2016年 春 “活躍したワームと使い方 ベスト5”
2016年の柔らかい商売道具5点
2016年の四半期(春)総括。まず一般の平均釣果ですが、マリーナから2馬力免許不要艇が毎日、20艇程出船して45アップを釣って来られるボートが3〜7艇程でした。数字から見ると琵琶湖といえども難しいフィールドと季節だったなと思います。今回はリップラップガイドサービスで使用したワームと使い方をSEO対策も踏まえて残して置こうと思います。これから琵琶湖に挑戦してみたい方は是非参考にしてみてください。個人的な意見ですが、まずはスピニングタックルでの釣行がおすすめです。理由は魚を沢山さわれますし、色々な方面から楽しみ方が理解できるからです。そんなこともあり今回はライトリグ(ワーム)を推奨しています。今回の記事は3月〜5月には役に立つワームとメゾットです。この記事の対象者はバス歴1年未満、及び2.3回。予算はタックル1万円未満とします。6月になると釣れませんので悪しからず。
»ゲーリーヤマモト・カットテール 5インチゲーリーヤマモトのワームは本当に良く釣れます。諸説色々な理由がありますが、私が思うには重さ(比重)があるからだと思います。このワームには大量の塩が混ざっており、ほっておいても自然と底へと落ちて行きます。色々なゲストさんを見ましたが、4メートルラインが境目でした。(ボートに乗っているとこのホールアクションが難しいんです。理由はラインが水流に絡んでしまい流されてしまうからです。)大きな魚程、ボトムに着底した時に喰ってきます。もしくは着底して2.3秒のボーズを入れた時です。リグはネコリグやジグヘッドが有効でした。まずはフリーフォールさせてボトムしっかりとる事です。
»ズーム・スワンプクローラー圧倒的にネコリグでの釣果がいいのがこのワーム。これが魚から何に見えるのかは謎ですが、プリッ!プリッ!とした動きに反応しているようです。カラーは明色と暗色+ラメを使い分けるのがいいと思います。ワームの素材もプラスチック系の素材で針持ちも良いです。ゲーリーワームに比べてワームが軽いので0.9グラムのネコリグなどでフワッと落とすのに有効です。2016年は特に軽いシンカーが良く釣れました。
»ゲーリーヤマモト・ヤマセンコー3インチこちらもゲーリーヤマモト社ヤマセンコーです。線香に見えるのでセンコーです。このスティックベイトは釣れないと思っている人が多かったのが正直な答えです。このワームの使い方は簡単で動かさないように動かす事です。水中ではボインボインと動いています。魚からみると痙攣している小魚のように見えるようです。ライトキャロなどで引いてきてウィードの枝などに引っ掛かって外れた瞬間にバイトが集中しました。水温が上昇してきて魚の動きが鈍くなった時に有効な釣り方です。ゲストさんから「面白くない釣りだ」との意見も貰いました。何もしないアクションが重要な時も多々あります。リグはスプリットショットやキャロで活躍しました。
»イマカツ・カーリーゴビィ3インチスポーニング期間中にはこれらのカーリーテールが良く釣れます。バスは産卵が終わるまでは自分の産卵巣の周辺にうろつく外敵を攻撃してきます。このワームはボディ全体に入るリブが動く時に引っ掛かりブリブリと全体を揺らしながら動きます。その動きが絶妙で大変良く釣れました。小さいボディながら55センチまで釣れます。操作も簡単で大きな魚が釣れるこの様なワームは重宝しました。比重が軽いので1.8グラム位までのスプリットショットリグなどが有効です。
»バークレー・パルスワーム3インチこちらのワームは前者と正反対な動きでやや8の字にウネウネとロールしながら動きます。個人的なデータですと圧倒的にプリスポーンがヒットしました。このパルスワームはブリスターパックに入った新製品もありますが、旧型の方がだらしない動きで好きです。こちらも1.8グラム位までのスプリットショットリグなどが有効です。
»上記のワームを操作するのに必要なタックル:
ロッド:スピニング65MLくらい。
リール:スピニング2500番
ライン:フロロカーボン 4ポンド〜5ポンド
リグ:ネコリグ、ジグヘッド、ダウンショット、ライトキャロ
*重さはいずれも0.9グラム〜2.7グラム
ワンポイントアドバイス:天候や魚のいるレンジでカラーや重さを換える必要があります。例:魚が浮いている時は0.9グラムのスワンプクローラーネコリグ、カラーはウォーターメロン。魚が沈んでいて活性が低い時にはゲーリーヤマセンコーのジグヘッド、カラーはグリーンパンプキンなどなど。
琵琶湖バスフィッシングガイドリポート~安藤様~ 00cm
リッ プラップガイドサービスの瀧川です。本日は琵琶湖でガイド業を行ってきましたのでリポートです。5月26日。今週から春パターンから初夏パターンに移行している琵琶湖。スピニングタックルとベイトタックルを上手く混ぜて使うのが釣果への近道のようでした。
はじめての琵琶湖。はじめてのバスフィッシング。
本 日のゲスト様はリップラップガイドサービスご利用はじめてとなる東京からお越しの安藤様です。安藤様は写真家で比叡山の写真を納めにきたそうです。最終日の滋賀訪問は時間を持て余してるそうで、ガイドサービスご依頼です。
本日の天気予報です。午後からは雨が降るそうだったが、雨は降らず。
2016年5月26日(木)
6時の琵琶湖水位 -7cm
現在の洗堰放流量 30m³/s
前日の琵琶湖流域の平均日雨量 2.8mm
水温:22.50℃
6:55分に大津駅へクラインアント様を迎えに上がります。
クライアント様はロッドも握った事はないそうです。「どうですか?」
次にタックルの準備です。「スピニングのベールにラインを通してください。」
「出来ました!」「違います...」
「ワームは何色がいいですか?」「グリーンパンプキンでお願いします。」
では出発です。
おっ!ヒットです。ジャンプでバレてしまいます。ここで事件です。
「お腹が痛いので帰りたいです。代金は払います。領収書をください。」「了解です。また遊びにきてください。」
P.S お土産をもらいました。極上!築地せんべい。またよろしくお願いします。
琵琶湖バスフィッシングガイドリポート~今野様~ 49cm
リッ プラップガイドサービスの瀧川です。本日は琵琶湖でガイド業を行ってきましたのでリポートです。5月24日。先週の頭から右上がりだった釣果も横ばい。どちらかと言えばシャローが釣れ始めている様子。ボートで釣行を立てるよりは、オカッパリの方が釣れているような気配でした。
3度目の正直なるか?デカバスを捕獲セヨ。
本 日のゲスト様はサービスご利用3度目となる、トラウト好きな今野様です。前回、クライアント様が来湖された時はタックルが不十分で魚が触れず。今回はロッドを新調達されてのご依頼です。クライアント様はロッドの素材やガイドの口径などの知識もつけておられるお方です。本日は購入されたロッドを用いてのガイドサービススタートです。
本日の天気予報です。本日も絶好の釣り日和となった。午前中はバイトが少なかった。午後になり少しずつだがバイトが得られた。
2016年5月24日(火)
6時の琵琶湖水位 -6cm
現在の洗堰放流量 100m³/s
前日の琵琶湖流域の平均日雨量 0mm
水温:22.50℃
タックル紹介
クライアント様はまだリグの名前さえも解らないので、ゆっくりと時間を作ります。フックのサイズがなかったり、シンカーが揃っていなかったりと色々とあります。今回、クライアントはシマノ社ポイズングロリアス 266-L2(ろくろく)を購入されてきた。ただスピニングリールが3000番で飛ばなくなってしまった。理由はキャストした時にラインがガイドにチョークし過ぎてしまっていた。
朝一は木ノ浜から赤野井沖まで流します。
今日はがんばりましょう!
ウィ〜ン
朝一はウィードの上に浮いている子バスをかけて、ロッドの調子を見てみる事にしました。
まずはティップ...
ヒット。ヒッヒ〜
次はベリー
ヒット!ヒッヒ〜
そしてバット
ヒット!なるほどね〜
私にもヒット!
ヒット!
ヒット!
ヒット!
ヒット!
ヒット!グッドサイズ!
ヒット!グッドサイズ!
次は50オーバーを狙いに行きましょう。という事でラインを狙いながら一緒にキャストを繰り返します。ワームはゲーリーグラブの2.7グラムのライトキャロ。動かすと喰わない状態でした。
ビックバイトです。ロッドがぶち曲がります!
49cm!!(>°))))彡) 「ロッドがいい仕事してくれたよ〜 琵琶湖は面白いね〜 イッヒッヒッ〜」
今野様、本日は一日、ありがとうございました。またよろしくお願いします。
琵琶湖バスフィッシングガイドリポート ~上杉様~ 45cm
リッ プラップガイドサービスの瀧川です。本日は琵琶湖でガイド業を行ってきましたのでリポートです。5月21日。最近の琵琶湖の様子ですが、5日前の大雨を境に沢山の魚がシャローに差してきた様子。50アップを何本も釣ったアングラーの方も多数おられました。
ウィードの新芽を狙え!
上杉様
本 日のゲスト様はリップラップガイドサービス6度目のご利用となる、三重県からお越しの上杉様です。上杉氏からは、ある日突然ガイド申し込みを依頼をされて からのお付き合いです。タックルやルアーはそれ程のコレクションはなく、ある道具とルアーを工夫して釣りたいというスタイルです。本日のリクエストは 「一緒に魚を探したい」とのリクエストでした。そういう事でクライアント様のリクエストのカウンターを入れていくという事でスタートです。
本日の天気予報です。絶好の釣り日和となった。程よい風が吹いた。昨日と一昨日は琵琶湖は爆釣した。
2016年5月21日(火)
6時の琵琶湖水位 0cm
現在の洗堰放流量 150m³/s
前日の琵琶湖流域の平均日雨量 0mm
水温:19.50℃
本日のクライアント様が用意したロッド。アブホーネットのデビルスティンガー69ライトアクション。物置から拾ってきたらしい。低弾性のスローアクション。設計バランスがとれており、とても素晴らしいロッド。安くていいロッドとはこういうロッドだと思う。
本日の用意したリグは...①ジグヘッド ②ライトキャロ ③ハードベイト の3種類のリグ。自分だけが釣るのではなく、2人で探りながらのリグが必要となった。結局はジグヘッドでカナダ藻の新芽を釣っていく事で釣果が得られた。
たいらな常に心と書いて「平常心」
バリバリオーラの上杉様。「釣るぞ〜」
キャ〜
本日もプリティー山脈へ。
キャ〜
ヒット!
これじゃない!
ヒット!
ヒット!
30オーバーの猛攻にあいます。
ミドルクランクを突き刺してはカナダ藻を探します。探した所でキャストしていると...
ビックバイトです。「落ち着いてください!平常心ですよ。」
45cm!(>°))))彡)「なるほどね〜!」
エリアを絞るのが難しかった一日でした。
上杉様、本日はありがとうございました。またよろしくお願いします。あれ?!
P.S お土産&夕飯ごちそう様でした。
琵琶湖バスフィッシングガイドリポート~島田様~ 34cm
リッ プラップガイドサービスの瀧川です。本日は琵琶湖でガイド業を行ってきましたのでリポートです。5月18日。最近の琵琶湖の様子ですが、一昨日の大雨を境に沢山の魚がシャローに差してきた様子。50アップを何本も釣ったアングラーの方も多数おられました。
琵琶湖の "eF" を狙え!
本 日のゲスト様は大津市にお住まいの島田様です。島田様は中学生の頃にバスフィッシングを毎日、楽しまれたそうです。最近になって仕事仲間様の影響もあり、久々にロッドを購入し琵琶湖に浮かばれたそうですが、激変した琵琶湖は激ムズだそうです。最近では2馬力同窓会を楽しまれているそうで琵琶湖には数回浮かばれているそうです。前回は4月に琵琶湖に出船されて30cm位の魚を一本釣ったのみだそうです。本日のお題は「沖で釣りがしたい」というリクエストです。あとエレキモーターの操船も教えて欲しいとの事でした。
本日の天気予報です。絶好の釣り日和となった。程よい風が吹いた。
2016年5月18日(火)
6時の琵琶湖水位 6cm
現在の洗堰放流量 150m³/s
前日の琵琶湖流域の平均日雨量 27.1mm
水温:19.50℃
本日は五月晴れ。本来ならばゴールデンウィークに見られるような空。
クライアント様のタックル紹介。上からアルデバランBFS, 16アンタレス DC, 14メタニウムHGを持参。アンタレスにはPEが巻いてあった。本日は5グラムのヘビダンで釣りたいとの事でした。上から2番目の 16アンタレス DC をチョイスした。それなので私が提案した釣りは沖のウィードエッジとブレイクを撃ってみましょう。というプランでスタートです。
島田さん!少し時間が掛かるかもしれませんが、ゆっくり撃っていきましょう。
私にヒットです。
少しレンジを間違えると巨ギルがヒットしてしまいます。
その周りにはギルネスト喰いバスがウロウロ。53cm!!
40オーバー!!
移動を繰り返します。
難しいですね!
ワン!ツ〜。ワン!ツ〜。「ん??う??」
ヒット!34cm...
琵琶湖バスフィッシングガイドリポート~今野様~ 00cm
リッ プラップガイドサービスの瀧川です。本日は琵琶湖でガイド業を行ってきましたのでリポートです。5月16日。本日より沖縄は梅雨入り。南湖の西岸では既に元気なアフタースポーニングが釣れ始めている様子。
ボロンロッドでデカバスを狙え!
本 日のゲスト様は北海道からお越しの今野様です。期間未定で滋賀県に来られているそうです。今野様は自身のレインボートラウトやイトウの釣りスタイルを持たれている方です。そんなタックルを駆使して、琵琶湖のバスフィッシングを攻略したいとの事です。釣れるか釣れないのではなくて「自分と魚との経験値を積みたい」というベテランアングラー的なリクエストを提示されるクライアント様です。残念ながら本日は魚は触れずでした。
本日の天気予報です。私は中止、及び延期を提案したが、クライアント様の意向で風裏ポイントガイドとなりました。
2016年5月17日(月)
6時の琵琶湖水位 6cm
現在の洗堰放流量 150m³/s
前日の琵琶湖流域の平均日雨量 27.1mm
水温:19.50℃
今回も持参したサーモンやトラウト用のボロンロッド。80オーバーのサーモンにも絶えれるらしい。ボロンロッドというのはタングステンの繊維が混入された、いわば金属性のロッド。バスでいうならば高弾性チューブラのロッドの上位機種にあたる。10年前はバス業界でも騒がれたが、自重やコストの関係で流行にはならなかったらしい。今回の持ち込んだスペックは75Hと60MHの超高弾性ロッド。
朝一は北風が1m程の「そよ風」状態でした。
今野様。おはようございます。お久しぶりですね。今週は2週間前よりもバイトが弱く丁寧に釣る必要があります。
瀧川さん。お久しぶりです。色々とベイトタックルを購入しましたよ。バスは思っている以上に繊細さが要求される釣りでしたよ。
本日は雨が降っていたので、0.9グラムから1.8グラムのカットテールのネコリグで3.5m〜4.0mを時間ギリギリまで狙った。残念ながらクライアント様のロッドは1.8グラムの重さまでしかルアーが背負えなかった。
上手くアジャストできれば良型が狙えるエリア。
クライアント様にヒットです。45オーバーです。次の瞬間「あっ〜!!」
ジャンプでバレてしまいました。バイトを弾いてしまいます。
もう一回ヒットです。次の瞬間「あっ〜!!」
またバレてしまいました。
私にもヒット!
ヒットです!
やっぱり琵琶湖を攻略するには、もっと繊細なロッドが必要かもしれません。今野様は凄く繊細な釣りがお好きなようですので64Lのソリッドティップ位がお勧めですよ。
今度はまたロッドを揃えてみますよ。
今野様、本日は一日、ありがとうございました。またよろしくお願いします。