本日も夕方から ロッド&リール の室内業務日でした。出勤前の毎度の寄り道ならぬ 寄り川です。最近はタックルなんでもサービスみたいになっており 「リールの錆びを落としてくれ」「リールの異音をみてくれ」「ガイドのセッティングをみてくれ」「ゴールデンウィーク釣りに連れてってくれ」とか色々なリクエストがあります。フィールドが近いと本当に便利ですね。
天気予報
水位・雨量・放水量 | |
日時 | 2019年 4月 17日 (水曜日) |
琵琶湖水位 (6時平均) | 5cm |
洗堰放流量 (現在) | 40m³/s |
平均日雨量 (琵琶湖水域前年比) | 2.4mm |
水温 | 14.0℃ |
本日は夕方から 小雨が降った。春のデカプリ祭り開幕まであと少しですね。
瀬田川 ~最南端エリア~
本日は瀬田川最南端エリアを見てみます。目の前に見えるのが 南郷洗堰(なんごうあらいぜき) となり、ここで琵琶湖の放水調整を行う。自分の経験から 放水量と釣果の関係は一つの湖上伝説みたいな所があると思います。
この辺はバリアフリー工事が施工されており、酔っ払いが落ちる事もよくあるのだ。
キャストしてみてみる!途中、延べ竿をたらしている おっちゃんと話をかわす「さっきまでモロコに行ってきたが、全然釣れておらん」との事だった。魚は深い…
気候は そろそろいい感じ~
ジャイロキャノピー整備日誌 No.11 ~エンジン&ギアオイル交換
親族や友人が機械関係の仕事についていないと メンテナンス の事には関わる事ない人も多いと思う。また教えてくれる人も以外と少ない…それなので少しでも残しておきます。まず 2サイクル(2スト) のオイルは2種類使われている。1つはエンジンオイル、そしてギアオイル(ミッションオイル、デフオイル) これらはエンジンを動かす血液みたいなモノで交換を怠るとエンジンが焼けてしまったり、色々な悪症状を起こす原因となる。たまにオイル交換を知らない女の子なんかがいたりもする。自分も過去に船外機を焼いてしまった事もあり、最重要な課題となっている。また 修理代金もかかり修理期間も長いのが本当に辛い。
まずは 2サイクル(2スト) に必要なのが エンジンオイル。パッケージに “2CYCLE” と書かれている。スピードメーターの オイルランプ が点灯したらこの エンジンオイル を補充する。メーカー純正を選ぶのが最良の選択かなと思う。*2サイクルの乗り物は 排ガス規制 なる法律の対象となり生産終了となっている。それなのでこのオイルも見る事は無くなるかもしれない。
入れ方は簡単で 通常はガソリンタンクの横にある OILキャップを外し ここに入れるだけだ。ガソリンスタンドで給油の際に頼む事もできる。また2ストの船外機や草刈機、チェンソーなんかは 混合ガソリン なるモノを入れる。それらの小型エンジンには オイルタンクが付いてないので予め メスシリンダー(メモリ付きカップ) でガソリンとオイルを混ぜて燃料をつくる。オイルや混合比の種類も実に多い。
次に交換するのが ギアオイル(ミッションオイル、デフオイル) だ。パッケージには 10W-30 とか MINERAL OIL とか表記されている。これらのオイルの汚れは目でみるしかないので メーター等に オイルランプ が点灯する訳ではない。くれぐれもこのオイルをエンジンオイルに入れる間違いだけはしないようにしよう。オイルには様々なグレードや種類があり 値段の格差も激しい。残念ながら高額なオイルを入れれば エンジン のパワーが上がるという事ではない。
エンジンオイルというのは…クランクケースの中ではこれらのギアがグルグルと回っている。ギアの潤滑や放熱を支えているのが このギアオイルとなる。ギアは金属なので 微量のカス、スラッジ(沈殿物) が常に発生する。ギアオイルの交換は 毎3000km が通常と言われているが、毎1000km位で交換している人もいる。
ジャイロキャノピーの オイルドレンボルト(止栓ボルト) は左下、そして右上は オイルチェックボルト(入栓ボルト) は右上となる。左下から抜き、右上から入れる。ちなみに船外機は下から入れる。
まずはカウル類を外します。
そして 廃棄油 を受け取る準備をして ドレンボルト を外します。ジュワ~と出てきました。
そしてお約束事で オイルシール(ワッシャー) は毎回新品にする。どちらにしても140円だった。そして オイルドレンボルトを閉める。
必要な容量をとって注入する。ジャイロキャノピーの場合は 0.39L と表記があった。ブチュ~
これでよしだ!