スモラバ自作 フレアスモラバオリジナル写真いつの間にか 国内バスフィッシングシーン において定番となった「スモラバ=スモールラバージグ」この手のジャンルの釣りについては 好みが別れる所でもあるが、意外と名アングラー達は これらのスモラバを巧みに操る スモラバマスター が多い。スモラバといっても ラバージグがスモールだけで 比較的 デカバスが釣れてしまうのだ。近年スモラバから 派生した「フレア系スモラバ=エリマキ付きスモラバ 例:エグジグ、D-JIG等」の釣果は すこぶる良いと思う。今回は自分なりの スモラバ製作方法 をSEO対策として 残しておこうと思います。参考までにどうぞ!

元祖スモラバマスター 江口俊介


スモラバマスターの技術を斜め横から解説!最新のスモラバ製作方法

スモラバ自作 フレアスモラバオリジナル写真

①PEライン (抜き糸用)
②Aスレッド (細いモノに限る)
③ピンバイス または リューター (ガードの穴を開ける)
④ニッパー
⑤ペンチ


スモラバ自作 フレアスモラバオリジナル写真まずは ジグヘッドを用意する。スモラバには様々なコンセプトが 既に存在している。①水平姿勢を保てる ジグヘッド (ハンガー、吊るし系) 良いとか… ②ヘッドが 小さい方 が根掛かりを回避 (スタック&ハングオフ、掛けて外す) できる とか…諸説色々とあります。まずは自分で試してみるベしと言う事で 今回は デコイ社 ヴァイオレンスジグヘッド を使用する事にした。


ジグヘッド加工

スモラバ自作 フレアスモラバオリジナル写真開封後に一番 初めに行う作業、ジグヘッド首元への 溝入れ加工 を行う。首元を ニッパー で軽く摘み 回転させます。これは フレア系スモラバ を製作する上で一番重要な 作業の “キモ“となる。


スモラバ自作 フレアスモラバオリジナル写真何故かというと図のように 切り込みが入る事により、スレッドを巻きつけた時に エリマキを「ピン」と 立たせる事が 可能 となるからだ。


スモラバ自作 フレアスモラバオリジナル写真因みに左側が 溝無し のジグヘッド、そして右側が 溝付け を施したヘッドとなる。美味しそうなのどちらか見れば 一目瞭然 だろう。この 巻き方 を探してた人も 多いハズ だ。


スモラバ自作 フレアスモラバオリジナル写真次に ガードブラシ の穴を開ける。ドリル の刃は 1.2mm 程でいいだろう。ゆっくりとやさしく押し当てよう。難しい人は まず 画鋲等で キッカケ(パイロットホール) を作ると開けやすいと思います。


スモラバ自作 フレアスモラバオリジナル写真ガイドホール が完成したら、カッター で バリを取る。バリ を取ったら再度、ドリル の刃を通し 丸い穴をキープする。


これくらいのズレがあっても、最終的には 樹脂系接着剤 で センター を出せばいいので 心配はない。


ジグヘッド塗装

スモラバ自作 フレアスモラバオリジナル写真次にカラーリング作業に移る。色々な方法でヘッドを染色する事が可能だが、個人的にオススメなのが自動車用のカラータッチペン。安くて塗膜も厚く色々なカラーバリエーションが存在する。また プロテック社 パウダーペイント なんてのもある。[画像]


スモラバ自作 フレアスモラバオリジナル写真カラーリング後は乾燥させよう。そして ヘッド作業はここまでとなる。


ラバーを巻く ~巻き編~

スモラバ自作 フレアスモラバオリジナル写真次にラバーを巻く。ラバージグ用のラバーも色々と存在しており、迷ってしまうのが本音だろう。デコボコしたモノ、極太なモノ、ラウンド(丸い)モノ 等々。今回は オーソドックス なモノをチョイス。[スモラバ用ラバー購入こちらから]



スモラバ自作 フレアスモラバオリジナル写真そしてラバーの量だが、これも人それぞれの好みとなる。大凡は 2束 となるようだが、今回は 1束の 1/3 ずつx三束 = 0.9束 を使用する事にした。やや薄めのラバー密度、カラーは スジエビ系のイメージ。アプローチ方法は 軽めで “フワッ” と落とす作戦だ。[スモラバ用ラバー購入こちらから]


スモラバ自作 フレアスモラバオリジナル写真ラバーを束ねたら Oリング や スレッドの輪 にラバーを通す。


スモラバ自作 フレアスモラバオリジナル写真そして ラバーの端を落とす。


スモラバ自作 フレアスモラバオリジナル写真次に ジグにラバーをセットして、ジグをバイスにセットする。抜き糸を通して、下巻きスレッドを2周巻く、そして抜き糸を抜く。


スモラバ自作 フレアスモラバオリジナル写真次に メインスレッドを再度、巻く。


スモラバ自作 フレアスモラバオリジナル写真再度の手順を繰り返し、最終的に 巻き回数は 4周 で仕上げるのが 上手く巻くコツかとも思う。キツめに巻けば不思議と緩まない仕組み。また 慣れてくれば バイス無しでも巻けるようになる。


ラバーを巻く ~仕上げ編~

スモラバ自作 フレアスモラバオリジナル写真そして、バイスからジグを外し ラバーを360度 均等になるように 指で引っぱり 揃える。


スモラバ自作 フレアスモラバオリジナル写真次に エリマキを作るためにヘッド部分をカットする。


スモラバ自作 フレアスモラバオリジナル写真最終的に重要なのが しっかりとスレッドが切り込みに入るように ラバーを全体的に スライドさせる。


スモラバ自作 フレアスモラバオリジナル写真もう一度、左が失敗例、そして右側が成功例。ピリピリと 美味そうに巻こう!


完成

スモラバ自作 フレアスモラバオリジナル写真そして 全体的なカット方法だが、スモラバは3箇所の セクションから構成される。上から ショート&ミディアム、そして ロングとなる。攻殻類の ヒゲや足、尻尾をしっかりとイミテートしよう。また フレアを強調したようだったら 360度 回しながら ショートカット するのもいいだろう。


スモラバ自作 フレアスモラバオリジナル写真
今回は2種類を用意した。左から ①ブラウン系のカラー ②グリーン系のカラー と右はラメ入り。この辺も自身の ストロングカラーを築き上げたい所ですね。

JB TOP50 第3戦 最終日のスモラバ 青木大介



実釣

スモラバ自作 フレアスモラバオリジナル写真いざフィールドへ!そして釣れた!! サイズは問わず格別な一尾となる。次はスモラバ用のロッドを作ります。続く