッシャーにも異常は無し。


そして完了です。最後に全体的な調整を済ませて完成です。今回の代金は 5,000円+ベアリング代金 でした。リールのオーバーホール&メンテナンス、修理チューンはお任せください。リールは大切に!修理オーバーホールの申し込みは こちら からお願いします。