本日も夕方から ロッド&リール の室内業務日でした。出勤前の毎度の寄り道ならぬ 寄り川です。本日はいつも車から見える景色である 瀬田川唐橋 の下部にきました。


天気予報

水位・雨量・放水量
日時 2019年 4月 18日 (木曜日)
琵琶湖水位 (6時平均) 5cm
洗堰放流量 (現在) 45m³/s
平均日雨量 (琵琶湖水域前年比) 2.4mm
水温 14.0℃

いよいよ今週から4月第四週に突入した。この時期は一番大きな魚が水揚げされる時期だ。


瀬田川 ~中央南エリア~

数ヶ月前からバイクを手に入れ 隈なく瀬田川オカッパリ調査を繰り広げているが、まぁまぁな広さだ。思ってもいない所に 思ってもいない工事がされておりビックリした。ここら辺にもブロック類が沈んでいた。あとこの辺は駐車すると直ぐに おまわりさんが、切符を持ってきてくれるので ありがたく頂戴しよう(笑) 遠方から来られる方はコインパーキングに車を止めて 歩いてくる方が多いかな?


タイミングが合えば大きいのが釣れそうだ。明日からは琵琶湖生活の始まりです。


続・北マリアナ諸島へ

前話の続きです。次に南部エリアにある 旧日本軍 の空港にきた。現在はサイパン国際空港となっているが、スペイン統治時代から アスリート という地名が残っており、アスリート航空と呼ばれていた。ちなみにスペイン語で アス=持ち物、リト=人名。つまり “リトさんの土地” という意味だ。目の前に見えるのが、旧日本軍の燃料タンクとなる。アメリカ軍はとても戦略的に戦争を仕掛けてきていたので 空港設備、燃料タンク & 弾薬庫 は無傷で残っている。これらの施設も占領してから使われていた。


地下に行ってみると鍵が開いていたので入れた。燃料貯蔵庫は 15.24m×10.67m×6.0m 中型のタンクが3つ静かに眠っている。少し油臭いところは当時と変わらないままだろう。リペッドを見ていると物凄い職人芸ならぬ 打ち抜き加工 が施されている。当時から日本のスキルは健在だ。

話は少し反れるが「日本軍になぜ大きな損失が出てしまったとのか?」という疑問に対しては 今日でもいろいろな見解や考え方がある。兵力の差や火力の差とかいろいろあると思うが、自分が一番感じる事は軍の指揮の取り方だと思う。日本は極めて縦社会のトップダウン式であったからだではないかと思う。例えば何かを決議する時は上司(上官)に相談しなければならない。フンドシの色まで指示されてきており、替えのフンドシが無い時は…そんな事考えれば分かるだろ!という事まで本社(本部)に相談しなければならない。これは今現在の日本社会でも変わってはいない。トップダウン式の社会図というのは優勢(好景気)にはいいかもしれないが、劣勢(不況)になった時は本当に弱い。

一方の同時期に地球の裏側で連合軍の上陸作戦(ノルマンディー Dデイ)に備えて指揮をとっていた ドイツ軍の各司令官は小さなグループ(ワークプロジェクト)を立ち上げ 自身の足で周辺を周り、部下とタバコを交わしたりしながら 積極的に情報交換を交わし 3等兵(平社員) からなども意見や不満を取り入れていたという。結果、史上最悪の負傷者(失敗)を出した上陸作戦となった。サッカー等を観戦してみても分かると思うが、チームワーム(枠社会)を大切にする社会組織図だ。


瀬田川釣果情報 2019 写真そして基地の外に展示されているのが、第九連隊のチハ戦車の残骸だ。第九連隊は満州からサイパンまで援軍部隊で44両が 派遣されたが一時間程で滅多打ちにされ全滅してしまったそうだ。この戦車の残骸は 日本靖国神社、そして 静岡若獅子神社に今でも眠っている。内部の後部座席には剥き出しの シリンダー部分が今でもみてとれる。


次に島の北東にある マニャガハ島(ビーチ) 通称 軍艦島 を案内してもらう事になった。ここには 旧日本軍の トーチカ(野戦築城) が残っている。近海に迫る敵船を追い払う時に使っていた 大砲 があるらしい。


瀬田川釣果情報 2019 写真見えてきた!残念ながらここには 韓国人 と 中国人 の観光地となっており 日本人は一人もいない… タンヤカタンヤカ~カムニハムニダニダ という中を歩いていく。レアな観光ポイントだ。


まず見えてきたのが、旧日本海軍 高射機銃 93式13mm対空機銃だ。あと10年もすれば朽ちて無くなってしまうだろう。


そして 島の裏から見えてきたのが…


瀬田川釣果情報 2019 写真トーチカだ!天空の城ラピュタのスケッチネタのようだ。


重量6690瓩(キロ)と書かれている。戦時中は英語表記が禁止だった。


瀬田川釣果情報 2019 写真そして帰りは簡易的な潜水艦に乗り 零式水上偵察機(沈船) を見てみた。これも旧日本軍の船で偵察中に米軍に撃沈された。全長120mもある大迫力な船だ。綺麗な熱帯魚と共に 日本兵は残骸とともに眠る 永遠の平和をここに誓う。